自動ガイドボットの設定画面に関するアップデート:ウィジェットとフローの設定の統合

自動ガイドボットの設定画面に関するアップデート:ウィジェットとフローの設定の統合

以前は、自動ガイドボットを作成するにあたってフローとウィジェットの設定を個別に行ってから、フローをウィジェットに関連付ける必要がありました。

今回のアップデートでは、自動ガイドボットのウィジェットやフローの設定を[自動ガイドボットのフロー]という1つの設定項目から行うことができるようになりました。これにより、ウィジェットの設定や関連付けを個別に行わなくても、ボットをかんたんに設置できます。今回のアップデートによるメリットは以下のとおりです。
  1. 自動ガイドボットをより迅速に作成できる
  2. フローの設定画面から、ウィジェットの設定や設置用のリンク/コードを取得することが可能
  3. 自動ガイドボットをWebサイト、モバイルアプリ、インスタントメッセージの経路などにスムーズに設置できる

主な変更点

設定画面の刷新

  1. Zoho Deskの設定画面で[自動ガイドボット]の設定メニューから[自動ガイドボットのウィジェット]のメニューが削除されました。
  2. ボットのウィジェットの設定や設置用のリンク/コードの取得は、自動ガイドボットのフローの設定画面内から行うことが可能です。自動ガイドボットのフローの設定画面にアクセスするには、画面右上にある設定アイコンをクリックし、[自己解決]の欄にある[自動ガイドボット]をクリックします。続けて、画面左側のメニューで[自動ガイドボットのフロー]をクリックします。
  3. 自動ガイドボットのフローの詳細ページからウィジェットの詳細を設定、管理できるようになりました。

複数の言語のフローの設定

  1. フローを作成した後、各言語のフローを一覧表示し、管理できるようになりました。


ウィジェットのカスタマイズと共有設定

  1. フローの詳細ページでは、[カスタマイズ]タブからウィジェットのデザインや機能をカスタマイズできます。また、[共有]タブから、ボットを設置するのに必要なリンク/コードの取得や設定を行うことが可能です。

インスタントメッセージの経路

  1. フローをインスタントメッセージの経路に直接関連付けることができるようになりました。ウィジェットを個別に関連付ける必要はありません。

既存のフローやウィジェットへの影響  

既存のすべてのウィジェットやフローは、新しい形式のフローに変換されます。
  1. 既存のウィジェットに対して5件のフローが関連付けられていた場合:
    1. ウィジェットと5件のフローとの関連付けの設定をもとに、1件のフローが作成されます。このフロー内には、フローを選択するための選択カードと、フローに移動するための移動ブロックが追加されます。
    2. ボットの利用者がフローを選択すると、移動ブロック経由で対象のフローへと移動し、選択したフローに基づくボットの案内を受ける事が可能です。
    3. この場合、アップデート後のフローの件数は合計で6件となります。
  2. ウィジェットの設定は、新しい形式のフローに移行されます。
  3. 共有用のリンクや埋め込み用のコードは、そのまま利用できます。

ウィジェットのカスタマイズ  

ウィジェットのカスタマイズ機能が強化され、より柔軟な設定を行えるようになりました。


以下の設定を変更できます。
  1. ウィジェットのロゴ:
    1. ブランドのロゴをアップロードして、ウィジェットのヘッダーを変更できます。
  2. テーマカラー:
    1. ウィジェットの画面に、ブランドのイメージに合った色を適用できます。
  3. 挨拶メッセージと画像/動画:
    1. 初期設定の挨拶メッセージを設定できます。
    2. 画像/GIF/動画を追加することで、情報をより効果的に伝えることが可能です。
  4. 起動アイコンのデザインと形状:
    1. 起動アイコンのデザインを選択できます(例:吹き出し、はてなマークなど)。
    2. 形状としては、丸、吹き出し、四角のいずれかを選択可能です。
  5. 起動アイコンの位置:
    1. 起動アイコンを画面の左下に配置するか、右下に配置するかを選択し、端からの余白を調整できます。
  6. 背景のパターン:
    1. ウィジェットの背景に適用するパターンを選択できます。また、無地のデザインを適用することも可能です。
  7. 提供元の表示:
    1. [Powered by Zoho Desk]のテキストを表示するか、非表示にするかを設定できます。
  8. 吹き出しメッセージ:
    1. 利用者に対してボットの利用を促すメッセージを設定できます(例:お困りですか? チャットボットをご利用ください)。


  1. 終了方法:
    1. 1つの案内が終了する際の処理を設定できます。
      1. 案内を終了する:自動ガイドボットでのやりとりを終了し、終了メッセージを表示します。
        1. 新しい案内を開始する:それまでのやりとりの内容を消去し、次の案内を開始します。
        2. 案内を続ける:それまでのやりとりの内容を残したまま、次の案内を開始します。
      2. 新しい案内を開始し、利用者に確認する:新しい案内を開始した上で、案内を続けるか、案内を終了するかをボット利用者に確認します。この設定を選択すると、新しい案内を開始するにあたって、それまでのやりとりの履歴は消去されます。
  2. 自動終了までの時間の設定:
    1. 一定時間やりとりがない場合に、案内を自動で終了します。
      1. やりとりがない状態になると、チャットを続けるかどうかを確認するポップアップ画面が表示されます。
      2. 自動終了までの時間の上限は、23時間59分です(24時間以上経過すると案内が自動で終了します)。
      3. 24時間以上やりとりがない場合、案内を続けることはできません。

  1. 多言語対応の設定:
    1. 有効にすると、自動ガイドボットを多言語で提供できます。利用者は、言語を選択してボットを利用できます。

共有設定の主な変更点  

ボットの共有設定から、セッション変数を設定できるようになりました。
  1. セッション変数
    1. 自動ガイドボットの共有設定の画面から、セッション変数を設定できます。
    2. 対象の共有先でボットの画面表示に変数の値を反映することが可能です。
    3. なお、セッション変数を変更すると、変更内容はすべてのリンク/コードに反映されますのでご注意ください。


まとめ  

  1. 今回のアップデートにより、ウィジェットとフローを個別に設定する必要なくなりました。両方の設定を[自動ガイドボットのフロー]の設定画面からまとめて管理できます。
  2. ウィジェットのカスタマイズや、設置用のリンク/コードの取得と設定は、フローの設定画面から行えるようになりました。
  3. 複数の言語のフローを一覧表示し、管理できるようになりました。
  4. 共有設定の画面から設定したセッション変数を案内の内容に反映できます。