この機能は、現在、日本(JP)、米国(US)、EU地域(EU)、インド(IN)、オーストラリア(AU)、カナダ(CA)のデータセンターに登録されているアカウントでのみ利用可能です。
スマートプロンプトの詳細については、
こちら
をご参照ください。
この記事では、スマートプロンプトに関するよくある質問を簡単にご紹介します。
スマートプロンプトにはZoho CRMのどこからアクセスできますか?
スマートプロンプトにアクセスするためのリンクやアイコンは、Zoho CRMのさまざまな場所に表示されます。表示場所の例は以下のとおりです。
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テキストの入力欄(メールやメールテンプレートの編集画面、メモや説明の入力欄)
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項目の値の入力欄
スマートプロンプトについての詳細は、
こちら
をご参照ください。
スマートプロンプトはどのように機能しますか?
Zoho CRMのスマートプロンプトは、ZohoのAIアシスタント機能であるZia(ジア)と生成AIを掛け合わせた機能です。スマートプロンプトを利用すると、プロンプト(依頼文や質問文)を手軽かつ的確に作成し、生成AIからの回答をすぐに得ることができます。生成AIについては、Zia LLM(Zoho社)またはChatGPT(OpenAI社)のいずれかを選択できます。
スマートプロンプトの基盤となるAI機能やモデルの概要
- Zia:Zoho社が提供するAIアシスタント機能です。Ziaによる処理では、Zoho CRMに保存されているデータの処理が行われ、パターンが識別されます。その後、プロンプト(依頼文や質問文)に応じた回答が出力されます。
- Zia LLM:Zoho社が開発した大規模言語モデルです。Zohoのサーバー内のみで動作するため、データのセキュリティを保護できます。
- ChatGPT:OpenAI社が開発した生成AIモデルです。学習データに基づき、人間のように自然な回答を生成します。
スマートプロンプトを利用してできることは?
スマートプロンプトを利用することで、プロンプト(依頼文や質問文)を手間なく作成し、必要な作業をAIに手軽に依頼することが可能です。また、Ziaの分析情報を取得して必要な情報をすぐに得ることもできます。スマートプロンプトを通じて行える主な操作や内容は、以下のとおりです。
メール作成支援
AIの文章作成機能を通じて、メールに関連する業務の効率化を図ることができます。メールに関して行える主な内容は、以下のとおりです。
- 新規メールの草案の作成
- 返信メールの草案の作成
- メールの本文の翻訳
- メールの本文の要約
- 単語の言い換えや洗練
- 文法の誤りの確認
上記に加えて、他にもさまざまな操作を行うことができます。
データの自動分析
AIのデータ分析機能を通じて、見込み客や顧客に関する各種指標データを確認できます。行える主な内容は、以下のとおりです。
- 見込み客や顧客に関する情報の収集
- 見込み客や顧客に関する概要の作成
- メモの要約
- 見込み客や顧客の情報の検証
上記に加えて、他にもさまざまな操作を行うことができます。
上記のとおり、Zia LLMやChatGPTなどの生成AI機能と連携により、さまざまな情報を確認することが可能です。
個人で利用しているChatGPTのアカウントをZoho CRMのアカウントに連携することはできますか?
いいえ、できません。スマートプロンプトの有効化や無効化は、Zoho CRMの管理者権限を持つユーザーのみが設定できます。ChatGPTのアカウントとZoho CRMのアカウントを連携できるのは、管理者のみです。管理者が設定を行うと、管理者が設定したChatGPTアカウントの情報がZoho CRMの組織全体で共通して使用されます。
なお、OpenAIアカウントのAPIキーを取得するには、
こちら
をクリックしてください。
スマートプロンプトにおいてZia LLMを利用するにあたって、設定は必要ですか?
いいえ。Zoho LLMは、Zohoが提供するAIモデルです。外部アカウントやAPIキーは必要ありません。Zia LLMに対応しているプランを利用している場合、管理者は設定画面からスマートプロンプトの設定をすぐに有効にできます。
メールの文体とは? メールの文体を変更するには?
AIにメールの草案作成を依頼する場合、文体を指定できます。文体を指定することで目的に応じた雰囲気のメールを作成できます。文体は、ビジネス、親しみ、ユーモア、説明、物語、皮肉などから選択できます。また、文体だけでなく、長さも指定可能です(短め、普通、長め)。
文体を選択するためのメニューは、ChatGPTからの回答の表示画面で設定アイコンをクリックすると表示されます。
メニュー上でメールの文体と長さを指定すると、指定した条件に従ってメールの本文が再生成されます。
ポータルユーザーはスマートプロンプトにアクセスできますか?
いいえ、現時点ではポータルユーザーがスマートプロンプトを利用することはできません。
ChatGPTによって回答が生成された後に、文体や長さに関する設定を変更することはできますか?
はい、できます。回答は、文体や長さを変更した上で再生成できます。再生成した文章は、そのままメールに使用したり、書き留めておいたりすることが可能です。
なお、生成した回答をコピーするには、画面右上のコピーアイコンをクリックします。
ChatGPTへの質問や指示、またはChatGPTからの回答の履歴を表示することはできますか?
いいえ、できません。ChatGPTの回答は一度のみ表示されます。回答を再生成したり、画面を閉じたりすると、再度確認することはできなくなります。
スマートプロンプトを利用できなくなりました。なぜですか?
いくつかの原因が考えられます。原因の1つとしては、OpenAIのアカウントでのプランの利用上限に達した可能性が考えられます。なお、OpenAIのアカウントの利用状況については、
こちらから確認できます。また、アカウントの利用状況に加え、利用中のプランの有効期限を過ぎていないかどうかも併せてご確認ください。