1.Zoho CRMとZoho Deskを連携できません。なぜですか?
権限が設定されていない:初期設定では、Zoho CRMで連携機能を設定できるのは管理者の権限を持つユーザーのみです。管理者の権限を持っていない場合、マーケットプレイスで連携機能のインストール/設定を行うことはできません。Zoho CRMとZoho Deskを連携できない場合は、権限が設定されているかどうか確認してください。
APIキーが無効になっている:連携機能を設定する際にユーザーが無効になっていると、APIキーも無効になります。この場合、Zoho CRMとZoho Deskを連携することはできません。管理者は、該当のユーザーを有効にすることで、連携機能を設定できるようになります。
[取引先]タブが無効になっている:Zoho CRMとZoho Desk間の連携では[取引先]、[連絡先]、[商談]タブは標準タブです。連携機能を設定すると、これらの各タブの関連リストにはZoho Deskの問い合わせのデータが表示されます。Zoho CRMで[取引先]タブが無効になっている場合や、[取引先]タブで[取引先名]の項目が使用していない項目として設定されている場合、連携機能を設定することはできません。[取引先]タブや[取引先名]の項目が使用可能な状態であることを確認してください。
アカウントがすでに登録されている:利用中のZoho CRMアカウントがZoho Deskの別の組織とすでに関連付けられている場合、すでに連携が設定されている旨のエラーメッセージが表示されます。過去に連携したかどうかが分からない場合は、まずZoho CRMとZoho Deskが連携済みかどうかを確認します。連携済みの場合は、過去の連携設定を削除してください。
データが破損している:連携機能を設定するにあたって、Zoho CRMとZoho Desk間でデータを同期しようとした際にデータが破損した可能性があります。この場合、Zoho CRMとZoho Desk間の連携を再度設定すると、問題が解決します。
Zoho CRMとZoho Desk間の連携の設定において、Zoho CRMの関連リストが該当のカスタムタブで有効になっていない可能性があります。
有効にするには、Zoho CRMで[設定]→[マーケットプレイス]→[Zoho]→[Zoho Desk]→[管理]の順に移動し、関連リストの欄でZoho Deskの問い合わせを表示するタブとして該当のカスタムタブを選択します。
3.Zoho CRMの連絡先の詳細ページで問い合わせを作成しましたが、該当の問い合わせが表示されません。ただし、Zoho Deskでは表示されます。なぜですか?
担当者が所属する部門ではない別の部門で問い合わせが作成された可能性があります。
問い合わせを表示するには、該当の部門の権限が設定されているかどうか確認してください。部門の権限を設定すると、他の部門の問い合わせもZoho CRMで表示できるようになります。
権限を設定するには、Zoho Deskで[設定]→[一般]→[部門]の順に移動し、該当の部門でユーザーを有効にします。
4.Zoho Deskの画面でZoho CRMとの連携の設定を保存しようとすると、ポータルに対してCRM連携が認証されていない旨のエラーメッセージが表示されます。なぜですか?
利用中のZoho CRMのプランが、連携機能に対応していないプランにダウングレードされた可能性があります。利用中のプランによっては、Zoho CRMで利用できる機能が異なります。
各プランで利用できる機能については、こちらをご参照ください。
Zoho CRMの無料プランでは連携機能は利用できませんのでご注意ください。
該当の連絡先にメールアドレスの値が登録されていない場合、関連リストからZoho Deskの問い合わせを新しく追加できません。メールアドレスの値が登録されると、問い合わせを新しく追加するためのメニューが関連リストに表示されます。
このエラーは一時的なエラーです。連絡先や取引先の関連リストから問い合わせを作成するとエラーが解決します(ダミーの問い合わせでも可)。作成後にブラウザーを再読み込みすると、[Zoho Desk]タブが表示されるようになります。
同期が停止している可能性があります。設定画面からZoho Deskとの同期を再開する必要があります。
同期を再開するには、Zoho CRMで[設定]→[マーケットプレイス]→[Zoho]→[Zoho Desk]→[管理]→[同期設定]の順に移動し、再開の操作を実行します。
8.Zoho CRMで連絡先や取引先のデータを削除すると、Zoho Deskでも削除されます。なぜですか?
初期設定では、Zoho CRMで連絡先や取引先のデータが削除されると、Zoho Deskでも該当のデータが削除されます。必要に応じて、Zoho Deskではデータが削除されないように設定できます。
設定を変更するには、Zoho Deskで[設定]→[マーケットプレイス]→[Zoho]→[Zoho CRM]→[設定]の順に移動します。
各種設定の欄に移動し、Zoho CRMの連絡先/取引先が削除された際にZoho Deskで行う処理として[Deskで対応する連絡先/取引先を削除しない]を選択します。