WhatsApp Co-Existence:WhatsApp BusinessアプリとZoho Deskの[インスタントメッセージ]タブで同じ電話番号を使用する方法

WhatsApp Co-Existence:WhatsApp BusinessアプリとZoho Deskの[インスタントメッセージ]タブで同じ電話番号を使用する方法

WhatsAppのCo-Existence機能を使用すると、現在WhatsApp Businessアプリで使っている電話番号を変更せずに、Zoho Deskからも顧客のメッセージに対応できます。連携時には、過去6か月分までのチャット履歴がZoho Deskに同期されます。同期完了後は、アプリとZoho Deskの共有受信トレイの両方でメッセージを確認、返信できます。これにより、スマートフォンでの対応を続けながら、チームでも顧客に対応できるようになります。
この記事では、Co-Existenceの設定方法、同期中の動作、管理者が知っておくべき内容について説明します。

Co-Existenceの利用をおすすめするケース:

  • 1つのWhatsAppアカウントを使用して複数の担当者が顧客とやりとりしたい場合
  • チームでやりとりを確認し、問い合わせとして管理したい場合
  • すぐに返信できるよう、スマートフォンからもWhatsAppのメッセージに返信したい場合
  • WhatsAppの電話番号を変更したくない場合
事前に確認すること:
  • Zoho Deskの管理者権限があること
  • WhatsApp Businessアプリが有効で、ログイン済みであること
  • WhatsApp Businessの電話番号を別のサービスとのAPI連携に使用していないこと
  • WhatsApp Businessの電話番号を使用して、他のサービスで連携設定を進めていないこと
メモ
WhatsApp Businessアプリで現在使用している電話番号のみ連携できます。

変更されること 変わらないこと
チームの担当者が共有受信トレイから返信できるようになります。 顧客は同じ電話番号にメッセージを送信できます。
受信トレイから送信したメッセージがWhatsApp Businessアプリにも表示されます。 顧客側の表示は変わりません。
WhatsApp Businessアプリから送信したメッセージが受信トレイにも表示されます。  
モバイルアプリから送信したメッセージには、受信トレイ上で「このメッセージはモバイルアプリから送信されました」と表示されます。  

WhatsApp Co-Existenceの概要

制限事項
  • 過去6か月分までのチャット履歴を同期できます。
  • 同期には最大24時間かかる場合があります。
  • それ以前のチャットはWhatsApp Businessアプリに残ります。

初回の同期中:

  • インスタントメッセージの受信トレイに会話は表示されません。
  • 担当者は受信トレイから返信できません。
  • メッセージはWhatsApp Businessアプリで受信します。
  • モバイルアプリから引き続き返信できます。
同期中もサービスは停止しません。

同期の完了後:

  • 会話が自動的に受信トレイに表示されます。
  • 担当者は受信トレイとモバイルアプリの両方から返信できます。
  • 過去6か月分のチャット履歴を確認できます。
  • 過去のチャットから問い合わせは作成されません。
  • 新しく受信したメッセージからのみ問い合わせが作成されます。
  • モバイルアプリから送信したメッセージによって、自動処理やボットの返信が実行されることはありません。

経路に関する制限

  • 設定後は、Co-Existenceの対象の電話番号を変更できません。
  • 同期中は、Co-Existenceで利用中の経路を削除できません。
  • 同期完了後は経路を有効または無効にできます。
  • 必要に応じて経路を削除できます。

WhatsApp Co-Existenceを有効にする方法

手順1:WhatsAppの設定画面

  1. 1 管理者としてZoho Deskにログインします。
  2. 2 上部のバーにある[設定]アイコンをクリックします。
  3. 3 [経路]の[インスタントメッセージ]をクリックします。
  4. 4 WhatsAppの横にある[設定する]をクリックします。
  1. 5 [連携]をクリックします。
  2. 6 Facebookの認証画面が表示されます。WhatsApp BusinessアカウントはMetaを通じて管理されるため、Facebookのビジネスアカウントで認証する必要があります。
Facebookの認証画面

手順2:FacebookとWhatsApp Businessアカウントの連携

  1. 1 [続行]をクリックしてFacebookアカウントを連携します。
  2. 2 「WhatsAppユーザーとチャットする」画面で[利用を開始する]をクリックします。
  3. 3 [続行]をクリックして、アカウントをZoho Corporationに連携します。
アカウントをZoho Corporationに連携
  1. 4 Facebookのビジネスアカウントを選択します。
  2. 5 連携済みのWhatsApp Businessアカウントを選択します。
  3. 6 [続行]をクリックします。
FacebookのビジネスアカウントとWhatsApp Businessアカウントを選択
重要
正しいアカウントを選択してください。誤ったアカウントを選択すると、設定を最初からやり直す必要がある場合があります。

手順3:WhatsApp Businessの電話番号の認証

現在使用しているWhatsApp Businessアプリの電話番号を連携するには:
  1. 1 [既存のWhatsApp Businessアプリを接続する]を選択します。
  1. 2 電話番号を入力します。
  2. 3 画面にQRコードが表示されます。
  3. 4 WhatsApp Businessアプリを開きます。
QRコードの画面
  1. 5 [QRコードをスキャン]を選択します。
  2. 6 Facebookの画面に表示されているQRコードを読み取ります。
QRコードの読み取り
  1. 7 [チャットを共有]を選択し、過去6か月分までの会話を同期します。
  1. 8 認証が完了すると、自動的に同期が始まります。
  2. 9 同期が完了すると、Zoho Deskの[インスタントメッセージ]タブでWhatsAppの経路の一覧ページに表示される経路のステータスが更新されます。
WhatsAppの経路の一覧ページに表示される経路のステータス
メモ
同期中、メッセージはインスタントメッセージの受信トレイではなくWhatsApp Businessアプリで受信します。その間もアプリから返信できます。同期が完了すると、受信トレイとモバイルアプリの両方から返信できるようになります。

よくある質問

Q:モバイルアプリとAPIで同じ電話番号を同時に使用できますか?
A:はい。Co-Existenceを利用すると、同じ電話番号を両方で使用できます。
Q:同期中でも担当者は返信できますか?
A:同期中は会話が受信トレイに表示されないため、担当者は受信トレイから返信できません。
ただし、WhatsApp Businessアプリから顧客に引き続き返信できます。同期が完了すると、受信トレイとモバイルアプリの両方から返信できます。
Q:過去6か月分のチャット履歴から問い合わせが作成されますか?
A:いいえ。同期した過去6か月分のチャット履歴から問い合わせは作成されません。設定後に新しく受信したメッセージからのみ問い合わせが作成されます。
Q:WhatsAppのすべてのメッセージ形式に対応していますか?
A:ほとんどのメッセージ形式に対応しています。ただし、一度しか表示できない画像や動画などは、受信トレイで画像や動画そのものではなく、代わりの内容が表示される場合があります。
Q:後から経路を有効または無効にできますか?
A:はい。経路は後から有効または無効にできます。必要に応じて削除もできます。ただし、設定後に経路を編集することはできません。