Zoho PageSense連携を使用したフォーム分析機能による訪問者の追跡

Zoho PageSense連携を使用したフォーム分析機能による訪問者の追跡

Zoho DeskのWebフォームでは、Webサイト、ヘルプセンター、外部のページから、フィードバックや問い合わせを直接受け付けることができます。フォームを設定して埋め込むと、送信された内容はZoho Deskに自動で記録されます。しかし、何人の訪問者が入力を開始したか、途中で入力をやめたか、特定の項目を入力せずに飛ばしたかなど、フォームでの操作状況を把握するには、より詳細な分析が必要です。

この分析は、Zoho PageSenseを利用したフォーム分析で実現できます。フォーム分析では、フォーム内での訪問者の操作を追跡し、対応に役立つ分かりやすいレポートとして表示します。ユーザーの行動を項目ごとに詳しく把握し、フォームをより使いやすくするために改善すべき箇所を特定できます。

利用できる機能:
  1. 月5,000人までの訪問者を追跡できる、無料のZoho PageSenseアカウント。
  2. コンバージョン率、訪問者数、入力開始者数など、フォームの主要な指標と、その推移を確認できるレポート。
  3. 各フォームの項目に対するユーザーの操作を把握できる、フォーカスや離脱などの項目ごとの分析情報。
  4. ユーザーのグループごとにフォームの利用状況を分析できるセグメンテーション機能。

利用条件

情報必要な権限
Zoho Deskでは、システム管理者権限を持つユーザーがフォーム分析を有効にできます。
各プランの機能と制限を確認する

フォーム分析の有効化

Zoho Deskのフォーム分析は、Zoho PageSenseを利用しています。フォーム分析を有効にすると、Zoho PageSenseアカウントが自動で作成されます。Zoho PageSenseアカウントがすでに存在する場合は、そのアカウント内にZoho Deskに関連付けられた新しいプロジェクトが作成されます。

メモ
メモ:Zoho PageSenseアカウントがすでに存在する場合は、既存のアカウント内にZoho Deskに関連付けられた新しいプロジェクトが作成されます。
フォーム分析を有効にするには:
  1. (設定)→[経路][ヘルプセンター]の順にクリックします。
  2. 画面左側のメニューで[PageSense]をクリックします。
  3. [PageSense連携を有効にすると、データの収集、使用、開示に同意したものとみなされます]のチェックボックスを選択します。
  4. [有効にする]をクリックし、Zoho PageSense連携のポップアップ画面で[続ける]をクリックします。
  5. [Webフォームの分析]に対応する切り替えボタンを有効にします。

Zoho PageSenseアカウント(ポータル)が自動で作成され、フォーム分析を有効にしたユーザーに管理者権限が付与されます。さらに、Zoho PageSenseアカウント内にZoho Deskに関連付けられたプロジェクトが作成されます。

設定したフォームの追跡

フォーム分析を有効にすると、Zoho Deskで新しく作成したフォームごとに、対応するテストがZoho PageSenseに自動で作成されます。既存のフォームでは、Zoho PageSenseに対応するテストを作成するために、フォームを開いて編集し、保存する必要があります。フォームを更新した後は、訪問者の操作を正しく追跡できるように、最新のコードをWebページに埋め込んでください。

フォーム分析の指標を確認する

フォームを作成または更新すると、[フィードバック用ウィジェット]や[詳細なWebフォーム]などの専用のダッシュボードフォルダーが自動で作成されます。各フォームには、それぞれ専用のダッシュボードがこれらのフォルダー内に作成されます。
たとえば、「お問い合わせ」という名前のフィードバック用ウィジェットを作成すると、[フィードバック用ウィジェット]フォルダー内に同じ名前のダッシュボードが作成されます。このダッシュボードでは、フォームの利用状況や訪問者の操作を確認し、分析できます。
ダッシュボードを表示するには
  1. [分析][ダッシュボード][フィードバック用ウィジェット]または[詳細なWebフォーム]に移動します。

フォームの指標

フォームの指標では、フォーム全体の利用状況や、訪問者による利用状況の推移を確認できます。

フォームの基本情報

  1. 訪問者:フォームが表示されたページを閲覧したユーザー数(重複を除く)。フォームを操作しなかったユーザーも含まれます。
  2. 訪問回数:ページが表示された合計回数です(同じユーザーによる複数回の閲覧も含みます)。
  3. 入力開始者数:フォーム内のいずれか1つ以上の項目を操作した訪問者数です。
  4. コンバージョン数:フォームの送信に成功した訪問者数です。
  5. 離脱:フォームの入力を開始したものの、送信しなかった訪問者数です。

フォームの指標の推移

選択した期間における入力開始者数、コンバージョン数、離脱数の推移を表示します。フォームの利用状況の変化を把握する際に役立ちます。

フォーム送信の統計情報

送信の成功件数と失敗件数を比較し、送信時の問題を特定できます。

平均送信時間

フォームを正常に送信したユーザーが、送信までに要した平均時間です。送信が完了したデータだけを対象に計算されます。

平均滞在時間

フォーム内のいずれか1つ以上の項目を操作したユーザーの平均滞在時間です。

訪問者の属性

流入元、デバイス、ブラウザー、ユーザーの種類などを確認できます。ユーザーの傾向を把握する際に役立ちます。

項目の指標

項目の指標では、ユーザーが各項目をどのように操作したかを確認できます。入力しづらい項目や改善できる箇所の特定に役立ちます。

項目ごとの統計情報

  1. フォーカス:項目が選択された回数
  2. 操作:ユーザーが項目に入力した回数
  3. 再フォーカス:別の項目へ移動した後に、再びその項目へ戻った回数
  4. 修正:入力済みの内容を変更した回数
  5. 離脱:特定の項目で入力を中断したユーザー数

入力済みの項目と未入力の項目

入力された項目数と、入力されなかった項目数を確認できます。

入力開始までの時間と合計時間

  1. 入力開始までの時間:項目にフォーカスしてから、入力を開始するまでに要した時間です。
  2. 合計時間:その項目の操作に要した時間です。

フォーム分析の無効化

追跡が不要になった場合は、フォーム分析を無効にできます。無効にすると、フォームでの訪問者の操作は記録されなくなります。
フォーム分析を無効にするには:
  1. (設定)→[経路][ヘルプセンター]の順にクリックします。
  2. 画面左側のメニューで[PageSense]をクリックします。
  3. [Webフォームの分析]の切り替えボタンを無効にします。 
無効にすると、Zoho PageSenseによるフォームの追跡が停止します。また、関連する分析用ダッシュボードはZoho Deskに表示されなくなります。
メモ
フォームまたはウィジェットを無効または削除した場合の影響
フォームまたはウィジェットを無効または削除すると、Zoho PageSenseの対応するテストにも影響があります。
  1. フォームを無効にすると、Zoho PageSenseの対応するテストは一時停止します。フォームを再度有効にすると、追跡を再開できます。
  2. フォームを削除すると、Zoho PageSenseとの関連付けは完全に解除されます。テストを復元したり、再開したりすることはできません。