こちらのページでは、Zia Agents連携の設定手順について説明します。まず、エージェントに関する設定手順の概要について説明します。エージェントの設定は、以下の3つのステップから構成されます。
エージェントを有効にする対象とエージェントの実行条件を選択します。
はじめに、エージェントを有効にする対象のタブを選択します。たとえば、エージェントによる支援が商談対応で必要な場合、[商談]タブを選択します。これにより、エージェントを通じて処理を行う際に対象となるデータの範囲が指定されます。
次に、エージェントの実行条件を選択します。エージェントによる処理を実行するにあたって、すべてのデータを対象とするか、特定のデータのみを対象とするかを指定します。
エージェントによる処理は、カスタムボタンを通じて手動で実行することもできます。手動実行用のカスタムボタンは、データの詳細ページに配置することが可能です。
有効化の条件を設定したら、処理の実行時にエージェントに対して送信する背景情報を選択します。この背景情報に基づいて、エージェントによる処理が実行されます。
対象のデータの項目、関連タブの情報、各経路(メールの印象、不在着信、未開封のメッセージ)の情報、ユーザー情報、システムによるデータなどの情報を選択することが可能です。実行時にこれらの背景情報をエージェントに送信することで、エージェントによる処理が文脈を踏まえて適切に実行されるようになります。
たとえば、エージェントを通じて商談の対応方法の候補を出力したいとします。この場合、Zoho CRMに保存されている通話、予定、タスクなどのデータや、メモの作成/編集日時などのデータへのアクセスをエージェントに許可します。これらのデータは、実行時にエージェントに送信されます。
データID、メールアドレス、タブ名、日付などの特定の値がエージェントのツールで使用される場合、エージェントに対してZoho CRMの項目とツールのパラメーターの対応関係を教える必要があります。この設定を行うことで、エージェントのツールのパラメーター値とZoho CRMの項目値が正しく関連付けられるようになります。
エージェントの実行時にパラメーター値を動的に取得するように設定する場合は、この関連付けは必須です。Zoho CRMで特定の条件が満たされると、対象のデータの最新の項目値が取得され、関連付けられているツールに出力されます。関連付けを行うことで、項目値を適切にパラメーターとして出力することが可能です。
パラメータ値をモデルに基づいて自動で推測するエージェントや、パラメーター値が固定されているエージェントの場合、Zoho CRMから値の取得が動的に行われないため、この関連付けは必須ではありません(例:一般的な質問に回答するエージェントなど)。
エージェントを有効にするにあたって、はじめに組織でエージェントポータルを設定する必要があります。
設定後、このセクションにポータルの詳細が表示されます。[エージェントを設定する]をクリックすると、[エージェント]タブに移動します。
ポータルの設定は、一般設定の[エージェント]の項目から行うこともできます。
エージェントの作成(またはストアから取得)とテストが完了したら、Zia Agentsの画面からZoho CRMにエージェントを適用します。選択した適用方法によって、Zoho CRM内でエージェントがどのように識別されるか、またエージェントの処理がどのように記録されるかが決まります。
この方法では、標準の連携機能を通じてエージェントをZoho CRMに連携させます。外部連携を通じて適用されたエージェントによって実行された処理は、エージェントを適用したユーザーによる処理として記録されます。エージェント専用の識別情報は生成されません。
適用するには
Zoho CRMの画面に移動します。こちらから、エージェントの有効化の条件の設定を行います。
デジタル従業員としてエージェントを適用すると、Zoho CRMでエージェントの識別情報が追加されます。Zoho Directoryでは、エージェントの情報が登録されます。エージェントに対して専用のメールアドレス(@ziaagent.ai)を設定し、通常ユーザーと同様に役職や権限を割り当てることが可能です。デジタル従業員によって行われた処理は、該当のデジタル従業員の情報として記録されます。エージェントを適用した管理者の情報としては記録されません。
デジタル従業員として適用することによって、主に2つのことが可能になります。1つ目は、操作履歴の明確な記録です。Zoho CRM内でエージェントによって行われた処理を、人間の担当者によって行われた処理と区別して確認することが可能です。2つ目は、権限の管理です。デジタル従業員に対して役職や権限を割り当てることができるため、デジタル従業員に対してアクセスを許可するタブ、項目、データを制限することができます。
適用するには
エージェントの適用のポップアップ画面が表示されます。こちらから、以下の手順を実行します。
a. サービスの選択:Zoho Directoryアカウントのポータルを関連付けます。サービス(例:Zoho CRM)を選択し、エージェントを適用する組織/ポータルを選択します。[続ける]をクリックします。
b. 権限の選択:デジタル従業員の役職と権限を選択します。以前の手順で選択したポータルにおいて設定可能な役職と権限の一覧が表示されます。[保存する]をクリックして、[続ける]を選択します。
c. 識別情報の設定:デジタル従業員の姓、名、メールアドレスを設定します。この識別情報は、Zoho CRMの操作履歴に表示されます。この識別情報をもとに、エージェントによって行われた処理が記録されます。
d. 確認:設定内容を確認して、[適用する]をクリックします。
いずれかの方法でエージェントを適用した後、Zoho CRMの[エージェント]タブの[下書き]の列にエージェントの情報が表示されるようになります。[エージェント]タブにアクセスするには、Zoho CRMで[設定]→[一般]→[エージェント]の順に移動します。こちらから、エージェントを設定したり、有効にしたりできます。
エージェントを有効にするには、エージェントを組織に追加する必要があります。
表示された画面で、以下の手順を実行してエージェントを作成します。
エージェントのテストの完了後、エージェントを適用できます。適用したエージェントは、[下書き]の列から確認可能です。
エージェントの各種設定