見込み客とは、自社の商品やサービスに興味があり、購入する可能性がある組織や個人のことです。見込み客に関する情報をより正確に把握することで、購入する可能性の高い有望な見込み客(潜在的な顧客)を特定できます。このため、見込み客情報の収集と管理は、営業プロセスの最初の一歩として重要です。展示会、セミナー、広告、キャンペーンなどのさまざまな経路を通じて見込み客の詳細情報を収集した後は、商談につなげるよう見込み客をフォローアップし、継続して管理することが有効です。情報の適切な管理とフォローアップを続けることで、営業成果の向上につなげることができます。
見込み客の管理の基本的なプロセスは、どのような業界でも同様です。ただし、業界や組織によって使われている言葉が異なる場合があります。Zoho CRMでは、
[見込み客]
タブを使用して見込み客の詳細を管理できますが、タブの名称や使用する項目などは、要件に応じてカスタマイズすることも可能です。事業内容に合わせて
企業間
(B2B)/
企業と個人
(B2C)のどちらの取引に対応することも可能です。なお、Zoho CRMの[見込み客]タブのデータには、相手先の組織(会社や部署)、人(窓口や担当者)、商談機会(商談や案件)に関する情報をまとめて登録します。その後、見込み客へのフォローがうまく行き次のステップに進むタイミングで、よりきめ細かく管理できるよう、種類ごとにデータを分けて変換することが可能です(見込み客→取引先/連絡先/商談)。