Zohoでは、顧客向けに独自のモバイルアプリ(以下、アプリ)の開発、提供を行っています。アプリの開発には、Zoho Deskのソフトウェア開発キット(SDK)が使用されます。Zohoによる顧客へのアプリの開発、提供(以下、サービス)においては、顧客(以下、利用者)とZoho(以下、Zoho)の両方の当事者に利用規約が適用されます。なお、Zohoの契約当事者は、利用者の地域によって異なります。詳細については、こちら
をご参照ください。
アプリの申請を送信することで、利用者はこの利用規約に同意したものと見なされます。また、同意に伴い、利用者とZoho間で締結した一般サービス規約または基本契約も適用されます。利用規約に同意しない場合は、サービスを利用したり、サービスにアクセスしたりしないでください。
1.利用条件
サービスを利用できるのは、Zoho Deskのエンタープライズプランに登録している有効な利用者のみです。サービスの申請は、Zoho Deskアカウントの管理者権限を持つユーザー(以下、アカウント管理者)が行うことができます。
2.申請の送信
2.1.
アカウント管理者は、Zoho Deskの機能を通じて申請を送信します(以下、申請)。申請を行うにあたって、デザインの仕様、ブランド情報、カスタマイズの内容などの要件を明確に説明する必要があります。
2.2.
Zohoは申請を確認し、技術的に可能かどうか評価します。評価に応じて、申請を承認、却下することができます。
2.3.
承認する場合、Zohoは料金と期間を明記した見積書を作成し、利用者に提供します。見積書の内容は決定事項ではなく、実際の工数や開発過程によって変動する場合があります。
2.4.
見積書の承認後、Zohoと利用者の間で作業範囲記述書(以下、SOW)の締結が行われます。SOWでは、作業の対象範囲、成果物、予定工数、料金、他の適用対象の規約が定められます。
3.アプリの開発と納品
3.1.
Zohoは、SOWで定められている仕様書に基づいて、アプリの開発を行います。利用者への納品は、安全なクラウド型のファイル共有サービスを通じてAPK(Android)またはIPA(iOS)の形式で行われます。
3.2.
納品後、利用者は7日間、またはSOWで定められている期間(以下、評価期間)のうちにアプリの評価を行います。仕様書で定められている内容とアプリが一致しない場合(以下、不適合)、利用者は評価期間内にZohoに連絡し、不適合の詳細を伝えます。
3.3.
Zohoは報告された不適合を修正し、修正後のアプリを利用者に納品します。利用者は、修正後のアプリの評価を行います。修正後のアプリの納品後には、新しい評価期間が適用されます。
3.4.
上記の条項3.2、3.3で定められている評価プロセスは、(i)利用者が承認する、(ii)利用者が評価期間中に不適合の報告を行わない、のいずれかが当てはまるまで行われます。
3.5.
Zohoの行動や不作為が原因で発生した不適合の修正による費用は、Zohoが負担します。ただし、利用者の協力や情報の不足が原因で不適合が発生した場合、Zohoはこれらの不適合に対応するための追加手数料を請求する権利を有します。
4.納品後のサポートとカスタマイズ
4.1.
アプリの納品と承認後、Zohoはアプリの合理的な技術サポートを提供します。なお、Zoho Deskや他のZohoサービスに適用されているサポートプランやサービスレベルは、このサービスには適用されません。
4.2.
アプリの機能の追加、変更、カスタマイズ(以下、追加のカスタマイズ)を希望する場合、利用者はZohoに新しく申請を行います。各申請は個別のものとして扱われ、新しいSOWが適用されます。
5.利用者の責任
5.1.
利用者は、Zohoがサービスを行うために必要な情報や資料を適時提供する必要があります。また、利用者の協力や情報提供の状況によって、Zohoのサービスの納期に影響を与えることについて理解し、同意します。
5.2.
利用者は、App Storeなどのデジタル配布プラットフォームで自身の開発者アカウントを通じてアプリを公開、配信、管理することについて、すべての責任を負います。
5.3.
利用者は、アプリを公開、配信するにあたって、第三者のポリシーや法律に準拠していることを保証します。
6.料金と支払い
6.1.
サービスの支払い料金(以下、サービス料金)は、SOWで定められている内容に基づいて時間単位で請求されます。
6.2.
利用者は、SOWで定められているサービス料金は決定事項ではなく、サービスを提供するために発生した実際の工数によって変動することを理解し、同意します。SOWで定められている予定工数を超過した分の工数は、同じ時間単価で個別に請求されます。SOWで他の請求方法が定められている場合は、その限りではありません。
6.3.
Zohoは、SOWで定められている内容に基づいて、請求書を発行します。利用者は、SOWで定められている期限内にすべての請求書の支払いを行います。法律の対象となる場合を除いて、控除や相殺は適用されません。
6.4.
サービス料金には税金は含まれません。税金は利用者が負担します。
6.5.
期限までに請求書の支払いが行われなかった場合、Zohoはサービスの提供を中止、保留する権限を有します。
7.知的財産権
7.1.
アプリ、Zoho Desk SDK、API、サービスの提供に使用されたすべての関連ドキュメントとツールの知的財産権は、Zohoが単独で所有します。
7.2.
利用者がサービス料金を支払うことで、Zohoは利用者に対して非独占、譲渡不可、再許諾不可の権利を付与します。この内容は、Zoho Deskとは個別にアプリに適用されます。
7.3.
利用者がZohoに提供したサービスに関連するブランドの資料、ロゴ、コンテンツ(利用者の資料)の権利は、利用者が有します。利用者は、サービスを提供するための目的として、利用者の資料を使用するための限定的、非独占的、著作権手数料不要の権利をZohoに付与します。
8.秘密保持
Zohoは、アプリ開発の目的で利用者によって提供された非公開、専有的な情報(以下、機密情報)の機密性を保持します。Zohoは、アプリの開発、提供の目的においてのみ機密情報を使用します。また、必要最小限のZohoの従業員、他のZohoサービスの当事者以外の第三者に機密情報を開示することはありません。上記の内容にかかわらず、適用される法律、裁判所や政府機関による命令により情報の開示が求められる場合、Zohoは機密情報を開示します。その場合、Zohoは適用される法律の範囲内で、利用者に事前に通知します。
9.補償
利用者は、次の場合に生じた損失、損害、費用(合理的な範囲の弁護士費用を含む)を補償し、Zohoにその責任を追及しないことに同意します。(a)アプリの利用による法律違反、第三者の権利の侵害、(b)利用規約、SOWの違反、(c)利用者の資料による第三者の知的財産権の侵害。
10.契約の解除
10.1.
契約の解除:当事者が利用規約またはSOWに違反し、書面での通知から15日間以内に違反の解決が行われなった場合、相手方の当事者は利用規約またはSOWの契約を解除できます。
10.2.
契約の自動解除:Zoho Deskのエンタープライズプランのサブスクリプションの期限が終了したり、他のプランへのダウングレードが行われたりした場合、サービスの契約は自動で解除されます。
10.3.
契約の解除の措置:サービスの契約の解除後、以下の措置が必要です。
(a)利用者は、契約の解除までの日時に提供されたすべてのサービスの料金をZohoに支払う必要があります。
(b)利用者は、利用規約、SOWに基づいて付与されたすべての権利を即座に放棄する必要があります。
(c)利用者は、アプリの利用をすぐに中止し、システム、サーバー、デバイス、その他のメディアからアプリのファイルのコピーをすべて完全に削除する必要があります。
11.契約の変更
Zohoは、サービスのお知らせ、利用者のメインのメールアドレスへのメール送信により、いつでも利用規約を変更できます。変更内容は、サービスのお知らせ、メールでの連絡に記載されている日付から適用されます。利用者は、契約の変更の効力発生日以降もサービスを引き続き利用すると、契約の変更に同意したものと見なされます。