ダッシュボードの作成

ダッシュボードの作成

ダッシュボードでは、独自のレポートが図形やグラフで視覚化されており、組織の重要な指標をリアルタイムに把握できます。ダッシュボードを使用して、問い合わせ、経路、顧客満足度などのデータを、簡単に視覚化できます。たとえば、ある期間の遅延の問い合わせを確認したり、担当者の問い合わせ負荷を前四半期と比較したり、実際に作成されたタスクを未完了タスクと比較したりすることができます。
Notes
メモ:
  • 無料プランでは、カスタムダッシュボード(独自のダッシュボード)は作成できません。
  • 初期設定では、システム管理者がダッシュボードにアクセスできます。[レポートとダッシュボード]管理権限を持つユーザーが、この機能を利用できます。
  • ダッシュボードのデザイン(色、グラデーション、枠線、背景など)は変更できません。
  • 最近の変更内容を反映するには、ダッシュボードを手動で 更新 してください。
  • ダッシュボードに追加できるレポートは、要約レポートのみです。
    • カスタムダッシュボード(独自に作成したダッシュボード)は、以下のダッシュボードフォルダーには追加できません。
      1. 人気のダッシュボード
      2. 電話連携のダッシュボード
      3. 時間基準のダッシュボード
      4. Ziaのダッシュボード

    Zoho Deskの標準ダッシュボード

    Zoho Deskでは、各種の標準ダッシュボードが用意されています。標準ダッシュボードでは、一般的な主要指標を確認できます。たとえば、ステータス別の未完了の問い合わせ、時間別のSLA違反、カテゴリー別の商品などに関する指標データです。標準ダッシュボードは、Zoho Desk内のすべてのユーザーが利用できます。なお、標準ダッシュボードは削除できません。 

    利用可能な標準ダッシュボードの種類は、以下の表のとおりです。


    1.人気のダッシュボード
    人気のダッシュボードには、一般的な主要指標に関する標準ダッシュボードが分類されています。各ダッシュボードで確認できる指標は、以下のとおりです。 
    問い合わせのステータス 
    1. ステータス別の未完了の問い合わせ
    2. 状態別の問い合わせ
    3. 再開された問い合わせ
    4. ステータス別の平均対応時間
    5. 担当者別の平均所要時間
    ブループリント
    1. 有効なブループリントのデータ
    2. SLA違反の状態
    3. すべての遷移
    4. SLA違反データ(違反と遵守)
    5. SLA違反の状態
    6. 有効なブループリントのデータ/完了したブループリントのデータ
    7. ブループリント別の平均経過時間
    8. 状態別の平均経過時間
    9. 遷移の実行回数
    SLA
    1. SLA違反の問い合わせ
    2. SLAの違反
    3. 残り時間
    4. 違反時間
    5. 遵守の問い合わせと違反の問い合わせ(達成の問い合わせと違反の問い合わせ)
    6. 遵守回数と違反回数
    7. 担当者別の違反
    8. SLA別の違反
    9. 時間別の違反
    10. ステータス別の違反
    11. 経路別の違反



    2.公開のダッシュボード

    全体のダッシュボードは、Zoho Desk内のすべてのユーザーが利用できます。 

    取引先と連絡先
    業界別の取引先
    問い合わせとナレッジベース
    1. 優先度別の問い合わせ
    2. ステータス別の問い合わせ
    商品
    カテゴリー別の商品



    3.電話連携のダッシュボード
    電話連携のダッシュボードは、Zoho Deskアカウントで電話連携が有効になっている場合にのみ利用できます。受信通話と発信通話に関する指標データが、以下の項目に表示されます。
    通話
    1. 通話指標
    2. 応答あり(着信)と不在
    3. 応答あり(発信)と未応答
    4. 着信と発信
    5. 担当者の通話の統計
    6. 時間別の通話指標



    4.時間基準のダッシュボード
    時間基準のダッシュボードには、期限付きのさまざまな活動に関する実行状況が表示されます。たとえば、担当者が一次返信を行うのに要した時間、指定の期間で担当者が返信した回数などです。 
    一次返信までの時間
    1. 概要
    2. 一次解決率(FCR)
    3. 経路別の一次返信時間
    4. 一次返信時間
    5. 担当者別の一次返信時間
    メモ:電話連携が有効になっている場合に、問い合わせに関連付けられている通話のみが、一次返信までの時間にカウントされます。
    返信までの時間
    1. 概要
    2. 返信数
    3. 経路別の返信時間
    4. 返信時間
    5. 担当者別の返信時間

    解決までの時間
    1. 概要
    2. 完了した問い合わせの傾向
    3. 解決時間
    4. 経路別の解決時間
    5. 担当者別の解決時間



    5.全体状況のダッシュボード
    全体状況のダッシュボードには、Zoho Deskポータル全体の問い合わせに関する統計データが表示されます。全体状況のダッシュボードで確認できる指標は、以下のとおりです。
    1. 未完了の問い合わせ
    2. 保留中の問い合わせ
    3. 遅延中の問い合わせ
    4. 今日が期限
    5. 期限まで1時間の未割り当ての問い合わせ
    6. 未割り当ての問い合わせ
    7. 問い合わせの統計
    8. 経路分析
    9. 平均対応時間
    10. 顧客満足度の評価



    6.顧客満足度
    顧客満足度のダッシュボードには、顧客によるフィードバックと満足度評価に関する統計データが表示されます。
    1. 顧客のフィードバック
    2. 顧客満足度の評価
    3. 担当者別の評価
    4. 時間経過に伴う評価の推移



    7.Ziaのダッシュボード
    Ziaのダッシュボードは、該当の部門でZiaによる予測機能が有効になっている場合にのみ利用できます。予測のダッシュボードには、以下の統計データが表示されます。
    1. 過去30日間の傾向と受信した問い合わせ
    2. 過去30日間の傾向と送信した問い合わせ
    3. 自動タグの傾向
    4. 感情分析
    5. 感情傾向分析



    8.全体のダッシュボード
    全体のダッシュボードは、画面上部のメニューで[すべての部門]を選択している場合にのみ利用できます。全体のダッシュボードには、以下の内容が表示されます。
    1. 問い合わせのダッシュボード:部門別の問い合わせ、経路別の問い合わせ、問い合わせの平均対応時間
    2. 担当者のパフォーマンス:経路別の担当者の解決時間 

    ダッシュボードの項目

    標準ダッシュボード以外に、独自のダッシュボードを作成することも可能です。独自のダッシュボードには、表示したい指標に応じた項目を追加できます。ダッシュボードの項目の種類として、レポート、ギャラリー(グラフ)、KPIカード、データ一覧、埋め込み(Zoho Analyticsのレポート)のいずれかを選択し、項目を追加することが可能です。

    レポート 

    さまざまなタブのデータ(問い合わせ、ナレッジベース、取引先、連絡先、活動、商品)に関する標準レポート(形式:要約、マトリクス)を、ダッシュボードの項目として追加できます。これにより、重要指標をダッシュボードでひと目で確認できます(例:遅延中の問い合わせ、問い合わせのステータス、通話件数の合計)。 

    また、全体のレポートをダッシュボードに追加することも可能です。なお、全体のダッシュボードは、画面上部のメニューで[すべての部門]を選択している場合にのみ利用できます。

    ギャラリー

    問い合わせ、タスク、解決方法、アンケート、返信時間、解決時間に関するグラフを追加できます(例:期限が7日以内のタスク、経路別の担当者の解決時間)。
    グラフの種類
    説明

    2種類以上のデータが棒状に表示され、カテゴリー間で比較するのに役立ちます。

    各データが円の中の三角部分に分割して表示され、全体に占める割合が分かります。

    対象期間におけるデータの変動や傾向を、グラフ内の複数の値で表示します。
    ファネル
    開始段階から終了段階までの、データの収束を示します。通常は、任意の時点での問い合わせフローを表示するのに使用されます。

    データの各カテゴリーの値の合計を示します。

    ギャラリーで選択可能なカテゴリーは、以下のとおりです。
    1. 問い合わせ:問い合わせをステータス別に表示する棒グラフ、各経路から作成された問い合わせの件数を表示する円グラフ、SLAに違反した問い合わせの件数を表示する積み上げ棒グラフなどを選択できます。
    2. タスク:タスクのステータス、担当者、優先度、期限に応じたタスクを、棒グラフ、積み上げ棒グラフ、円グラフで表示できます。
    3. ナレッジベース(解決方法):特定の期間(例:過去7日間、先月)における記事の評価(高評価/低評価)の件数を棒グラフで表示できます。統計データから、ナレッジベースの記事に対する顧客の評価を確認できます。高評価/低評価の件数にもとづいて、記事の修正や更新などの対応を検討できます。
    4. 顧客満足度アンケート:特定の期間においてポジティブ/ネガティブな評価をつけた顧客の上位10人を表示できます。優先度の高い顧客を抽出して問題解決を行ったり、満足度の高い顧客に対して事例取材の連絡を行ったりすることが可能です。 
    5. 返信時間:経路ごとに一次返信された問い合わせの件数、担当者ごとの一次返信までの時間、日別の返信件数の合計などを、折れ線グラフや円グラフで表示できます。
    6. 解決時間:担当者別、経路別の問い合わせの解決時間を、折れ線グラフや円グラフで表示できます。

    データ一覧

    各タブ(問い合わせ、連絡先、取引先、タスク)の標準のデータ一覧または独自のデータ一覧を、ダッシュボードに追加して表示できます(例:未割り当ての問い合わせ、過去30日間に作成された連絡先、遅延中のタスク、閲覧数の最も少ない記事)。 

    KPI

    KPIカードは、個人やチームの活動やパフォーマンスに関するさまざまな指標を見やすくまとめたものです。重要な指標データが分かりやすく示されているため、目標の達成状況を迅速に評価するのに役立ちます。KPIカードを確認することにより、以下のことが可能です。
    1. リソース管理:マネージャーは、サポート担当者の生産性を分析することで、担当者の余力を把握し、問い合わせやタスクをより効果的に割り当てることができます。 
    2. パフォーマンス分析:一時返信までの時間や解決時間を測定することで、遅延の根本原因を特定し、返信時間や解決時間を短縮するために必要な対応を行うことが可能です。
    3. 目標達成:一次返信までの時間や解決時間の測定により、問い合わせの迅速な解決、顧客満足度の向上、問い合わせの減少といった目標達成に向けてサポートチームの業務を調整することが可能です。 
    ダッシュボードでは、以下の4種類のKPIカードを利用できます(指標カード、比較カード、棒グラフ、メーターグラフ)。 

    指標カード
    指標カードとは、個人やチームの活動やパフォーマンスに関する指標値を表示するものです。指標カードで特定の期間における指標値をまとめて確認することで、迅速な意思決定や対応が可能です。 
    1. 例:あるチームでは、SLA(サービスレベル合意)によって、問い合わせの返信期限が問い合わせの作成から24時間以内に設定されています。このチームのマネージャーは、この解決期限の達成状況を確認するため、ダッシュボードに一次返信までの時間に関する指標カードを追加することにしました。そこで、詳細フィルターでフィルター条件として[一次返信までの時間]が24時間以内である問い合わせを指定し、KPIカードを作成しました。 
    2. また、過去3か月間に再開された問い合わせの件数を示す指標カードも作成しました。この指標カードをもとに、問い合わせの再開原因を分析したり、最初の解決策の効果を評価したりすることができるようになりました。


    比較カード
    比較カードでは、指標値を過去の指標値と比較して分析できます。進捗、遅延、傾向の変化を把握し、改善が必要な部分を見つけることが可能です。

    たとえば、ある部門で先月は2,000件の問い合わせを受信し、今月は1,000件しか受信しなかった場合、比較カードでは先月と今月の問い合わせの受信件数を比較し、増減比を確認できます。比較カードをもとに、問い合わせの受信件数を減らすための対策の効果や、解決時間の短縮方法、問題の自己解決を促進するためのサービスの利用状況などをさらに分析し、データに基づく意思決定を行うことができます。比較カードにおける増減比は以下のように表示されます。
    1. 基準値が比較値より高い場合、増減比は緑で表示されます。
    2. 基準値が比較値より低い場合、増減比は赤で表示されます。
    3. 基準値と比較値が同じ場合、増減比は緑で表示されます。

    メモ
    メモ:
    1. 対象期間としては、今日(昨日との比較)、今週(先週との比較)、今月(先月との比較)、今四半期(前四半期との比較)、今年(前年との比較)のいずれかを選択できます。 
    2. 会計年度は1月に開始するものとして処理されます。たとえば、今四半期と前四半期を比較する指標カードに9月にアクセスした場合、第3四半期(7月から9月)と、第2四半期(4月から6月)の比較が表示されます。 
    3. [集計]の設定欄ではドロップダウンの値(選択肢)が、[列]の項目で選択した値に応じて表示されます。
    4. 比較期間で[期間1]を入力すると、[期間2]は自動で入力されます。たとえば、[期間1]として[今月]を選択すると、[期間2]には[先月]が自動で入力され、変更できません。 


    棒グラフとメーターグラフ 
    棒グラフとメーターグラフでは、目標値に対する実績値を見やすく確認できます。
    たとえば、各サポート担当者に対して四半期ごとの問い合わせの完了件数の目標値が設定されている場合、今四半期の傾向や達成状況を確認することが可能です。マネージャーは、問い合わせの完了件数、目標の達成状況などを確認できます。目標と実績の比較に役立ちます。 
    目標には以下のいずれかを指定できます。  
    1. 固定値:[目標]の項目に手動で値を入力します。たとえば、問い合わせの完了件数の個人目標が300件である場合、[目標]の項目に「300」と入力します。 
    2. 前回の値:目標値には、前の期間の値が自動で適用されます。たとえば、対象期間を今月に設定した場合、目標は先月の値に設定されます(今月の問い合わせの完了件数と先月の問い合わせの完了件数を比較できます)。 

    KPIカードの設定

    KPIカードを作成するには以下を設定する必要があります。
    メモ
    メモ:標準タブであれば、どのタブに対してもKPIカードを作成できます。ただし、分析対象の項目は、KPIカードの作成前に対象のタブにおいて作成する必要があります。
    1. 項目名:項目名を入力します(例:サポートチームの問い合わせの完了件数)。こちらで入力した名前がKPIカードの上部に表示されます。
    2. タブ:KPIカードで集計するデータが登録されている標準タブを選択します(例:[問い合わせ]タブ)。
    3. 関連タブ:[タブ]の項目で選択しなかったタブが一覧表示されます。たとえば、対象のタブとして[問い合わせ]を選択した場合、関連タブとして[活動]を選択できます。これにより、担当者またはチームが完了した通話、タスク、予定の件数を表示することが可能です。注:カスタムタブは分析できません。
    4. :タブの項目(例:問い合わせの返信時間、経路、区分、経過時間、ステータスなど)が列として指定可能になります。たとえば、タブとして[問い合わせ]を選択した場合、列として[ステータス]の項目を指定できます。列を指定すると、指定した列の値が集計されてカードに表示されます。
    5. 集計:最小、最大、合計、平均のいずれかを選択できます。選択した集計方法に基づき、列の値が集計され、カードに表示されます(例:問い合わせの解決時間や期限の平均)。
    6. 列のフィルター条件:日時項目を指定できます。列のフィルター条件のドロップダウンの値(選択肢)は、分析対象の列に応じて変化します。たとえば、列として問い合わせのデータ数を指定した場合、列のフィルター条件として問い合わせの作成日時、更新日時、完了日時のいずれかを指定可能です。

    7. 時間のフィルター条件:対象の時間を指定します(例:今日、今年など)。 
    メモ
    メモ: 
    1. 集計の設定項目や、列/時間のフィルター条件の設定項目のドロップダウンの値(選択肢)は、分析対象として指定した列に応じて変化します。
    2. カードに表示されている分析データを更新するには、各カードで個別に更新操作を行う必要があります。 

    埋め込み

    Zoho Analyticsで作成したテーブル、レポート、ダッシュボードをZoho Deskのダッシュボードに埋め込み、最新情報をリアルタイムに表示できます。
    メモ
    メモ:埋め込みの項目を追加するには、あらかじめZoho DeskアカウントでZoho Analytics連携を設定しておく必要があります。  

    ダッシュボードの作成と項目の追加

    標準ダッシュボードは、削除したり編集したりすることはできません。また、標準ダッシュボードには新しい項目を追加できません。代わりに、独自のダッシュボードを作成することで、要件に応じた項目を追加できます。独自のダッシュボードには、最大10件の項目を追加できます。 
    ダッシュボードを作成して項目を追加するには
    1. [分析]タブに移動します。
    2. ダッシュボードの一覧ページで、画面左側の[ダッシュボード]タブをクリックします。
    3. 画面右上にあるダッシュボードの追加ボタンをクリックします。
    4. ダッシュボードの追加画面で、次の手順を実行します。
      1. ダッシュボードの名前を入力します。
      2. ダッシュボードフォルダーのドロップダウンから、対象のフォルダーを選択します。
      3. ダッシュボードの説明を入力します。
      4. [項目を追加する]をクリックします。
        後で項目をさらに追加することも可能です。
    5. [レポート]、[ギャラリー]、[KPIカード]、[データ一覧]、[埋め込み]のいずれかのタブから、対象の項目を選択します。
      なお、全体のダッシュボードは、画面上部のメニューで[すべての部門]を選択している場合にのみ利用できます。
    6. [レポート]を選択した場合、以下の手順を実施します。
      1. 項目名を入力します。
      2. グラフの種類を選択します。
      3. X軸とY軸のデータを選択します。
      4. [追加する]をクリックします。
    7. ギャラリーを選択した場合、以下の手順を実施します。
      1. 項目を選択します。
      2. 項目名を入力します。
      3. 担当者を選択します。
      4. 時間を選択します。
      5. [追加する]をクリックします。
    8. [KPI]を選択した場合、以下の手順を実施します。
      1. KPIカードの種類として、指標カード、比較カード、棒グラフ、メーターグラフのいずれかを選択します。 
      2. 項目名を入力します。
      3. [基本情報]の欄で、ドロップダウンから対象のタブ関連タブを選択します。分析対象の集計方法を選択します。
      4. 棒グラフとメーターグラフの場合、目標の種類目標を指定します。 
      5. フィルター条件の設定欄で、列と時間の条件を選択します。 
      6. 詳細フィルターの欄で、データを抽出する条件を指定します。[+](追加)アイコンをクリックすると、条件をさらに追加できます。 
      7. [追加する]をクリックします。

    9. データ一覧を選択した場合、以下の手順を実施します。
      1. 項目を選択します。
      2. 項目名を入力します。
      3. 対象のデータ一覧を選択します。 
      4. 1ページに表示する行数の合計を選択します。
        最大50行を表示できます。
      5. [追加する]をクリックします。 
    10. [埋め込み]を選択した場合、[Zoho Analyticsの項目]を選択し、[追加する]をクリックします。
    11. [保存する]をクリックして、ダッシュボードを保存します。

    ダッシュボードフォルダーの作成

    作成したダッシュボードは、ダッシュボードフォルダーに保存されます。独自のダッシュボードフォルダーを作成することもできます。作成時に表示対象(すべての担当者、指定の担当者、自分のみ)を指定することで、他のユーザーによるアクセスを制限することも可能です。
    メモ
    メモ:
    1. ダッシュボードフォルダーを作成したユーザーと、管理者権限を持つユーザーは、初期設定でダッシュボードフォルダーにアクセスできます。
    2. その他のユーザーは、ダッシュボードフォルダーを作成したユーザーによってアクセスが許可された場合のみ、ダッシュボードフォルダーにアクセスできるようになります。

    ダッシュボードフォルダーを作成するには

    1. [分析]タブをクリックします。
    2. ダッシュボードの一覧ページで、画面左側の[ダッシュボード]タブをクリックします。
    3. 画面右上にある[ダッシュボードフォルダーを追加する]をクリックします。
      代わりに、ダッシュボードの追加ボタンの隣にある下向き矢印をクリックして、[ダッシュボードフォルダーを追加する]を選択することも可能です。
    4. ダッシュボードフォルダーの追加画面で、
      1. フォルダー名を入力します。
      2. [表示対象]のドロップダウンで、アクセスを許可する範囲を選択します(自分のみ/すべての担当者/特定の担当者)。
    5. [保存する]をクリックします。

    ダッシュボードや項目の操作

    ダッシュボードや項目で実行可能な操作は、以下のとおりです。

    1. ダッシュボードのエクスポート(エクセル、CSV形式)
    2. ダッシュボードや項目の印刷
    3. ダッシュボードの初期設定:組織共通の重要指標を含むダッシュボードを「初期設定」として設定できます。これにより、組織内のすべての担当者の画面で、[分析]タブにアクセスした際に、該当のダッシュボードが最初に表示されるようになります。
    4. ダッシュボードや項目の編集と削除:独自のダッシュボードとその項目は、作成したユーザーのみが編集、削除できます。
    5. 項目の更新:項目の左上にある[]アイコンをクリックすると、最新のデータや更新内容が項目に反映されます。
    6. 項目の全画面表示とサイズ調整:項目にカーソルを合わせると右上に表示される[拡大]アイコンをクリックすると、項目を画面全体に拡大して表示できます。表やグラフの詳細を確認しやすくなります。  また、項目の右下にある[]アイコンをドラッグすると、ダッシュボード内に配置する項目のサイズを拡大/縮小することが可能です。 


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