顧客データを扱うにあたって、セキュリティは重要課題です。安全でないネットワークからは、Zoho CRMのデータにアクセスされないようにする必要があります。また、組織によっては、セキュリティをより強化するために、Zoho CRMの利用をオフィス内のみに限定したい場合もあるでしょう。そこで、Zoho CRMへのログインとサービスの利用を、特定のIPアドレスのみに制限することが可能です。
許可するIPアドレスの設定では、管理者が個々のユーザー、特定の役職、グループのIPアドレスを追加できます。これにより、ユーザーは、追加されたIPアドレスから以外は、Zoho CRMにログインできなくなります。この制限は、他のすべてのZohoサービスにも適用されます。したがって、たとえば在宅勤務時の自宅のネットワークなど、特定のIPアドレスからZoho CRMにアクセスできない場合は、該当のIPアドレスからはその他のZohoサービス(例:Zoho MailやZoho WorkDriveなど)にも同様にアクセスできませんのでご注意ください。
許可するIPアドレスを設定済みの場合は、[設定]→[ユーザーと権限]→[セキュリティ設定]から引き続き、許可するIPアドレスの設定を行うことが可能です。ただし、許可するIPアドレス設定を一旦無効にすると、再び有効にして設定し直すには、Zoho Directoryから設定を行う必要があります。Zoho Directory連携についての詳細は、こちらのヘルプページをご参照ください。
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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