高度なWebフォームの設定

高度なWebフォームの設定

高度なWebフォームを使用して、サポート問い合わせの登録プロセスを自動化できます。Webサイトに設置したWebフォームから送信されたデータを、自動でヘルプデスクに登録できます。Webフォームを作成する前に、次の点を確認します:

  • 顧客がWebフォームで問い合わせを送信したときの、自動返信用のメールテンプレートを作成したか。
  • 受信した問い合わせを特定のユーザーに割り当てるための、割り当てルールを作成したか。初期設定では、受信した問い合わせは、フォーム内で指定されていない限り、未割り当てのままになります。
  • 要件に合ったWebフォームを設定しているか。
  • Webフォームに追加する項目をカスタマイズしたか。
  • Webサイトで公開する前に、Webフォームの一連の動作をテストしたか。

メモ:
  • サポート経路(Webフォーム)を管理する権限のあるユーザーのみが、この機能にアクセスできます。
  • 1組織あたり無料プランでは最大1件スタンダードプランでは最大5件プロフェッショナルプランでは最大10件エンタープライズプランでは最大20件のWebフォームを作成できます。

3つの手順でのWebフォームの作成
  • フォームの作成 - 項目をドラッグ&ドロップしてフォームを作成し、画面の表示通りに出力できるWYSIWYGエディターで、内容を簡単に調整します。
  • フォーム詳細の入力 - フォーム名、移動先のURL(訪問者がフォームを送信後にリダイレクトされるページ)など、フォームの詳細を入力します。
  • フォームの組み込み用コードの作成 - 作成したコード形式を使用して、フォームを組み込めます。

Webフォームの作成時に、フォームで次の要素を利用できます:

オプション
詳細
項目の追加
フォームに必要な項目を、ドラッグ&ドロップできます。初期設定では、フォーム作成時に、一部の項目があらかじめ追加されています。
項目のフォントとレイアウトの設定
画面の表示通りに出力できるWYSIWYGエディターで、フォーム内のフォントのスタイルとサイズ、背景色、項目の配置を変更できます。
添付ファイル
問い合わせフォームから、ファイルを取得できます。ファイルサイズの合計は、20MB以下にします。
必須項目に設定
Webフォーム上で必須項目として設定することで、フォームを入力する顧客から、名前、メールアドレス、携帯電話などの重要情報を収集できます。
隠し項目に設定
フォーム内に、非表示項目とその値を追加できます。隠し項目の値は、Webフォームと一緒に送信されますが、フォームに入力する顧客には表示されません。
項目のヘルプリンクの追加
項目に入力できるデータの形式を指定したい場合があります。このような場合、訪問者が適切な形式でフォームに入力するための説明やヒントを、このヘルプリンクに記載できます。
ボタン名の変更
CTA(行動喚起)ボタンの名前は、「保存」や「送信」など、その他好きな名前に変更できます。名前は、必要に応じて、簡単に変更できます。
ドメイン名の入力
ドメイン名とは、Webフォームを組み込む予定のWebページのURLです。URLの設定は、迷惑投稿(スパム)を防ぐためのものです。特定のドメインから送信されたデータのみを有効なデータとして登録します。
移動先のURLの設定
これは、訪問者がWebフォームを送信後にリダイレクトされるWebページのURLです。
フォームコードの組み込み
Webページに、Webフォームのコードを組み込みます。コードは、HTML形式で利用できます。

高度なWebフォームの作成
設定の下で、高度なWebフォームを作成して、組み込むことができます。

高度なWebフォームを作成するには:
  1. 上部バーの[設定]アイコン()をクリックします。
  2. [設定]ページで、[経路]の欄にある[Webフォーム]をクリックします。
  3. [フィードバックウィジェット]ページで、左パネルから[高度なWebフォーム]をクリックします。
  4. [高度なWebフォーム]ページで、ドロップダウンメニューから[部門](複数ある場合)を選択します。



  5. [高度なWebフォームの作成]をクリックします。
    すでにフォームを作成している場合は、右上にある[新しいWebフォーム]をクリックします。

  6. Webフォーム作成ページで、以下の手順を実行します:

    • フォームの作成
      • Webフォームに、必要な項目をドラッグ&ドロップで追加します。
      • ファイルを添付するオプションを追加します。
      • 必須項目に設定します。
      • フォームでの非表示項目を設定します。
      • 項目のヒント/ヘルプリンクを作成します。
      • フォームのフォントとレイアウトを設定します。
      • ボタン名を変更します。

    • フォームの詳細とその他のオプションの設定
      • フォーム名、移動先のURL、ドメイン名などの、フォームの詳細を追加します。
      • 問い合わせの担当者を設定します。
      • 完了時のメッセージを入力します。

    • Webフォームのコードをコピーします。
      • 自分のサイトまたは外部サイトにWebフォームを組み込むためのコードを取得します。
        コードは、HTML形式で取得できます。

手順1:フォームの作成
画面の表示通りに出力できるWYSIWYGエディターで、項目をドラッグ&ドロップして、その他のさまざまなオプションを設定して、フォームを作成します。

項目の追加
フォームに必要な項目をドラッグ&ドロップして、フォントのスタイルとサイズ、背景色、項目の配置などを変更します。

項目を追加して、フォントとフォームのレイアウトを設定するには:
  1. [項目リスト]タブの下のフォーム作成ページで、項目をクリックして、ドラッグ&ドロップします。
  2. [フォント][背景色]、項目のラベルの[配置]、フォームの[幅]を調整します。
メモ:
  • [姓][メール][件名]といった初期設定の項目は、フォームに自動で追加されます。これらの項目は、問い合わせに必須であるため、削除できません。
  • カスタム項目を使用するには、事前に問い合わせタブにカスタム項目を作成してください。

添付ファイルの追加
問い合わせフォームを通じて、添付ファイルを取得できます。ファイルサイズの合計は、20 MB以下にしてください。合計サイズが上限を超えた場合、フォームは送信されず、データはZoho Deskに追加されません。訪問者が一度に添付できるファイル数は、最大5件までです。

ファイル添付オプションを追加するには:
  1. [高度なツール]タブをクリックします。
  2. [添付ファイル]項目をドラッグ&ドロップします。
    [項目の設定]内のヘルプリンクのオプションを使用して、ファイルサイズに関するヒントを表示できます。



CAPTCHA(画像認証)の挿入
CAPTCHAを追加すると、迷惑投稿(スパム)プログラムが、Webフォームに自動入力するのを防げます。

CAPTCHAを挿入するには:
  1. [高度なツール]タブをクリックします。
  2. [CAPTCHA]項目をドラッグ&ドロップします。

必須項目に設定
Webフォーム上で必須項目として設定することで、フォームを入力する訪問者から、名前、メールアドレス、携帯電話などの重要情報を収集できます。

必須項目に設定するには:
  1. 必須項目として設定したい項目に、カーソルを合わせます。
  2. [設定]アイコン()をクリックします。
  3. ポップアップ表示された[項目の詳細]ページで、[必須項目に設定]チェックボックスにチェックを入れます。
  4. [完了]をクリックします。

隠し項目に設定
フォームに、隠し項目とその値を追加できます。隠し項目は、Webフォームと一緒に送信されますが、フォームに入力する訪問者には表示されません。たとえば、さまざまなWebページに同じフォームを組み込んでいる場合は、問い合わせがどのページから作成されたのかを判別するのに、隠し項目が役立ちます。

フォームの項目を隠し項目に設定するには:
  1. 隠し項目として設定したい項目に、カーソルを合わせます。
  2. [設定]アイコン()をクリックします。
  3. ポップアップ表示された[項目の詳細]ページで、[隠し項目に設定]のチェックボックスにチェックを入れます。
  4. 項目の[値]を入力し、[完了]をクリックします

ヘルプリンクの設定
項目に入力できるデータの形式を指定したい場合があります。たとえば、日付の形式を「DD-MM-YYYY」(日-月-年)にしたいとします。このような場合、訪問者が適切な形式でフォームに入力するための説明やヒントを、このヘルプリンクに設定できます。

項目のヒント/ヘルプリンクを設定するには:
  1. ヒント/ヘルプのリンクを設定したい項目に、カーソルを合わせます。
  2. [設定]アイコン()をクリックします。
  3. ポップアップ表示された[項目の詳細]ページで、[ヘルプリンクの設定]のチェックボックスにチェックを入れます。
  4. 次のいずれかを選択します:
    • リンクとテキスト- リンクテキストとリンクURLを設定します。
    • リンクのみ - ヘルプ/ヒントのテキストを設定します。例:「日付項目の形式は、MM-DD-YYYY(月-日-年)です」
  5. [完了]をクリックします。


ボタン名の変更
初期設定では、CTA(行動喚起)ボタンには、[送信][リセット]2種類があります。ボタンの名前は、必要に応じて、変更できます。

ボタン名を変更するには:
  1. フォームで名前を変更したいCTAボタンに、カーソルを合わせます。
  2. [設定]アイコン()をクリックします。
  3. ポップアップ表示された[ボタンの詳細]ページで、ボタン名を変更します。
  4. [完了]をクリックします。

フォームからの項目の削除
Webフォームから、不要な項目を簡単に削除し、必要に応じて、いつでも追加できます。

フォームから項目を削除するには:
  1. フォームから削除したい項目に、カーソルを合わせます。
  2. [削除]アイコン()をクリックします。

Webフォームのプレビュー
WebサイトでWebフォームを公開する前に、確認できます。

フォームをプレビューするには:
  1. フォーム作成ページで、[プレビュー]リンクをクリックします。
    フォームのプレビューが表示されます。


手順2:フォームの詳細の入力
  1. [フォーム名]を入力します(例:お問い合わせ、ご意見・ご要望など)。
  2. [移動先のURL]を設定します。訪問者が、フォームの送信後、こちらで入力したURLにリダイレクトされます。「http://」または「https://」から始まる値を入力してください。
    移動先のURLは、255文字以内にしてください。(例:https://www.zylker.com/thank-you.html
  3. [ドメイン名]を入力します。Webフォームを設定する場所のドメインURLを指定します。「http://」または「https://」から始まる値を入力してください。(例:https://www.zylker.com/
    複数のWebページに組み込む場合、または、どのページに組み込むか分からない場合は、この項目に「*」と入力します。これは迷惑投稿(スパム)を防ぐためのものです。特定のドメインから送信されたデータのみを有効なデータとして登録します。
  4. Webフォーム経由で送信された問い合わせに対して、[担当者を割り当て]ます。ドロップダウンリストから選択しないかぎり、初期設定では、フォームを作成したユーザーが問い合わせの担当者になります。
  5. フォームが正常に送信された際に表示される、[完了時のメッセージ]を入力します。この項目を空のままにして、メッセージを表示せずに訪問者を移動先のURLにリダイレクトさせることもできます。
  6. [保存]をクリックします。


手順3:Webフォームの組み込み用ソースコードの使用
Webフォームのコードは、HTMLソースコードの形式で取得できます。
  1. Webフォームを組み込みたいWebサイトに、[コピーして貼り付け]ます。
  2. [完了]をクリックします。

メモ:
  • 迷惑投稿(スパム)対策として、作成したWebフォーム(HTMLファイル)は有効なwebサーバー(Apache、Microsoft、IISなど)で公開してください。
  • デスクトップからフォームの値を送信しても、Webフォームは機能しません。
  • WebフォームのHTMLコードを作成した際、初期設定で、一部の項目は非表示になっています。これらの非表示項目を削除すると、Webフォームは機能しません。Webフォームコードから削除してはならないコードスニペットは、次のとおりです:
<input type="hidden" name="xnQsjsdp" value=" /> <input type="hidden" name="xmIwtLD" value=" /> <input type="hidden" name="actionType" value=" /


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