自動ガイドボットのウィジェットを作成してフローに関連付けるには
1.画面右上にある設定アイコンをクリックし、[自己解決]の欄にある[自動ガイドボット]をクリックします。画面左側のメニューで[自動ガイドボットのウィジェット]をクリックします。
2.[自動ガイドボットのウィジェットを作成する]をクリックします。
3.自動ガイドボットのウィジェットの追加ページで、ウィジェット名と説明を入力します。
4.フローの関連付けの欄で、ドロップダウンから関連付けるフローを選択します。
5.ウィジェットのアクセス権限の設定欄で、ウィジェットにアクセスできるユーザーとして[すべての利用者]、[担当者のみ]のいずれか、または両方を選択します。
6.[担当者のみ]を選択した場合、[すべての担当者]または[特定の担当者]のいずれかを選択します(後者を選択した場合、アクセスを許可する担当者を指定します)。
7.[自動応答メッセージ]の欄で挨拶メッセージ、フロー選択のメッセージ、終了メッセージを必要に応じてカスタマイズします。
サンプルのメッセージがあらかじめ入力されていますが、必要に応じて編集することで独自のメッセージを設定できます。
8.終了メッセージの欄では、1つのやりとりが終了した際の処理として[案内を終了する]、[案内を新しく始める]、[案内を続ける]のいずれかを選択します。
メッセージの編集欄では、画像や動画を挿入したり、書式を設定したりすることもできます。
9.[保存する]をクリックします。
フローとどこでもサポートのアドオンとの関連付け
フローの公開後、フローをどこでもサポートのアドオンや自動ガイドボットのウィジェットに関連付けます。フローは、どこでもサポートのアドオンと自動ガイドボットの両方に関連付けることも、いずれかにのみ関連付けることも可能です。
たとえば、顧客(Webサイト訪問者)に対して自動ガイドボットによる無人チャットとサポート担当者による有人チャットの両方のチャットサービスを提供したい場合は、フローをどこでもサポートのアドオンに関連付けます。
参考情報:Webサイトへのどこでもサポートのアドオンの埋め込み
一方、顧客(Webサイト訪問者)に対して自動ガイドボットによる無人チャットのみを提供したい場合、フローを自動ガイドボットのウィジェットに関連付けます。
有人チャットを提供するには、どこでもサポートのアドオンのチャットの設定で、Zoho SalesIQのチャット機能を有効にする必要があります。
フローをどこでもサポートのアドオンに関連付けるには
1.[設定]→[自己解決]→[どこでもサポート]の順に移動します。
2.自動ガイドボットのフローの関連付け先となるどこでもサポートのアドオンをクリックします。
3.タブの選択欄に移動します。
4.必要に応じて、[SalesIQのチャット]の設定を有効にします。
5.[自動ガイドボット]の設定欄で、自動ガイドボットの設定を有効にします。
6.[自動ガイドボットのウィジェットを選択する]をクリックします。
7.関連付けるフローを選択します。
8.必要に応じて、チャットの転送を許可する設定を有効にします。
9.[保存する]/[更新する]をクリックします。
選択したフローが、どこでもサポートのアドオンに関連付けられます。
自動ガイドボットのウィジェットの共有
自動ガイドボットのウィジェットにフローを関連付けた場合、自動ガイドボットのウィジェットを利用者(顧客や組織内のメンバー)に共有することが可能です。共有するにあたって、以下のいずれかの方法で行うことができます。
埋め込む
専用のコードを使用して、Webページにウィジェットを埋め込みます。コードをカスタマイズすると、自動ガイドボットの配置、形、メッセージの表示位置などを指定できます。これにより、Zoho Deskのヘルプセンター(顧客向けのポータル)や自社が運営するWebサイトなどに自動ガイドボットを表示することが可能です。
iframe
Webページ、メール、ヘルプ記事などのHTML内にiframeタグを埋め込みます。たとえば、Zoho Deskの場合、 問い合わせへの返信、コメント、Webフォーム、ナレッジベースの記事(ヘルプやよくある質問)などにおいて、HTML形式のテキスト内に自動ガイドボットを埋め込むことが可能です。
QRコード
QRコードを通じて自動ガイドボットにアクセスできるようにします。QRコードであれば、FacebookやInstagramなどのソーシャルメディアにも簡単に埋め込むことが可能です。
公開URL
自動ガイドボットにアクセスするためのURLを共有します。URLを知っている人は誰でも自動ガイドボットにアクセスできます。QRコードの場合と同様、モバイル端末からURLにアクセスすると、ブラウザーの新しいタブにモバイル用の自動ガイドボットが表示されます。
モバイル用のSDK(ソフトウェア開発キット)
特定のモバイルアプリ内に自動ガイドボットを埋め込みます。
自動ガイドボットのウィジェットの共有方法を選択するには
1.自動ガイドボットの一覧で、対象のウィジェットにカーソルを合わせます。
2.共有アイコンをクリックします。
3.共有方法を選択します。[埋め込む]、[iframe]、[QRコード]、[公開URL]、[モバイルSDK]のいずれかを選択できます。
[埋め込む]、[iframe]、[公開URL]のいずれかを選択した場合、[コピーする]をクリックしてコードをコピーします。
[QRコード]を選択した場合、[ダウンロードする]または[印刷する]をクリックします。
自動ガイドボットのウィジェットの管理
作成した自動ガイドボットには、自動ガイドボットの一覧からアクセスできます。一覧では、以下の操作を実行できます。
- 自動ガイドボットの公開対象(担当者または顧客)を確認できます。
- 共有アイコンをクリックすると、自動ガイドボットを共有するためのコードやURLを取得できます。
- 編集アイコンをクリックすると、ウィジェットの設定を編集できます。
- プレビューアイコンをクリックすると、自動ガイドボットの動作を確認できます。ボットとの会話内容は、印刷したりダウンロードしたりできます。案内を最初から開始したい場合は、プレビュー画面の右上にある更新アイコンをクリックします。
自動ガイドボットのウィジェットに関する各種操作を実行するには
1.画面右上にある設定アイコンをクリックし、[自己解決]の欄にある[自動ガイドボット]をクリックします。画面左側のメニューで[自動ガイドボットのウィジェット]をクリックします。
2.自動ガイドボットの一覧で、対象の自動ガイドボットのウィジェットにカーソルを合わせます。
3.実行したい操作のアイコンをクリックします([共有]、[プレビュー]、[編集]、[削除])。
4.右端に表示されている切り替えボタンをクリックすると、自動ガイドボットの有効/無効の設定を切り替えることができます。
自動ガイドボットのウィジェットの作成に関する留意事項
- 自動ガイドボットへのアクセスを担当者のみに許可している場合は、コードを埋め込むことはできませんのでご注意ください。
- モバイルデバイスでQRコードを読み込むと、ブラウザー上にモバイル用の自動ガイドボットが表示されます(モバイルアプリとしては表示されません)。
- 担当者向けのウィジェットをカスタマイズすることはできません。
- 自動ガイドボットのやりとりの内容は保存されません。新しいやりとりが開始されると、それまでのやりとりの内容はすぐに削除されます。やりとりを終了する場合や続ける場合も、やりとりの内容はやりとりが終了してから24時間以内に削除されます。
- やりとり中にウィジェットが編集されても、既存のウィジェットの内容が相手に対して引き続き表示されます。やりとりの相手がやりとりを終了して再開すると、変更内容が反映されます。
- やりとり中にウィジェットが削除されると、自動ガイドボットの埋め込み先でウィジェットを利用することはできなくなります。
やりとり中において、ウィジェットに関連付けられているフローが削除されると、ウィジェットは利用できなくなります。