Zoho DataPrepでは、Zoho Creatorコネクターを使用して、Zoho Creatorのフォームデータをシームレスに取り込むことができます。Zoho Creatorは、企業による独自のWebアプリやモバイルアプリの迅速な構築を支援する、高機能なローコードアプリ開発プラットフォームです。このコネクターを使用すると、ETL処理の実行やデータ移動の自動化が可能になり、Zoho CreatorとZoho DataPrep間でデータをスムーズに連携できます。
1.既存のパイプラインを開くか、パイプラインを作成し、[ホーム]ページ、[パイプライン]タブ、[ワークスペース]タブのいずれかで、[データを追加]をクリックします。
情報:パイプラインの作成画面上部にある[データのインポート]2. 左側のパネルから[Zohoアプリ]カテゴリーを選択し、[Zoho Creator]をクリックします。検索ボックスで直接検索することもできます。
3. [環境を選択]ドロップダウンから、必要な環境を選択します。
[本番環境]- 実際に運用されるアプリの本番バージョンです。
5. すべてのデータをインポートするか、指定した日付以降のデータをインポートするように設定できます。
a)すべてのデータをインポートする場合 - 選択したフォーム内の利用可能なすべてのデータがインポートされます。
b)特定の日付以降のデータをインポートする場合 - 選択した日付以降(当日を含む)に選択したフォームへ追加または更新された、すべてのデータがインポートされます。
情報:Creatorからのデータのインポート時に生成されるAdded_Time列とModified_Time列(システム生成列)を使用して、選択した日付以降の新規データと更新済みデータが取得されます。
メモ:他のアプリやデータソースとの連携を使用して作成されたフォーム(連携データソース)は、Zoho DataPrepにインポートできません。
7. 選択したフォームが上部に表示されます。[インポート]をクリックして、選択したフォームをZoho DataPrepにインポートします。
8. データのインポートが完了すると、パイプラインの作成画面が開き、そこでETLパイプラインへの加工処理の適用を開始できます。また、ステージを右クリックして[データの準備]を選択すると、DataPrep Studioページでデータを準備できます。こちらをクリックして、加工処理の詳細を確認してください。
9. データフローの作成と各ステージへの必要な加工処理の適用が完了したら、ステージを右クリックし、[エクスポート先を追加]してデータフローを完成させます。
メモ:パイプラインにエクスポート先を追加したら、まず手動での実行によりETLパイプラインを実行してみます。手動での実行が正常に動作することを確認したら、スケジュールを設定して、パイプラインとデータ移動を自動化できます。実行の種類についてはこちらをご確認ください。
[予約]設定を使用して、パイプラインの実行を予約できます。また、予約時にCreatorアプリから差分データをインポートすることもできます。差分データのインポートとは、前回の同期後に追加または更新されたデータをインポートする方法です。
1. パイプラインの作成画面で、[予約]設定を選択します。
2. [実行頻度]([毎時間]、[毎日]、[毎週]、[毎月])を選択し、[実行間隔]ドロップダウンで間隔を設定します。[実行間隔]ドロップダウンに表示される設定は、選択した実行頻度に応じて変わります。詳しくは、こちらをクリックしてください。
情報:指定できる範囲は2~100です。初期値は2です。
6. [データソースからデータをインポートするには?]ドロップダウンから必要な設定を選択します。この設定では、[すべてのデータ]、[更新されたデータと新しいデータのみ]、[新しいデータのみ]、または[データをインポートしない]、のいずれかを選択できます。
情報:最終インポート日時以降に更新または追加されたデータは、Modified_Time列とAdded_Time列を使用して取得されます。
情報:新しいデータは、最終インポート日時以降のAdded_Time列を使用して取得されます。
[新しいデータがない場合は既存のデータを使用する]
差分インポートでは、
- チェックボックスが選択されている場合:元データに新しいデータがないと、最後に取得したデータが再度インポートされます。
- チェックボックスが選択されていない場合:元データに新しいデータがないと、インポートが失敗し、ファイルはインポートされません。その結果、パイプラインの処理全体が失敗します。
7. [保存する]をクリックして、データセットのインポートを予約します。
重要:
Creatorですでに予約を設定している場合、インポート設定セクションにある以前の設定に基づいて、[予約を編集]をクリックして新しい予約を設定すると、データが再読み込みされます。
[データに無効な値がある場合はエクスポートを停止する]:有効にすると、加工済みデータに無効な値が残っている場合、エクスポートが停止します。
メモ:このオプションは、パイプラインに複数のエクスポート先を追加している場合にのみ表示されます。
1) [エクスポートの順番]の切り替えボタンをクリックします。
8. 予約の設定が完了したら、[保存する]をクリックして予約を実行します。これにより、パイプラインが開始されます。
予約済みの実行はそれぞれ処理として保存されます。パイプラインを予約すると、データソースからデータが取得され、各ステージで適用した一連の加工処理によって加工された後、データ連携を通じてエクスポート先へ定期的にエクスポートされます。この一連の処理は、処理の履歴に記録されます。
情報:予約のステータスは、後から[処理]ページでも確認できます。
メモ:パイプラインに追加の変更を加えると、変更内容は下書き版として保存されます。変更を予約に反映するには、[下書き]オプションを選択し、パイプラインを準備完了として設定します。
予約を設定した後は、パイプラインの作成画面で、[予約の一時停止]または[予約の再開]、[予約の編集]、[予約の削除]を実行するには、[予約有効]オプションを使用します。
予約を編集して保存すると、次の処理では、最終予約実行日時から次回予約のデータの範囲までが対象になります。
3. [Zoho Creator]を、[すべてのエクスポート先]タブで検索するか、[Zohoアプリ]カテゴリーで絞り込み、クリックします。
4. データをエクスポートする環境を、[環境を選択する]ドロップダウンから選択します。
メモ:統合データソースを使用して作成したフォームへのデータのエクスポートには対応していません。
6. Zoho Creatorにエクスポートするデータの処理方法を指定するため、次の設定から1つ選択します。
[新しいデータのみ追加する]:この設定では、新しくインポートしたデータのみをZoho Creatorに追加できます。
[既存データのみ更新する]:この設定では、選択した項目と一致するZoho Creatorの既存データを更新できます(項目に基づく一致)。
[新しいデータを追加し、既存データを更新する]:この設定では、指定した項目と一致するデータを更新し、選択した項目の値と一致しないデータを新たに追加します。
7. データの照合に使用する 重複禁止 かつ 必須の項目を、[項目に基づく一致]のドロップダウンから選択します。Zoho Creatorのフォームで、その項目が必須に設定され、重複する値を許可しない設定になっていることを確認してください。こちらをクリックすると、詳細を確認できます。
8. 初期設定では、[Creatorのワークフローを無効にする]設定が有効になっています。これにより、Creatorへのデータのエクスポート時にワークフローが実行されるのを防止できます。この設定を無効にすることもできます。
9. インポート元と同じフォームにデータをエクスポートする場合、エクスポート対象のデータと一致しないデータについて、[Zoho Creatorのデータを削除する]設定を選択できます。
たとえば、候補者フォームからデータをインポートして重複を削除した場合、同じ候補者フォームにエクスポートし直す際に、Zoho Creatorから重複データを削除できます。
削除する前に、[削除対象データの確認]リンクからデータを確認することもできます。
10. エクスポート先の設定を保存します。
11. 手動での実行がエラーなく成功すると、データが正常にエクスポートされます。以下のデータ構造の照合エラーが発生して手動での実行に失敗した場合は、データ構造の照合手順を完了することでエラーを修正できます。
データ構造の照合は、データモデルの不一致によるエラーが原因で発生するエクスポートの失敗を防ぐ、DataPrepの便利な機能です。データ構造の照合に関する詳細はこちら。
情報:一部の処理の失敗やその他の問題が発生した場合は、処理の概要ページの[出力内容]セクションからエクスポート処理をロールバックすることもできます。ロールバックする方法の詳細はこちら。
メモ:データ構造の照合の失敗は、エクスポートの失敗ではありません。データ構造の照合は、データが実際にエクスポート先へエクスポートされる前に行われます。これにより、エクスポートの失敗につながる可能性があるスキーマやデータモデルのエラーを事前に検出し、エクスポートの失敗を防止できます。データ構造の照合に関する詳細はこちら。
情報:不整合がある列のフィルターを使用する場合は、[必須の列のみ表示する]を切り替えることで、必要な必須列(必須列として設定されている列)があるかどうかを確認し、その列を含めることができます。必須列のみを修正して、エクスポートを続けることもできます。データの種類の不整合:元データのデータセットから、データの種類が基準データの列と一致しない列を絞り込みます。
データの形式の不整合:元データのデータセットから、データの形式が基準データのデータセットと異なる列を絞り込みます。
制約の不整合:基準データの列に設定されているデータの種類の制約と一致しない列を絞り込みます。列に制約を追加する方法については、こちらをクリックしてください。
必須の列の不整合:基準データでは必須に設定されているものの、元データでは必須に設定されていない列が表示されます。
4. エラーを修正した後、パイプラインの作成画面に移動し、パイプラインを実行してデータをエクスポートします。手動での実行が正常に完了することを確認したら、パイプラインとデータ移動を自動化するための実行予約を設定できます。各種実行方法については、こちらをご参照ください。
メモ:Creatorフォームに重複データが複数ある場合、重複禁止項目に基づいて最後の重複データのみが更新され、その他の重複データはスキップされます。重複を避けるため、Creatorにエクスポートする前にZoho DataPrepの重複排除変換を使用することをお勧めします。
5. エクスポートが一部失敗した場合、[処理を今すぐ取り消す]機能を使用して、Zoho Creatorフォームに加えた変更を元に戻したり、キャンセルしたりできます。必要に応じて、正常に完了したエクスポート処理も取り消すことができます。処理の取り消しについては、次のセクションをご参照ください。
エクスポートが一部失敗した場合、[処理を取り消す]機能を使用して、Zoho Creatorフォームに加えた変更を元に戻したり、キャンセルしたりできます。処理を取り消すと、Zoho Creatorフォームに挿入されたデータを削除し、更新されたデータへの変更を元に戻し、削除されたデータを復元できます。
処理の取り消しは、パイプラインの実行後、ジョブの概要ページにある[出力内容]タブから実行できます。
エクスポートが一部失敗した場合、[処理を今すぐ取り消す]機能を使用して、Zoho Creatorフォームに加えた変更を元に戻したり、キャンセルしたりできます。必要に応じて、正常に完了したエクスポート処理も取り消すことができます。
1. エクスポート処理をすぐに取り消すには、[出力内容]タブの[処理を今すぐ取り消す]リンクをクリックします。取り消しの詳細を確認し、確認ダイアログで[処理を取り消す]をクリックします。
2. 取り消し処理の進行状況が表示されます。取り消し処理が進行中の間は、その他の操作を行わないでください。取り消し処理は、開始すると元に戻せません。
重要:
取り消すことができるのは、最新のエクスポート処理のみです。つまり、[処理を今すぐ取り消す]リンクは、処理済みデータを使用して実行した最新のエクスポート処理に対してのみ表示されます。
取り消し処理は、開始すると元に戻せません。取り消し処理が進行中の間は、その他の操作を行わないでください。
1. 一度にインポートできるデータは最大500万件です。
|
Creatorの項目 |
重複禁止 |
必須 |
|
一行 |
はい |
はい |
|
複数行 |
非推奨:この項目に基づいて更新すると、データの更新速度が低下する可能性があります。 |
はい |
|
メールアドレス |
はい |
はい |
|
書式ありテキスト |
非推奨:この項目に基づいて更新すると、データの更新速度が低下する可能性があります。 |
はい |
|
数値 |
はい |
はい |
|
小数 |
はい |
はい |
|
パーセント |
はい |
はい |
|
通貨 |
はい |
はい |
|
自動番号 |
はい |
はい |
|
日付 |
はい |
はい |
|
日時 |
はい |
はい |
|
ドロップダウン |
いいえ |
はい |
|
ラジオボタン |
いいえ |
はい |
|
複数選択 |
いいえ |
はい |
|
チェックボックス |
いいえ |
はい |
|
決定ボックス |
いいえ |
はい |
|
URL |
いいえ |
はい |
|
画像 |
いいえ |
はい |
|
ファイルのアップロード |
いいえ |
はい |
|
数式 |
いいえ |
いいえ |
|
署名 |
いいえ |
はい |
|
ユーザー |
はい |
はい |
|
電話番号 |
いいえ |
はい |
|
セクション |
いいえ |
はい |
|
名前 |
いいえ |
はい |
|
住所 |
いいえ |
はい |
|
時間 |
はい |
はい |
|
ルックアップ |
いいえ |
はい |
4. 1回につき最大100万件のデータをエクスポートできます。
データ構造の照合中に表示されるアイコンは、列のマッピングと検証のステータスを示します。
灰色のアイコン→元データにある追加の列はエクスポートされません。
黄色のアイコン(元データと基準データの列が一致)→基準データのサイズ上限を超える値を列に保存できます。クリックすると制約を更新できます。
黄色のアイコン(基準データにはあるが元データにはない列)→基準データでは必須列ではありません。対応する元データの列がある場合はその列と照合するか、この警告を無視できます。
赤色のアイコン→基準データの必須列ですが、照合できる列が元データに残っていません。データ内に対応する列が必要です。
緑色のアイコン→基準データとの照合が完了しています。
関連情報
Zoho DataPrepを活用してCreatorのデータに関するさまざまなユースケースを実現する方法をご確認ください。