Zoho CRMでは、要件に応じたさまざまなユーザーのグループを作成して、データを効率的に共有、管理できます。たとえば、「営業チーム」、「サポートチーム」、「マーケティングチーム」といったグループを作成し、それぞれにユーザーを関連付けることが可能です。特定のグループに関連付けられたユーザーは、該当のグループに共有されたデータにアクセスでき、また、データに対する処理を実行できます。
次のカテゴリーのいずれかを通じて、グループのメンバー(グループに所属するユーザー)を選択することが可能です。ユーザーを個別に選択するだけでなく、役職や他のグループなどを選択することもでき、グループにユーザーを効率的に関連付けることができます:
[グループ]タブでは、次の操作を実行できます:
さまざまなユーザーを分類したグループを作成し、データを共有できます。
グループを作成するには
新しいグループを作成した後、必要に応じて、いつでもグループにユーザーを関連付けることができます。グループのメンバーは、ユーザー、役職、役職と部下、別のグループ、テリトリー、テリトリーと下位のテリトリーなどから選択して、関連付けることができます。グループのメンバーを関連付けた後、グループに対してデータ共有ルールを適用することで、グループにデータを共有できます。これにより、グループに関連付けられているユーザーが該当のデータを利用できるようになります。
グループを作成した後、必要に応じて、グループ名とメンバーを変更できます。
グループを編集するには
不要になったグループは、いつでも削除できます。グループを削除すると、すべてのデータ共有ルールが自動的に更新され、変更が反映されます。そのため、再適用の処理を実行する必要はありません。
グループを削除するには
Zoho CRMでは、データの担当者として1人のユーザーを設定します。ただし、グループとデータ共有ルールを使用すれば、データへのアクセス権限を複数のユーザーに許可することが可能です。グループを作成し、データ共有ルールを適用すると、グループのメンバーは権限設定に従って、各タブのデータにアクセスできるようになります。ただし、権限設定でアクセスが許可されていない場合、データ共有ルールが適用されても、該当のタブのデータにはアクセスできません。
たとえば、権限設定において[商談]タブへのアクセス権限が許可されていないユーザーは、グループへのデータ共有ルールが適用されても、[商談]タブにはアクセスできません。
グループにデータを共有するには
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
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