Zoho Deskのアクセシビリティ設定の利用

Zoho Deskのアクセシビリティ設定の利用

サポート担当者はそれぞれに異なる能力や特性を持っています。そのため、それぞれの担当者が自分の力を最大限に発揮できるようにするには、それぞれの特性に合った業務環境が必要でしょう。Zoho Deskの[アクセシビリティ]では、自分の特性や好みに合わせて画面の内容をどのように表示するかを指定することが可能です。たとえば、画面上の重要な情報やリンク箇所を強調表示するように設定したり、画面の拡大/縮小率やフォントのサイズを細かく指定したりすることができます。このように、各担当者が自分の特性や好みに合わせて設定を行うことで、より効果的に業務に取り組むことができるようになります。 
 
設定を行うには、画面右上にあるプロフィール写真のアイコン→[各種設定]をクリックし、表示された画面の下部にある[アクセシビリティ]をクリックします。


Infoアクセシビリティ設定のアイコン:アクセシビリティ設定は、画面右下のアイコンからすぐに開くことができます。このアイコンが表示されていない場合は、プロフィール写真のアイコン→[各種設定]→[アクセシビリティ]の順にクリックし、アクセシビリティ設定欄で右上に表示されている[…]アイコンをクリックし、[画面下部のメニューに表示する]設定をクリックして有効にすると、表示されるようになります。



アクセシビリティ設定は、視覚、聴覚、操作、情報の4つのカテゴリーに分かれています。以下では、カテゴリーごとに設定項目の詳細を解説します。

視覚

高コントラスト

視力が低かったり色覚に異常があったりすると、画面上のテキストを読みにくいと感じることがあります。

このような場合に、高コントラストの設定を利用すると、明るい色と暗い色の区別がはっきりし、画面上のテキストや表示要素(線、ボタン、スクロールバーなど)を認識しやすくなります。



全集中モード(閲覧用の補助枠) 

ページ上に表示されている情報の量が多いと、重要な情報を読み取ることが難しいと感じる担当者もいるでしょう。そのような場合には、全集中モード(閲覧用の補助枠)が役立ちます。全集中モードを使用するとマウスのカーソルを重ねた部分のみが明るく表示され、残りの部分は暗めの色で表示されます。この機能は、注意を持続させることや文字を読むことに困難を覚える担当者に役立ちます。 







操作箇所の強調表示  

キーボードの[Tab]キーを使用して要素を順番に移動する際に、操作中の要素(フォーカスが当たっている要素)を、枠線で強調表示します。たとえば、画面上にたくさんの項目があってどの項目を操作しているかが分かりにくいときに、対象の項目を特定するのに役立ちます。操作箇所の強調表示の対象範囲は、以下のいずれかから選択できます。   

  • メインの要素を対象とする:[Tab]キーで要素を移動して操作する際に、メインの要素のみが強調表示されます。たとえば、問い合わせの追加ページでは、問い合わせ情報を入力するための各項目が対象となります。  なお、初期設定では、[メインの要素を対象とする]が選択されています。
  • すべての要素を対象とする:[Tab]キーで要素を移動して操作する際に、すべての要素が強調表示されます。たとえば、問い合わせの追加ページでは、問い合わせ情報を入力するための各項目だけでなく、画面上部のタブなども対象となります。


リンクの下線表示 

ページ内のリンクのテキストを下線付きで表示できます。これにより、ページ内のどの部分にリンクが設定されているかを把握しやすくなります。また、意図せずにリンクをクリックしてしまうような事態を防止できます。特に、色が識別しにくい担当者の場合は、この設定により操作を行いやすくなります。


有効/無効のラベル

有効/無効のラベルの設定では、切り替えボタンが有効な場合は「1」を、無効な場合は「0」を表示します。切り替えボタンの状態をわかりやすく表示することが可能です。

無効なボタンへの打ち消し線の表示

無効なボタンに打ち消し線を表示します。ボタンの操作が行えないことをわかりやすく表すことができます。グレー表示や透明表示などに加えて打ち消し線をさらに表示することで、視覚に障害を持つ人に対してボタンがクリックできないことを伝えることが可能です。

ズームの度合い   

目盛り上のいずれかの位置、または、目盛りの左右にある[-]/[+]ボタンをクリックすることで、ズーム(拡大/縮小)の度合いを設定できます。また、設定したズームの度合いに合わせて、フォントのサイズを自動で調整する設定を有効にすることもできます。 



表示フォントのサイズ 

目盛り上のいずれかの位置、または、目盛りの左右にある[-]/[+]ボタンをクリックすることで、ページ上に表示するフォントのサイズを指定できます。

設定のリセット

アクセシビリティの設定をリセットできます。これまで有効にした設定を個別に無効する手間を省くことが可能です。

聴覚

画面読み上げ(スクリーンリーダー)

画面の内容を視覚的に確認するのが難しい場合、画面読み上げ(スクリーンリーダー)機能を有効にできます。関連情報:画面読み上げ機能(スクリーンリーダー)の使用時のキーボード操作



メインのセクションに直接移動する

Tabキーを使用してページ内のセクションを移動する際に、1つ1つ順番にたどっていくと時間がかかります。そこで、必要に応じてメインのセクションに直接移動することができます。メインのセクションに直接移動するには、[G]と[M]のキーを同時に押します。なお、これらのキーは[Go To Main Content](メインのセクションに移動する)を表します。



操作

キーボードショートカット

データの作成や、特定のページ/セクションなどへの移動は、キーボードショートカットによっても可能です。キーボードショートカットの一覧には、[Shift]キー + [?]キーを押すことで、Zoho Deskのどのページからもアクセスできます。

ページ内移動メニュー

キーボードショートカットを使用して、ページ内の特定のセクションにすぐに移動できます。ページ上で初めて[Tab]キーを押した時に、ページ内移動メニューが表示されます。また、[G]と[T]のキーを同時に押すことで表示することも可能です。表示されたメニューからは、以下の操作が可能です。

  • メインのセクションに移動する:画面内のメインのセクションに移動します。たとえば、問い合わせの一覧ページでこのメニューを選択すると、問い合わせの件名の一覧が並んでいるメインのセクションに移動します。
  • 画面上部のセクションに移動する:画面上部のセクションにすぐに移動します。具体的には、問い合わせや顧客などのタブ名や、設定や通知などのアイコンが並んでいる、画面上部のセクションに移動します。
  • 画面左側のセクションに移動する:画面左側のセクションにすぐに移動します。たとえば、問い合わせの一覧ページでは、[ホーム]や[チームのフィード]のメニュー、問い合わせの一覧名が並んでいる、画面左側のセクションに移動します。 
  • 画面右側のセクションに移動する:画面右側のセクションにすぐに移動します。たとえば、問い合わせの一覧ページでは、問い合わせの件名が並んでいる、画面右側のセクションに移動します。

Notesなお、特定のページでは移動先として選択できるセクションが他にもあります。たとえば、問い合わせの追加ページでは、画面下部のセクション(追加やキャンセル用のボタンが表示されている場所)に移動できます。


画面のレイアウト

画面の解像度や自身の好みに合わせて、画面のレイアウトを変更できます。レイアウトは、以下の3種類から選択することが可能です。
  1. 自動調整レイアウト(初期設定):ページの内容に応じてレイアウトが自動で調整されます。
  2. 集中レイアウト:メインのセクションが中心に表示されます。
  3. 最大幅レイアウト:画面の横幅を最大限に使ってページの内容が表示されます。ディスプレイ(モニター)や解像度が大きな場合に適しています。


アニメーションの動きの制限

画面上で確認してほしい内容を目立たせるために、アイコンなどの要素を動かす設定(アニメーション)が使用されることはよくあります。一方で、このような動きが目に入ってくることで、目がちかちかしたり、本来集中したいはずの内容に集中できなかったりすることがあります。こちらの設定項目では、アニメーションの動きを制限することで、このような問題を緩和することができます。この設定は、てんかん、めまい、視覚に関する疾患などを患っている場合に特に有効です。




また、利用中のブラウザーやデバイスの設定に合わせてアニメーションの動きを自動で少なくすることもできます。 

クリックできる範囲の強調表示 

この設定を有効にすると、ページ内のリンクの周りに枠が表示され、どの部分をクリックできるのかがひと目で分かるようになります。たとえば、問い合わせの詳細ページで問い合わせの送信者(顧客)の情報を確認したい場合、件名の下にある顧客名が強調表示されるようにすることで、どの部分をクリックすれば顧客の情報を確認できるのかを把握しやすくなります。また、マウスやタッチパッドなどによる細かい操作が困難な場合にも、リンクの周囲に枠が表示されることで、リンクをクリックしやすくなります。 


カーソルのカスタマイズ

カーソルのサイズと色を指定できます。画面上でカーソルを見つけるのが難しい場合に、サイズを大きくして色を変更することで目立たせ、見つけやすくすることができます。なお、カーソルの色は、暗い色または明るい色のどちらかから選択します。


専用スクロールバー 

Zoho Deskの利用に適した、専用のスクロールバーを有効にできます。特に、マウスを使わずキーボードでZoho Deskを利用している場合に役立ちます。ページ内をより楽に移動できるようになります。




情報

重要情報の強調表示 

問い合わせに関する重要な情報を目立つ色で表示することで、問い合わせの一覧から各問い合わせの概要を把握しやすくなります。たとえば、問い合わせの一覧表示において、問い合わせの番号や担当者、連絡先情報などを目立つ色で表示できます。一度に大量の情報が目に入ると混乱しやすい担当者などは、この設定によって情報を処理しやすくなります。また、このように重要度に応じて情報を色分けして表示することで、集中力が持続しやすくなります。


ポップアップ通知

ポップアップ通知とは、Zoho Deskの上部に短時間のみ小さく表示される通知画面です。操作や処理の結果(成功、失敗)、重要なお知らせ、注意、エラーなどのメッセージが表示されます。Zoho Deskでは、ポップアップ通知の表示形式として個別形式(初期設定)または一覧形式のいずれかを選択できます。

 

初期設定では、ポップアップ通知の表示時間は3秒間です。必要に応じて、ポップアップ通知の表示時間やポップアップ通知を閉じる方法を変更することが可能です。

 

設定できる通知には、以下の2種類があります。

 

  • 操作や処理の結果と重要情報に関する通知
    • 通知を閉じる方法として、自動(初期設定)、または手動のいずれかを選択できます。
    • ポップアップ通知の表示時間を調整できます。
    • この通知は、主にグリーンとブルーの2色で表示されます。
  • 警告とエラーに関する通知
    • 通知を閉じる方法として、自動、または手動(初期設定)のいずれかを選択できます。
    • この通知は、主にレッドとオレンジの2色で表示されます。


言語

画面のメニュー名などの表示に使用する言語を選択できます。 




ディスレクシア用のフォント

Zoho Deskのフォントの種類をOpenDyslexicに変更できます。このフォントは、ディスレクシアの人向けに文字が反転、混同して見えるのを防ぐ目的で設計されました。文字をわかりやすく読むことが可能です。
ディスレクシア用のフォントを有効にするには
  1. Zoho Deskのホーム画面で、画面右上の[自分の情報]をクリックします。
  2. ユーザー情報のパネルで、[各種設定]を選択します。
  3. [アクセシビリティ]をクリックします。
  4. ディスレクシア用のフォントの切り替えボタンを有効にします。
アクセシビリティ設定画面へのアクセス方法
  1. Zoho Deskを開きます。
  2. 画面右上にあるプロフィール写真のアイコンをクリックし、[各種設定]を選択します。
  3. 表示された画面の下部にある[アクセシビリティ]をクリックします。

キーボード操作 

  1. マウスやタッチパッドによる操作が難しい場合には、キーボード操作によって画面上を移動したり、画面上の項目を選択したりできます。  


  1. また、データの作成や、特定のページ/セクションなどへの移動は、キーボードショートカットによっても可能です。キーボードショートカットの一覧には、[Shift]キー + [?]キーを押すことで、Zoho Deskのどのページからもアクセスできます。
  1. 画面上の内容を視覚的に認識することが難しい場合には、画面読み上げ機能(スクリーンリーダー)キーボード操作によってZoho Deskを利用することもできます。関連情報:画面読み上げ機能(スクリーンリーダー)の使用時のキーボード操作



お問い合わせ

この機能についてご不明な点やご要望がございましたら、accessibility@zohodesk.comにご連絡ください。