CRM for Everyoneでは、Zoho CRMの操作画面が新しくなりました。

新しい操作画面は、以下の2つの部分に分かれています。
- メニュー:こちらから各種タブにすばやくアクセスできます。

- メインの画面:実際にデータを表示したり、処理を実行したりする画面です。メニューで選択した内容が表示されます。
たとえば、画面左側のメニューで[商談]タブを選択すると、メインの画面には商談データの一覧が表示されます。

メインの画面
画面左側のメニューで、折りたたみアイコンをクリックすると、メニューを非表示にして、メインの画面を最大化できます。これにより作業効率を向上できます。
なお、必要に応じて、展開アイコンをクリックすると、メニューを再度表示できます。

データの関連リストのメニュー
関連リストのメニューからは、関連データにすばやくアクセスできます(例:データに関連するメール、メモ、商談、活動、カスタムタブのデータなど)。関連リストのメニューは、非表示にするか、表示するかを選択できます。
初期設定では、関連リストのメニューは非表示になっています(関連リストのアイコンのみが表示されます)。これにより、画面のスクロールを減らし、画面上により多くの情報を表示することが可能です。関連リストのメニューが非表示になっている場合、関連リストのメニューのアイコンにカーソルを合わせると、関連リストの一覧が表示され、一覧から関連リストの選択操作を行うことができます。ただし、関連リストのメニューを頻繁に使用する場合は、関連リストのアイコンをクリックして、関連リストのメニューをメインの画面の左側に表示することが可能です。
画面左側のメニューから、次のようにさまざまな操作を実行できます。
- チームスペースの切り替え
- 各種タブへの移動
以下では、その詳細を説明します。
チームスペースの切り替え
チームスペースは、Zoho CRM内でチームが共同作業を行うためのスペースです。たとえば、部門、チーム、プロジェクトごとに作成できます。複数のチームスペースに所属している場合、チームスペースを切り替えることができます。チームスペースを切り替えるには、以下の手順を実行します。
- 画面左側のメニューでチームスペースの選択リストをクリックします。
- 対象のチームスペースを選択します。
チームスペースの管理
Zoho CRMの組織の管理者とチームスペースの管理者は、チームスペースの選択リストの隣にあるメニューから、新しいチームスペースの作成、およびチームスペースの設定が可能です。

関連情報:
チームスペースの管理レポート
レポート機能では、抽出したり集計したりしたデータを、一覧または表形式で表示し、分析することが可能です。レポートにアクセスするには、画面左側のメニューで[レポート]をクリックします。クリックすると、アクセス権限のあるすべてのフォルダーとレポートの一覧が表示されます。 対象のフォルダーに移動し、レポートを選択すると、メインの画面にレポートのデータ一覧が表示されます。
メモ:
画面左側のメニューに[レポート]が表示されない場合、チームスペースの管理者によってレポート機能が無効に設定されている可能性があります。
アナリティクス
アナリティクス機能では、Zoho CRM内のデータに関する表やグラフをダッシュボード上にまとめて表示し、分析できます。また、作成したダッシュボードは、組織内のユーザーに共有することが可能です。ダッシュボードにアクセスするには、画面左側のメニューで[アナリティクス]をクリックし、対象のダッシュボードを選択します。
メモ:
画面左側のメニューに[アナリティクス]タブが表示されない場合、チームスペースの管理者によってアナリティクス機能が無効に設定されている可能性があります。
自分の申請

[自分の申請]タブでは、別のチームのチームタブに対して申請データ(依頼や課題など)を登録できます。また、自分の申請を管理したり、進捗状況を確認したりすることも可能です。申請を追加するには、画面左側のメニューで[自分の申請]をクリックし、選択リストで対象のチームタブを選択します(選択リストには、自分が[申請者]として追加されているチームタブのみが表示されます)。対象のチームタブを選択した状態で、[新しい申請]をクリックすると、新しい申請データを作成できます。
チームタブと申請者の概要については、
こちらの記事をご参照ください。
マーケットプレイス

[マーケットプレイス]のページでは、拡張機能の追加や管理が可能です。拡張機能を利用すると、Zoho CRMを他のサービスと連携するなどして、Zoho CRMの機能を拡張できます。マーケットプレイスで拡張機能(アプリ)の追加や管理を行うには、画面右上にある
[マーケットプレイス]アイコンをクリックします。
データの検索
検索欄に情報を入力すると、Zoho CRM内のすべてのタブから一致するデータを検索できます(Zohoサービス全体を対象としてデータを検索することも可能です)。

各種操作メニュー

画面右上からは、以下の各種操作メニューにもアクセスできます。
- かんたん追加:さまざまなタブのデータをすばやく追加できます。
- シグナル:さまざまなチャネルを通じたやりとりに関する通知をまとめて確認できます。
- カレンダー:ミーティングや通話などの予定を登録し、管理できます。
- マーケットプレイス
- 設定:Zoho CRMのユーザー、設定、機能、データなどを管理できます。
- プロフィール
プロフィールの設定
画面右上にあるプロフィールアイコンをクリックすると、以下の設定が可能です。
画面の表示モードを切り替える機能は、Zoho CRM単体でCRM for Everyoneの操作画面を使う場合のみ利用できます(複数のサービスが統合されているパッケージ製品の画面では利用できません)。
画面の表示モード(昼間、夜間、自動)
CRM for Everyoneの操作画面では、自分のワークスタイルや作業環境に合わせて、画面の表示モードを、昼間、夜間、自動の3つから選択できます。
- 昼間モード:明るい配色で画面が表示されます。機能的でスタイリッシュな見た目の画面で作業できます。また、このモードでは、ダークテーマとライトテーマのどちらかを好みに合わせて選択できます。
昼間モードのダークテーマ

昼間モードのライトテーマ

- 夜間モード:暗い配色で画面が表示されます。まぶしさが抑えられるため、目が疲れにくく、長時間の作業にも適しています。

- 自動モード:このモードを選択すると、端末の設定に応じて画面の表示が自動で切り替わります。

表示モードの切り替え方法
プロフィールアイコンをクリックし、表示される設定画面で、昼間、夜間、自動のいずれかのモードを選択します。表示モードは、必要に応じていつでも変更できます。また、昼間モードを選択した場合は、自分の好みに合わせてダークテーマとライトテーマのどちらかを選択できます。
自動モード
CRM for Everyoneの操作画面では、画面の表示モードとして、昼間、夜間、自動のいずれかを選択できます。自動モードを選択すると、端末の設定に応じて自動で画面の表示が切り替わるようになるので、常に最適な環境で作業できます。
組織の切り替え
Zoho CRMで複数の組織に所属している場合、組織を切り替えることができます。
サブスクリプションの確認と管理
組織で利用しているZoho CRMのサブスクリプション情報を確認できます。また、組織の特権管理者は、[サブスクリプション管理]のメニューを選択すると、サブスクリプションを変更できます。
テーマの変更
Zoho CRMの操作画面のテーマを変更できます。
チャット/メールなどによる問い合わせや、ヘルプ、コミュニティ(フォーラム)、製品ツアーへのアクセスが可能です。また、Zohoアカウントの設定画面に移動したり、Zoho CRMからサインアウトしたりすることもできます。