テリトリー管理の利用

テリトリー管理の利用

テリトリー管理について

  • テリトリー管理を有効にすると、取引先/連絡先/商談のデータをテリトリーを用いて分類できます。
  • 分類したい属性や基準に応じてテリトリーを作成し、各テリトリーに対して下位のテリトリーを作成することで、テリトリーの階層構造を設定できます。また、割り当ての条件を設定し、その条件に基づいて、テリトリーにデータを自動で割り当てることが可能です。
  • これにより、データが作成または変更されたときのテリトリーの割り当てを自動化することが可能です。
  • 下位のテリトリーの割り当ては、親テリトリーの条件が満たされた場合にのみ行われます。
  • 取引先や連絡先に対しては、最大10件のテリトリーを割り当てることができます。ただし、商談に対しては、テリトリーを1件のみ割り当てることが可能です。
  • 各テリトリーには、管理者を設定できます。管理者は次のことができます:
    • テリトリーに所属するユーザーに対して、売上予測を作成する
    • テリトリーに所属するユーザーに対して、権限を設定する
  • テリトリーの管理者は、該当のテリトリーに関する[表示/編集]の権限を持ちます。
  • テリトリーは、通常、データに自動的に割り当てられます。必要に応じて、テリトリーの管理者は、自分のテリトリーや下位のテリトリーをデータに手動で割り当てることが可能です。また、アカウント(組織)の管理者権限を持つユーザーも、データにテリトリーを手動で割り当てることができます。
  • 1人のユーザーに対して、複数の売上予測を作成できます。ユーザーは、自分の売上予測を作成できません。ユーザーに対して売上予測を作成できるのは、管理者のみです。
  • 不要になった場合、テリトリー管理を無効にすることが可能です。その後、あらためてテリトリー管理が必要になった場合、再度有効にすると、既存のテリトリーの階層構造をそのまま利用できます。

テリトリーのデータへのアクセス権限

テリトリー管理では、次の条件に基づいて、テリトリーのデータにアクセスできるユーザーが決まります:

  • 権限設定におけるタブごとの権限
  • テリトリーにおいてユーザーに設定された権限

ユーザーは、次の場合にのみ、テリトリーのデータを編集できます:

  • 対象のタブにおけるデータの編集権限を持っている。
  • データに割り当てられているテリトリーの[表示/編集/削除]の権限を持っている。
  • データに割り当てられているテリトリーの管理者である。
メモ
  • ユーザーは、自分が担当者になっているデータにアクセスできます。
  • 子データには、親データと同じ権限が設定されます。
  • 管理者権限を持つユーザーは、すべてのデータにアクセスできます。

役職ごとの権限

役職権限
管理者
  • テリトリー管理機能を有効/無効にする
  • テリトリーを作成する
  • テリトリーのユーザーを追加/削除する
  • 必要に応じて、テリトリーをデータに手動で割り当てる
テリトリー管理者
  • テリトリーの下位のテリトリーを作成する
  • テリトリーのユーザーを追加/削除する
  • テリトリーの売上目標を設定する
  • 取引先/連絡先/商談のテリトリーを手動で変更する
テリトリーのメンバー(表示のみの権限)
  • 取引先/連絡先/商談を表示する
  • テリトリーの売上予測を表示する
テリトリーのメンバー(表示/編集の権限)
  • 取引先/連絡先/商談を作成または編集する
  • テリトリーの売上予測を表示する
データの担当者
  • 権限設定に基づく機能を実行する

テリトリー管理の有効化

組織アカウントでテリトリー管理を有効にする前に、テリトリー管理の利用の判断基準を必ずご参照ください。以下の2つの方法で、テリトリー管理機能を有効にすることが可能です:


テリトリーの階層を最初から設定する:テリトリーの階層を最初から自由に作成できます。

役職による階層をテリトリーの階層に反映する:役職による階層構造を複製して、テリトリーの階層に反映できます。役職内のすべてのユーザーが、対応するテリトリーのユーザーとして追加されます。(新しい役職の階層内の)役職の代表ユーザーは、テリトリー管理者に自動的に設定されます。組織の要件に応じて、いつでもテリトリーの階層を変更できます。

このように、テリトリーの階層を最初から設定するか、役職による階層をテリトリーの階層に反映するかのどちらかの方法を選択することが可能です。テリトリー管理の方法は、一旦選択すると、別の方法に変更できません。

テリトリー管理を有効化すると、次のことが可能になります:

  • すべての取引先/連絡先/商談に、[テリトリー]項目が自動的に追加されます。



  • 取引先/連絡先/商談のデータの一覧ページに選択リストが表示され、テリトリーを選択できるようになります。



  • テリトリーの階層に基づいて、売上予測を作成できるようになります。複数のテリトリーに所属するユーザーは、テリトリーごとに売上目標を設定できます。


テリトリー管理を有効にするには

  1. [設定][ユーザーと権限][テリトリー管理][テリトリー]の順に移動します。
  2. [開始する]をクリックします。
    次のいずれかの方法を選択し、テリトリーの階層を設定します。
    • [役職による階層を反映する]:役職による階層を複製し、テリトリーの階層に反映できます。
    • [最初から始める]:テリトリーの階層を最初から作成できます。

テリトリーの商談ルールの有効化

テリトリーを作成するには、該当のテリトリーにどのような取引先を割り当てるか、条件を設定する必要があります。取引先を割り当てるための条件(取引先ルール)に加えて、商談を割り当てるための条件(商談ルール)を有効にすると、該当のテリトリーにどのような商談を割り当てるか、条件を設定できます。商談ルールを有効にすると、テリトリーを作成するか既存のテリトリーを編集するたびに、商談ルールを追加できるようになります。

商談ルールはいつでも無効にできます。商談ルールを無効にすると、関連付けられている取引先のテリトリーに基づいて、商談にテリトリーが自動的に再割り当てされます。商談ルールを再度有効にすると、商談ルールに基づいて、商談にテリトリーが自動的に割り当てられます。

商談ルールを有効または無効にするには

  1. [設定][ユーザーと権限][テリトリー管理][テリトリー]の順に移動します。
  2. 右上にある[設定を表示する]リンクをクリックします。
  3. [テリトリー設定]画面で、 [有効にする]または[無効にする]リンクをクリックします。


テリトリーの作成

アカウント(組織)の管理者権限を持つユーザーは、テリトリーを作成できます。また、テリトリー管理者は初期設定で、下位のテリトリーを作成する権限を持っています。

テリトリーを作成するには

  1. [設定][ユーザーと権限][テリトリー管理][テリトリー]の順に移動します。
  2. [新しいテリトリー]をクリックします。
  3. [テリトリーの作成]画面で、次の項目を入力します:
    • テリトリーの[名前]を入力します。
    • 一覧から、[テリトリー管理者]を選択します。
    • 検索アイコンをクリックして、[上位のテリトリー]を選択します。



    • ユーザーを検索して追加し、[権限]を割り当てます。
      選択したユーザーは、該当のテリトリーに割り当てられたデータにアクセスできるようになります。すべてのユーザーに対して、データの[表示のみ]または[表示/編集/削除]のいずれかの権限を一律に設定することが可能です。
    • [取引先ルール]で、取引先の条件を設定します。
      このルールの条件に基づいて、Zoho CRMの取引先にテリトリーが割り当てられます。関連情報:取引先へのテリトリーの割り当て
    • [商談ルール]で、商談の条件を設定します。[設定]で商談ルールが有効になっている場合のみ、商談の条件を設定ができます。
      設定した条件に基づいて、商談にテリトリーが割り当てられます。関連情報:商談へのテリトリーの割り当て



    • [詳細情報]を入力します。
    • [作成する]をクリックします。

下位のテリトリーの作成

各テリトリーの配下に、下位のテリトリーを作成できます。下位のテリトリーに管理者を設定しなかった場合、親テリトリーの管理者が下位のテリトリーの管理者になります。

下位のテリトリーを作成するには

  1. [設定][ユーザーと権限][テリトリー管理][テリトリー]の順に移動します。
  2. [テリトリーの階層]画面で、対象のテリトリーにカーソルを合わせて、[+](下位のテリトリーを作成する)アイコンをクリックします。



  3. [テリトリーの作成]画面で、詳細を入力します。詳細は、テリトリーの作成手順をご参照ください。

テリトリーの削除

テリトリーを削除すると:

  • テリトリーの詳細は、完全に削除されます。
  • 下位のテリトリーを、階層内の別の親テリトリーに移動するよう求められます。
  • 現在の四半期/今月と前四半期/前月に対して作成した売上予測はそのまま残ります。

テリトリーを削除するには

  1. [設定][ユーザーと権限][テリトリー管理][テリトリー]の順に移動します。
  2. [テリトリーの階層]画面で、対象のテリトリーにカーソルを合わせ、ごみ箱(削除する)アイコンをクリックします。



売上予測の管理

テリトリー管理を有効にすると、テリトリーの情報を売上予測に反映し、四半期/月ごとの売上予測を作成できます。関連情報:テリトリー階層に基づく売上予測

(テリトリー管理を有効にした後で)組織の売上予測を設定するには

  1. [売上予測]タブで、[開始する]をクリックします。
  2. [売上予測の設定]画面の[目標の期間]で、[毎月]または[毎四半期]を選択します。
  3. [会計年度の開始月]一覧から、対象の月を選択します。
  4. 会計年度の基準として、[開始月]または[終了月]を選択します。こちらの選択内容に基づいて、売上予測に表示される対象の年が決まります。
    たとえば、[4月]から[3月]までの会計年度の基準として[終了月]を選択した場合、2022年~2023年の期間の売上予測は、[2023年]として表示されます。
  5. [目標の項目]の一覧から、対象の項目を選択し、[保存する]をクリックします。
    設定を確定すると、ユーザーの売上予測の作成を開始できます。

テリトリー管理の無効化

テリトリー管理を無効にすることが可能です。この機能を無効にすると、次の情報にアクセスできなくなります:

  • [取引先]、[連絡先]、[商談]タブ内のテリトリーに関連する情報
  • テリトリー階層に基づく既存の売上予測(完全に削除されます。代わりに、役職による階層に基づいて売上予測を作成できるようになります)

テリトリー管理を無効にするには

  1. [設定][ユーザーと権限][テリトリー管理][テリトリー]の順に移動します。
  2. [テリトリー管理を無効にする]をクリックします。



関連情報

    Zoho CRM 管理者向けトレーニング

    「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。

    日々の営業活動を効率的に管理し、導入効果を高めるための方法を学びましょう。

    Zoho CRM Training










                          • Related Articles

                          • テリトリー管理の利用の判断基準

                            前提条件 こちらのページの内容は、テリトリー管理機能の概要について理解していることを前提としています。Zoho CRMのテリトリー管理機能については、テリトリー管理の概要をご参照ください。 はじめに テリトリー管理は、顧客(取引先)をグループ化して担当者を柔軟に割り当てることができる機能です。これにより、組織内のチーム間で顧客データを簡単に共有できます。テリトリー管理機能を利用すると、次のことが可能になります: テリトリーを作成し、対象とする顧客(取引先)の条件を設定する ...
                          • テリトリー管理の概要

                            テリトリーとは テリトリーとは、顧客(取引先)をグループ化する機能です。これにより、組織内の営業チーム間で顧客データを簡単に共有できます。地域、業界、商品、売上見込みなどのさまざまな条件で、テリトリーを設定できます。 テリトリー管理とは ...
                          • テリトリーの階層に基づく売上予測

                            テリトリーの階層に基づく売上予測 Zoho CRMの売上予測は、初期設定では、役職の階層に基づいて機能します。ただし、テリトリー管理設定を有効にすると、テリトリーの階層に基づいて機能するようになります。Zoho CRMのテリトリー管理は、条件を指定し、取引先を自動的に分類する機能です。これにより、営業担当者に対して、取引先を柔軟かつ効率的に割り当てることができます(関連情報:テリトリー管理)。 管理者権限を持つユーザーが、売上予測を作成できます。 ...
                          • テリトリーの割り当て

                            テリトリーの割り当て方法 自動 取引先、連絡先、商談のデータの作成時または更新時に、テリトリーが自動的に割り当てられます。 データがテリトリーの条件に一致する場合にのみ、下位のテリトリーについて検証されます。 データがテリトリーの条件に一致しない場合、同じ階層の次のテリトリーについて検証されます。 データがテリトリーの条件に一致する場合、該当のテリトリーが割り当てられます。さらに、同じ階層の他のテリトリーや下位のテリトリーの条件に一致するかどうかが検証されます。 ...

                          Resources

                          Videos

                          Watch comprehensive videos on features and other important topics that will help you master Zoho CRM.



                          eBooks

                          Download free eBooks and access a range of topics to get deeper insight on successfully using Zoho CRM.



                          Webinars

                          Sign up for our webinars and learn the Zoho CRM basics, from customization to sales force automation and more.



                          CRM Tips

                          Make the most of Zoho CRM with these useful tips.