タスクの管理

タスクの管理

Zoho CRMでは、2024年2月28日をもって[活動]タブが廃止されます。廃止後は、これまで[活動]タブでまとめて表示されていたデータ(予定、タスク、通話)は、データの種類に応じて、[予定]、[タスク]、[通話]のそれぞれのタブで引き続き確認/管理することができます。 
利用条件
必要な権限
[タスク]タブへのアクセス権限(表示/作成/編集/削除の権限)が必要です。

各プランの機能と制限を確認する                       

タスクの作成

タスクとは、業務を進めるために必要な作業、やるべきこと(ToDo)です。通常、タスクには期限が設定されます。Zoho CRMの[タスク]タブでは、タスクのデータと、その関連データを管理できます。タスクのデータを作成するには、件名、タスクの担当者、期限を入力し、連絡先や取引先などの関連データを指定します。 [タスク]タブには、必要に応じてカスタム項目(独自の項目)を追加できます。

タスクを作成するには
  1. [タスク] タブで、画面の右上にある [タスクを作成] をクリックします。
  2. タスクの作成 画面で 、タスクの詳細をし入力ます。 

  3. [保存する] をクリックします。

注:
  1. タスクが完了として識別されるのは、タスクのステータスを完了用の値に更新したときのみです。
  2. なお、完了として識別されるのは、システムによってあらかじめ用意されている完了用のステータスの値に更新したときのみです(完了用のステータスの初期値は[完了]です)。それ以外の値の場合、意味としては完了したことを表していたとしても、システム的にはタスクが完了したものとしては識別されません。

繰り返しのタスクの設定 

特定の期間に繰り返す必要があるタスクを作成するには、該当のタスクを繰り返すように設定できます。繰り返しの回数や期限を設定することが可能です。繰り返しの種類には、毎日、毎週、毎月、毎年の他、独自の頻度を設定することもできます。

繰り返しの種類を設定するには
  1. 繰り返しの種類として、 [毎日] [毎週] [毎月] [カスタム] (頻度を個別に指定)のいずれかを選択します。
    1. [カスタム]を選択する場合、次の手順を実行します。
      1. [頻度] には、 [毎日] [毎週] [毎月] [毎年] のいずれかを選択します。
        1. 毎日 :タスクを繰り返す頻度(間隔)として日数を指定します。


        2. 毎週 :タスクを繰り返す頻度(間隔)として週数を指定し、実行する曜日を指定します。


        3. 毎月 :タスクを繰り返す頻度(間隔)として月数を指定し、実行する日付または曜日を指定します。


        4. 毎年: タスクを繰り返す月と日付、または月と曜日を指定します。


  2. [終了] には、タスクの繰り返しを終了するタイミングや日付を指定します。
    1. なし :タスクの繰り返しを終了するタイミングを指定せず、タスクを無期限に繰り返すように設定します。
    2. ○回後 :タスクを繰り返す回数を指定します。
    3. 特定の日付 :タスクの繰り返しを終了する日付を指定します。


注:
  1. タスクの繰り返しを設定する場合、その前に期限を設定する必要があります。
  2. 繰り返しの種類を[毎日]に設定した場合、週末と休日を除外するよう設定することも可能です。
  3. 繰り返しの種類に[毎月]を選択した場合、期限となる日付が営業日でない場合に期限を翌営業日に設定するようにすることも可能です。

タスクにリマインダーを設定するには 

タスクの期限前にリマインダーで通知するように設定することも可能です。通知方法として、メールやポップアップ、またはその両方を指定できます。また、通知のタイミングとして、期限日の指定した時間や、期限前の指定したタイミングを設定できます。また、リマインダーを繰り返すように設定することも可能です。   

リマインダーを設定するには
  1. [リマインダー] 設定の切り替えスイッチをクリックして、有効にします。
  2. 表示された画面で通知のタイミングを指定します。
    特定の日時を指定することも、期限前の特定のタイミングを指定することもできます。


  3. [繰り返しの種類] を選択します。
  4. 通知方法を選択します
    [メール] [ポップアップ] [両方] )。


メモ: 
  1. 他のユーザーのタスクを作成する場合、設定画面の上部にある [担当者への通知] のチェックボックスを有効にすることで、タスクの割り当て時と完了時に、タスクの担当者にメールで通知できます。
     


    タスクの担当者への通知のタイミングは、次のとおりです。
    1. 新しいタスクが別のユーザーによって割り当てられたとき
    2. 既存のタスクの担当者が変更されたとき
    3. タスクが完了したとき 

タスクの編集

必要に応じて、いつでもタスクを編集したり、タスクの繰り返しの種類を変更できます。 
 
タスクを編集するには
  1. タスクの一覧ページから、対象のタスクにカーソルを合わせて 鉛筆(編集) アイコンをクリックします。または、対象のタスクの詳細ページから、画面の右上にある [編集する] ボタンをクリックします。
繰り返しの種類の編集
タスクの保存後に、必要に応じて、繰り返しの種類の設定を変更できます。また、繰り返しのタスクの期限を延長したり、前倒したりすることも可能です。
  1. 単発のタスクを繰り返しのタスクに変更する
    単発のタスクを作成した後に繰り返しのタスクに変更する場合は、タスクを編集して、繰り返しの種類を設定します。 
  2. 繰り返しのタスクを停止する
    繰り返しのタスクを作成した後にその繰り返しを停止する場合は、タスクを編集して、繰り返しの設定を無効にします。今後のタスクを削除することも可能です。 


注:
  1. 繰り返しの種類を無効にした場合、該当のタスクの繰り返し設定を通じて今後予定されていたタスクがすべて削除されます。
  2. 繰り返しのタスクのうち、最初のタスクを編集して繰り返しの種類を無効にした場合、今後予定されていた繰り返しのタスクは削除され、最初のタスクが単発のタスクに変更されます。
繰り返しのタスクのリマインダー設定は、あとから編集することも可能です。編集する際、リマインダー設定の変更内容を、今後予定しているすべてのタスクに適用するか、編集中のタスクにのみ適用するかを選択できます 

タスクの一括作成

特定のタスクを複数のデータに対して作成する場合、データごとにタスクを作成する代わりに、複数のデータに対してタスクを一括作成できます。 
繰り返しのタスクを一括作成するには
  1. 対象のタブ をクリックします。
  2. データの一覧ページで、対象のデータのチェックボックスを選択します。
  3. 画面の上部にある [タスクを作成する] ボタンをクリックします。
  4. 表示された画面でタスクの詳細を入力し、 [繰り返し] を有効にして、繰り返しの詳細を設定します。
  5. 繰り返しの [種類] を入力して、 [終了] のタイミングを指定します。
  6. [完了する] をクリックして繰り返しの設定を完了し、最後に [保存する] をクリックして、タスクの設定を保存します。

[タスク]タブの標準項目

[タスク]タブで使用できる標準項目は、次の表のとおりです。

項目名
説明
タスクの担当者
タスクを担当するユーザーの名前を選択します。
件名*
タスクの件名を入力します(必須項目です)。
期限
タスクの期限を指定します。
見込み客/連絡先
タスクに関連付ける見込み客または連絡先を選択します。
取引先
タスクに関連付けるその他のデータを選択します。
ステータス
タスクのステータス(進捗状況)を指定します。
優先度
タスクの優先度を指定します。
担当者への通知
チェックボックスを有効にすると、タスクの担当者に通知メールが送信されます。
リマインダー
チェックボックスを有効にすると、タスクのリマインダー通知が設定されます。
繰り返し
チェックボックスを有効にすると、繰り返しのタスクとして設定されます。
詳細情報
タスクの詳細を入力します。

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