メールの到達率とバウンス（不達）について
顧客に重要なメッセージを伝える必要がある場合は、メールを使用するのが最適な方法の1つでしょう。新しく近代的なコミュニケーション方法がいくつかあるにも関わらず、メールはビジネス上、顧客にとって最も好ましい方法のままです。
しかし、しばしば見過ごされているのは、顧客にメールを確実に配信することです。誰もが経験したことがあるでしょう。メールの問い合わせを作成して送信した後に、問い合わせを確認すると「不達」となっていた。あるいは、もっと悪いケースでは、顧客に決して届かないインスタント通知を送信していたなど。
このページでは、以下について説明します：
- 不達とは？不達の原因は？
- 不達による影響とは？
- 不達の解決方法とは？
不達とは？
Zoho Deskから送信したメールが届かなかったメールアドレスが、不達として処理されます。不達は、通常問い合わせに新しいやりとりとして表示されます。問い合わせの履歴を詳しく見ない限り、通知メールで不達を特定することはできません。不達メールには、2種類あります：
- ハードバウンス
- ソフトバウンス
ハードバウンス
ハードバウンスとは、さまざまな原因により、Zoho Deskから永続的にメールを配信できないメールアドレスです。次のような原因があります：
- 受信者のメールアドレスが存在しない。
- ドメイン名が存在しない。
- 受信者のメールサーバーが配信をブロックしている。
ソフトバウンス
ソフトバウンスは一時的なエラーであり、最終的にZoho Deskからのメールを受信できる可能性があります。次のような原因があります：
- メールのレスポンスが長過ぎる。
- 受信者の受信トレイがいっぱいになっている。
- 受信者のサーバーがダウンしているか、インターネットに接続していない。
不達による影響とは？
Zoho Deskは、不達を重大視しています。不達は、メールの配信だけでなく、メールを送信するために使用されたメールサービス（この場合はZoho）の評判にも影響するためです。無効な連絡先に継続的にメールを送信するアカウントを監視し、時折無効なメールアドレスをブロックします。連絡先にメールを送信できない場合は、アカウントに次のような影響があります。
- 送信したメールがハードバウンスになると、宛先のメールアドレスはZoho Deskによって完全にブロックされます。
- 送信したメールがソフトバウンスになると、さらに最大5回までメールを送信できます。5回連続でソフトバウンスになると、ハードバウンスに変換され、そのメールアドレスはZoho Deskによって永久にブロックされます。
不達を解決するには？
問い合わせの返信や通知のメールを送信しても配信されない場合、イライラさせられるでしょう。不達の軽減策の一つが、アカウントで効果を発揮するかもしれません。しかし、すべての不達が永続的であるとは限りません。
「ハードバウンス」に設定されたメールアドレスは、ブロックリストから削除できます。連絡先のメールアドレスが有効であることを確信している場合は、Zoho Deskサポート（support@zohodesk.com）までお問い合わせください。
アカウントの不達率が高すぎる場合は、警告なしにメール送信がブロックされることがあります。このブロックは、メール通知にのみ適用され、問い合わせの返信は適用されません。このような状況になってしまった場合、Zoho Deskサポート（support@zohodesk.com）までお問い合わせください。Zoho Deskをホワイトリストに登録するように対処します。
Zoho CRM 管理者向けトレーニング
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
日々の営業活動を効率的に管理し、導入効果を高めるための方法を学びましょう。
- Zoho Workerly Home
- Forums
- Connect With Us:
- Zoho Recruit Home
- Forums
- Connect With Us:
Zoho コミュニティ オンラインフォーラム
フォーラムをフォローして、Zoho ユーザーによる活用のノウハウやアドバイスを入手。サービスのアップデート情報やユーザー向けイベントの告知について通知を受け取りましょう。
New to Zoho Workerly?
New to Zoho Recruit?
New to Zoho CRM?
New to Zoho Projects?
New to Zoho Sprints?
New to Zoho Assist?
Related Articles
問い合わせの表示権限について
Zoho Deskで問い合わせを受け付けるように設定する際に、問い合わせにアクセス可能なユーザーや権限の種類を把握する必要があります。たとえば、担当する自分の問い合わせと未割り当ての問い合わせの表示権限や、自分のデータに限定した編集権限を付与することができます。この記事では、データ共有ルールと担当者の権限の2種類の権限に応じた、問い合わせの表示権限について説明します。また、Zoho Deskの管理者は、設定に関係なくすべてのデータにアクセスできます。 データ共有ルール 初期設定では、Zoho ...ブループリントのダッシュボードについて
...SLAでの返信と解決方法について
顧客が一定時間内に問い合わせが解決することを期待するのは当然です。解決策がない場合、メールにできるだけ早く返信したり、電話に折り返して対応したりする必要があります。チームが迅速に問い合わせを解決するのに役立つ機能をみてみましょう。 SLAの返信時間 SLAの解決時間 営業時間準拠のSLA SLAの返信時間とは ...問い合わせの「保留中」ステータスについて
問い合わせのステータスは、顧客と担当者が進捗状況を追跡し、問い合わせのライフサイクルを管理するのに役立ちます。たとえば、次に行動すべきなのは顧客なのか担当者なのかがわかります。Zoho Deskのすべての問い合わせは、次の3つの状態（ステータスグループとも呼ばれます）のいずれかになります。 未完了 保留中 完了 「未完了」と「完了」は、読んで字のとおりです。サポートのやりとりの開始と終了を表します。しかし、「保留中」はどうでしょうか？ 「保留中」ステータスを使用するメリット ...Zoho DeskのVonage拡張機能
Zoho DeskのVonage拡張機能を利用すると、サポート担当者はZoho Deskから直接顧客にSMSメッセージを送信できるようになります。サポート用の経路（チャネル）としてVonage拡張機能を利用することで、SMSを通じて顧客とやりとりを行ったり、これまでのメッセージの履歴を確認したりすることが可能です。電話番号はメールアドレスに比べて変更されることが少ないため、メール送信時よりも不達となる可能性を低下させることもできます。 拡張機能のインストール Vonage拡張機能はZoho ...