顧客、関係者、売上などの重要情報を取り扱う際には、アカウントへの不正アクセスに対する予防策を講じる必要があります。
CRMアカウントのセキュリティ設定は、顧客情報を安全に管理するための対策です。未知のネットワークや安全でないネットワークからの個人情報への不正アクセスは、防がなければなりません。その対策として、許可するIPアドレスを設定できます。これにより、設定したIPアドレスを通じてのみ、ユーザーがCRMの組織アカウントにアクセスできるように制限することが可能です。その他のIPアドレスからのアクセスは、自動的に制限されます。また、ユーザーごとのIPアドレスを追加したり、特定の役職またはグループのユーザーのIPアドレスを追加したりすることも可能です。
その他の許可されていないIPアドレスを通じてログインしようとしたユーザーに対しては、「このIPアドレスからのアクセスは拒否されました」という旨の警告メッセージが表示されます。このIPアドレスの制限は、モバイルやタブレットからのログインにも適用されます。また、ユーザーの認証トークンを使用するAPIについても、許可されていないIPアドレスからのリクエストは拒否されます。
許可するIPアドレスの設定は、Zohoアカウントの利用自体を制限する設定であるため、Zoho CRM以外の他のすべてのZohoサービスの利用時にも適用されます。したがって、たとえば自宅のネットワークのIPアドレスなどの特定のIPアドレスを通じて、Zoho CRMにアクセスできない場合は、該当のIPアドレスからは、Zoho MailやZoho WorkDriveなどの他のZohoサービスにも同様にアクセスできません。関連情報:IPアドレスの設定
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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