Zoho DeskのTicket Status Lifecycle拡張機能
問い合わせが作成されてから完了するまでの間、問い合わせのステータスは状況に応じて変化します。たとえば、問い合わせが作成されると、問い合わせのステータスは「未完了」に設定されます。その後、担当者が問い合わせに返信すると、問い合わせのステータスは「解決済み」に設定されます。また、問い合わせに対して顧客から返信があった場合は、問い合わせのステータスは再度「未完了」に設定され、問い合わせを他の部門や担当者に割り当てた場合は、問い合わせのステータスは「エスカレーション中」に設定されます。問い合わせに対して再度返信し、顧客によって問い合わせが解決したと見なされれば、問い合わせのステータスは「完了」に設定されます。サポート業務の効率化を図るためには、これらの問い合わせの各ステータスにおける更新状況を把握することは必要不可欠です。
Zoho DeskのTicket Status Lifecycle拡張機能を利用すると、問い合わせのステータスの更新状況を時系列順で確認することができます。また、ステータスを変更した担当者や各ステータスでの問い合わせに費やした時間など、各ステータスにおける詳細情報を確認することも可能です。
主な機能
- 各ステータスにおける問い合わせへの対応工数を確認できます。問い合わせの解決時間に影響を及ぼす問題や課題を特定するのに役立ちます。
- ステータスごとにフィルターを適用し、選択したステータスの情報のみを表示することができます。たとえば、「保留中」のステータスでフィルターを適用し、「顧客からの返信待ち」や「上司の承認待ち」といったステータスが保留されている理由を確認することが可能です。
- ステータスの更新日時やステータスを更新した担当者を確認できます。
拡張機能のインストール
Ticket Status Lifecycle拡張機能は、Zoho Marketplace、またはZoho Deskアカウントからインストールできます。Zoho Deskから拡張機能をインストールするには：
- 管理者権限を持つユーザーアカウントで、Zoho Deskにログインします。
- 画面右上の
（設定）アイコンをクリックし、［連携］欄にある［すべて］をクリックします。
- 画面右側の検索欄で［Ticket Status Lifecycle Extension for Zoho Desk］を検索します。
- Ticket Status Lifecycle拡張機能を選択して、［Install］（インストールする）をクリックします。
- ［Confirm Installation］（インストールの確認）画面で、［By installing this App, you agree to the Terms of Service of Zoho Marketplace.］（このアプリをインストールすると、Zoho Marketplaceの利用規約に同意したものと見なされます）のチェックボックスにチェックを入れ、［Install］（インストールする）をクリックします。
- Ticket Status Lifecycle拡張機能の画面が表示されます。［一般設定］タブで、次の操作を実施します：
- ［部門］を選択し、Zoho Deskでこの拡張機能を利用する担当者の［権限］を選択します。
- 利用規約利用規約の同意にチェックを入れます。
- ［インストール］をクリックします。
拡張機能は、指定した部門と権限を持つ担当者に対してのみ利用できるようになります。 - 表示されたポップアップ画面の［認証］をクリックして、拡張機能を有効にします。
- 次に表示されるポップアップ画面で［承諾する］をクリックして、Zoho Workflowに対してZoho Deskアカウントのデータへのアクセスを許可します。
インストール後、Ticket Status Lifecycle拡張機能の詳細画面の右側に、この拡張機能が表示される場所の一覧が表示されます。Ticket Status Lifecycle拡張機能には、問い合わせの詳細画面からアクセスできます。
ステータスの更新状況に関する情報の表示
Zoho DeskのTicket Status Lifecycle拡張機能を利用すると、問い合わせのステータスの更新日時やステータスを更新した担当者の情報を簡単に確認することができます。
Zoho DeskのTicket Status Lifecycle拡張機能を利用すると、問い合わせのステータスの更新日時やステータスを更新した担当者の情報を簡単に確認することができます。
- ［問い合わせ］タブに移動します。
- ステータス更新状況を確認する問い合わせを選択します。
- 問い合わせの詳細画面の右側にある拡張機能アイコン（
）をクリックします。
- 拡張機能の一覧から、［Ticket Status Lifecycle］を選択します。
画面左側のアイコンの一覧メニューにもTicket Status Lifecycle拡張機能のアイコン（）が表示されます。こちらから拡張機能を開くこともできます。
- 問い合わせのステータスの詳細パネルが表示されます。こちらには、ステータスの更新状況に関する情報が時系列順に表示されます。
拡張機能のアンインストール
Ticket Status Lifecycle拡張機能が不要になったら、アンインストールできます。
Ticket Status Lifecycle拡張機能が不要になったら、アンインストールできます。
- 画面右上の
- マーケットプレイスの画面で、［インストール済みの拡張機能］タブをクリックします。
- 拡張機能の一覧から、［Ticket Status Lifecycle Extension for Zoho Desk］を選択します。
- Ticket Status Lifecycle Extension for Zoho Deskの画面右上にあるその他アイコン（
）をクリックします。
- ［拡張機能をアンインストールする］を選択します。
- 確認画面で［確定する］をクリックします。
Zoho CRM 管理者向けトレーニング
「導入したばかりで基本操作や設定に不安がある」、「短期間で集中的に運用開始できる状態にしたい」、「運用を開始しているが再度学び直したい」 といった課題を抱えられているユーザーさまに向けた少人数制のオンライントレーニングです。
日々の営業活動を効率的に管理し、導入効果を高めるための方法を学びましょう。
- Zoho Workerly Home
- Forums
- Connect With Us:
- Zoho Recruit Home
- Forums
- Connect With Us:
Zoho WorkDrive Resources
New to Zoho Workerly?
New to Zoho Recruit?
New to Zoho CRM?
New to Zoho Projects?
New to Zoho Sprints?
New to Zoho Assist?
Related Articles
Zoho DeskのTicket Insights拡張機能
カスタマーサポートの問い合わせ対応では、顧客とのやりとり、タスク、承認などの複数の業務が行われます。通常、これら業務に関する情報は別々に保存されており、さまざまな場所から集める必要があります。この処理にはとても時間がかかります。Zoho DeskのTicket ...Zoho DeskのTicket Assignment拡張機能
問い合わせを適切に割り当てると、適切な担当者からより迅速に返信できるようになります。これには、どの担当者が対応可能であるかを知る必要があります。そうすることで、迅速かつ適切に返信できる担当者に問い合わせを割り当てられます。また、オフラインの担当者を確認する必要もあります。現在オフラインの担当者が抱えている緊急の問い合わせを確認し、すぐに対応できるオンラインの担当者やチームに問い合わせを割り当て直すことで、対応の遅れを防げます。現在、担当者の対応可否状況はZoho ...TwilioとZoho Deskの連携
Twilioはクラウド対応またはホスティングされた電話プラットフォームで、Webアプリケーションから簡単に音声通話機能を使用できます。TwilioとZoho Deskを連携すると、Zoho Desk内からの着信と発信の通話を整理できます。Twilio連携を設定すると、通話情報を問い合わせ/連絡先/取引先と関連付けて管理できます。 メモ： Twilio連携は、プロフェッショナルプランとエンタープライズプランでのみ利用できます。 ...Zoho DeskのMailchimp拡張機能
Zoho DeskからMailchimpのキャンペーン情報を表示できます。この連携により、サポートチームのメンバーは、顧客に配信したキャンペーンメールの種類や、各キャンペーンのステータスの詳細情報を簡単に把握することができます。また、キャンペーンメールをZoho Deskから配信することもできます。 機能： Zoho Desk内からすべてのMailchimpのキャンペーンとそのステータスを表示できます。 問い合わせの詳細画面から、キャンペーンが開封されたかどうかを確認できます。 Zoho ...Zoho DeskのWHMCS拡張機能
WHMCSは、Webサイトのホスティングやドメイン管理、サービス販売、請求管理におけるさまざまな業務を自動化するのに役立つプラットフォームです。WHMCSとZoho Deskを連携することで、WHMCSを通じてZoho Deskのサービスを販売するための設定が可能になります。この設定は、主にZohoの販売パートナー（代理店）向けのものです。具体的には、WHMCSでZoho Desk用の設定情報（モジュール）を追加することで、自社のドメインで運営しているサイトを通じて、顧客向けにZoho ...