テリトリーの階層に基づく売上予測

テリトリーの階層に基づく売上予測

Zoho CRMの売上予測は、初期設定では、役職の階層に基づいて機能します。ただし、テリトリー管理設定を有効にすると、テリトリーの階層に基づいて機能するようになります。Zoho CRMのテリトリー管理は、条件を指定し、取引先を自動的に分類する機能です。これにより、営業担当者に対して、取引先を柔軟かつ効率的に割り当てることができます(関連情報:テリトリー管理)。

  • 管理者権限を持つユーザーが、売上予測を作成できます。
  • テリトリーの管理者は、管理するテリトリー、下位のテリトリー、テリトリーに所属するユーザーのそれぞれに対して、目標を設定できます。
  • 役職の階層に基づく売上予測では、役職ごとに目標を1件のみ設定できます。一方、テリトリーの階層に基づく売上予測では、ユーザーが所属するテリトリーごとに異なる目標を設定できます。

利用条件
必要な設定
テリトリー管理機能を有効にしている場合にのみ、テリトリーの階層に基づいて売上予測を利用できます。


組織の売上予測の設定

まず、管理者権限を持つユーザーが、Zoho CRMアカウントで組織全体の売上予測を設定する必要があります。売上予測の設定では、次の項目を設定します:

  • 売上予測の対象期間(毎月または毎四半期)
  • 会計年度の開始月
  • 売上予測の目標設定で基準とする項目
    (組織の要件に応じて、あらかじめ項目を作成しておく必要があります)
メモ
  • 月/四半期の売上予測は、一度のみ作成できます。ただし、作成後に、売上予測の詳細を変更することは可能です。

テリトリーの階層に基づく売上予測の作成

テリトリー管理機能を有効にすると、テリトリーの階層に基づいて売上予測を作成できます。一旦有効にすると、既存の売上予測の設定はすべて削除されますのでご注意ください。

  • 各テリトリーには、月/四半期ごとに売上予測を1件のみ設定できます。
  • 各テリトリーに管理者を割り当てることができます。
  • 各ユーザーには、所属するテリトリーごとに1件ずつ売上予測の目標を設定できます。複数のテリトリーに所属する場合、複数の売上予測の目標を設定することが可能です。
  • 売上予測を作成できるのは、テリトリー管理者と管理者権限を持つユーザーのみです。管理者以外のユーザーは、自分の目標を設定することはできません。
  • テリトリー管理者は、自分の目標を設定できます。ただし、テリトリー管理者の上位ユーザーが目標を変更した場合、テリトリー管理者は該当の目標を変更できなくなります。
  • たとえば、テリトリーの階層が3段階であり、第1階層のテリトリー管理者のみが設定されているとします。この場合、第1階層のテリトリー管理者が実行できる操作は、次のとおりです:
    • 月/四半期の売上予測の作成時に、第1階層と第2階層の売上予測の目標を設定する。
    • 売上予測の作成後に、第3階層の売上予測の目標を設定する(個々のユーザーの目標を設定するには、第3階層まで掘り下げて詳細を表示する必要があります)。
  • テリトリーに管理者が設定されていない場合、上位のテリトリーの管理者が、下位のテリトリーに所属しているユーザーの目標を設定できます。
  • 売上予測のレポートは、テリトリーの階層に基づいて作成されます。

月/四半期の売上予測を作成するには

  1. [売上予測]タブに移動します。
  2. [+売上予測を作成]ボタンをクリックします
    (ボタンは、売上予測を初めて作成する際には表示されません)。
  3. 選択リストから、テリトリーを選択します。
  4. 選択リストから、対象の期間として月/四半期、および、を選択します。
    選択した期間(月/四半期)の売上予測が作成されます。
  5. 対象期間(月/四半期)の売上目標を入力します。



  6. 下位のテリトリーの目標(下位の階層のテリトリー)の目標を入力します。
    テリトリー全体の目標と、テリトリー管理者の目標を設定できます。売上予測を作成した後、該当するテリトリーと下位のテリトリーに所属する他のユーザーの目標を設定できるようになります。
  7. 各ユーザーの目標を入力します。
    最上位の階層のテリトリーに所属するユーザーのみが一覧表示されます。他のテリトリーに所属するユーザーの目標を設定するには、それぞれの階層のテリトリーの詳細を表示する必要があります(関連情報: 売上予測の表示)。
  8. [保存する]をクリックします。

下位のテリトリーと、所属するユーザーの目標の設定

それぞれの下位のテリトリーまで掘り下げて表示(ドリルダウン)することで、下位のテリトリーや、その管理者とユーザーの目標を設定できます。下位のテリトリーと、その管理者の目標は、売上予測の作成時に設定できます。該当の目標を設定していない場合、下位のテリトリーを編集して設定できます。

下位のテリトリーの目標を設定するには

  1. [売上予測]タブで、選択リストから[月]または[四半期][年]を選択して、売上予測の詳細を表示します。
  2. 下位のテリトリーの名前をクリックすると、次の階層の売上予測の目標を表示(ドリルダウン)できます。



  3. 変更する項目の[編集する]リンクをクリックします。
    アクセス権限に基づき、テリトリー、テリトリー管理者、ユーザーの目標を編集できます。



  4. [保存する]をクリックします。

売上予測の表示

売上予測の画面に表示される内容

  • 目標:設定されている目標。テリトリー、下位のテリトリー、テリトリー管理者、ユーザーのそれぞれに対して、目標を設定できます。
  • 達成値:該当のテリトリーと下位のテリトリーで受注した商談を基に集計された値。これには、該当のテリトリーに所属していないユーザーが担当する商談も含まれます。
  • 進行中の商談:対象期間(月/四半期)における進行中の商談を基に集計された見込みの値。これには、該当のテリトリーに所属していないユーザーが担当する商談も含まれます。
  • 達成率:目標を達成した割合。
  • 不足率:対象期間(月/四半期)において、目標達成のために不足している値の割合。
  • 目標の不整合アイコン:目標値の合計と、下位のテリトリーとユーザーごとの目標値の合計が一致しないことを表すアイコン。



  • 成績優秀者アイコン:目標を達成した役職とユーザーを表すアイコン。
  • 目標未設定:目標が設定されていない場合に、テリトリー、テリトリー管理者、ユーザーの売上予測の目標の横に、テキストが表示されます。



  • 管理者アイコン:テリトリー管理者を表すアイコン(上の画像を参照)。

表示内容の更新(再計算)

対象期間(月/四半期)の売上予測の表示内容を更新する方法は以下の2つです。選択した方法に応じて、目標、達成値、進行中の商談の値、達成率、不足率、目標の不整合の値が再計算されて更新されます。

  • [再計算する]:現在表示しているテリトリーについて、売上予測の数値を再計算します。
  • [全階層で再計算する]:すべてのテリトリーと下位のテリトリーについて、売上予測の数値を再計算します。



売上予測のドリルダウン(掘り下げによる詳細表示)

各ユーザーは、所属しているテリトリーに基づき、売上予測の詳細を表示できます。自分が所属しているテリトリーの詳細だけではなく、下位の階層のテリトリーの詳細を確認することが可能です。たとえば、最上位の階層のテリトリーのユーザーは、下位のテリトリーと、所属しているユーザーに設定されているすべての目標と達成状況を表示できます。一方で、下位のテリトリーのユーザーは、自分の目標と達成状況、および該当のテリトリーに設定された目標と達成状況のみ、表示できます。


  • 達成値:目標の達成に貢献した受注商談の合計値が表示されます。表示をクリックすると、該当の商談の一覧が表示されます。
  • 目標達成数:対象期間(月/四半期)に受注した商談数が表示されます。
  • 進行中の商談数:対象期間(月/四半期)に完了予定の商談数が表示されます。
  • 進行中の商談:対象期間(月/四半期)における進行中の商談の合計値が表示されます。表示をクリックすると、該当の商談の一覧が表示されます。
  • テリトリー名:[ドリルダウン]リンクをクリックすると、下位の階層のテリトリーの一覧を表示できます。さらに下位の階層のテリトリーの詳細を表示(ドリルダウン)することが可能です。下位のテリトリーに設定されている目標や達成値などを確認できます。
  • 役職/ユーザー名:一覧で役職またはユーザーをクリックすると、下位の階層の詳細を表示(ドリルダウン)できます。該当の役職/ユーザーに設定されている目標や達成値の詳細を確認できます。


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