[問い合わせ]タブにおいて、本来確認する必要のない不適切な内容が表示されると、重要な問い合わせを見過ごしてしまいやすくなるだけでなく、情報漏えいなどのセキュリティ上のリスクが高まります。この記事では、このように不適切な内容を送信する連絡先をスパム(不適切/不正な送信者)として設定する機能についてご紹介します。
スパムの連絡先
Zoho Deskでは、ヘルプセンターやメールを通じて不適切な内容を受信した場合に、送信元のメールアドレス(連絡先)をスパムとして設定できます。実際、サポート業務を行っていると、サポート用のメールアドレスに広告や迷惑メールなどの不適切な内容が送信されてくることがあるでしょう。
中には、巧妙な手段により、不正な行為を行おうとする送信者もいます。たとえば、あたかも問い合わせをするかのように装って、サポート担当者から特定の組織や個人に関する情報を盗み取ろうとするような送信者です。
このようなリスクを低減するためにも、問い合わせを個別にスパムとして設定する機能や、スパムを自動的に検出する機能をぜひご活用ください。
連絡先のスパム設定とスパム設定の解除
Zoho Deskでは、管理者やサポート担当者は、連絡先のスパム設定やスパム設定の解除を実行できます。スパムに設定した連絡先から受信した問い合わせは、既存の問い合わせも含めて、すべてスパムとして設定されます([スパムの問い合わせ]の一覧に移動します)。問い合わせのスパム設定は、必要に応じて解除できます。たとえば、メールやヘルプセンターを通じて受信した問い合わせが、本来適切な内容であるにも関わらずスパムとして設定された場合には、スパム設定を解除することが可能です。
スパムの自動検出
Zoho Deskのスパムの自動検出機能では、すべての問い合わせについて、スパムに該当する条件を満たしていないかどうかをチェックできます。問い合わせが特定の条件を満たし、スパムの可能性が高いと判断された場合、問い合わせの送信者(連絡先)が自動でスパムとして設定されます。このような問い合わせは、すべて[スパムの問い合わせ]の一覧に移されるため、[問い合わせ]タブには必要なメールのみが残ります。このように、スパムの自動検出機能によって、顧客からの問い合わせの中に不適切な問い合わせが紛れ込むことを防止し、セキュリティを強化できます。
初期設定では、スパムの自動検出機能の有効化/無効化は、管理者権限([一般設定の管理]の権限)があるユーザーによってのみ可能です。
スパムの自動検出機能では、スパムの設定対象に関して、以下の3種類のいずれかを選択できます。
- 問い合わせのみをスパムに設定する(連絡先はスパムに設定しない):不審な問い合わせのみが、スパムとして設定されます。不審な問い合わせに関連付けられている連絡先はスパムに設定されません。
- 問い合わせと連絡先の両方をスパムに設定する:不審な問い合わせと、不審な問い合わせに関連付けられている連絡先の両方がスパムとして設定されます。なお、スパムに設定された連絡先から受信する今後のすべての問い合わせは、自動でスパムに設定され、[スパムの問い合わせ]の一覧に追加されます。
- 問い合わせと連絡先の両方をスパムに設定する(ただし、正常な問い合わせが1件でも関連付けられている連絡先はスパムとして設定しない):不審な問い合わせと、不審な問い合わせのみに関連付けられている連絡先をスパムに設定します。不審な問い合わせ以外に、正常な問い合わせが1件でも関連付けられている連絡先は、スパムとして設定されません。