変数とは

たとえば、「お名前をご入力ください」という質問に対して、顧客が「田中」と入力したとします。この場合、次の質問では顧客の入力内容を反映させて、「田中さん、次の選択肢からいずれか1つをご選択ください」といった質問を表示できます。

変数を使用するメリット

• ボット利用者に入力／選択してもらった情報を保存し、以降のやりとり中に表示できます。
• ボット利用者の情報を自動ガイドボットの応答メッセージで使用することで、やりとりを円滑に行うことができます（例：名前の表示）。
• 重要な情報を保存、管理できます。これらの情報は、複数の場所で使用したり、一括更新したりすることが可能です。
• 変数として保存された情報をすぐに確認、参照できます。
• ブロック変数、個別変数、共通変数、会話変数の4種類の変数を使い分けることで、情報を適切に表示、管理できます。

共通変数とは

• すべての自動ガイドボットのフローにおいて、組織共通の情報を使用できます
• 入力頻度の高いデータを繰り返し入力する手間を省くことができます
• 共通変数の値を編集することで、共通の情報を一括して更新できます
• 組織のすべての自動ガイドボットのフローにおいて使用できます 

共通変数を作成するには

4.変数名と変数の値を入力し、データの種類を選択します。

データの種類を選択することで、共通変数の値が該当のデータの種類かどうかを検証し、適切な形式の値を保存することができます。

フロー内で共通変数を使用するには

自動ガイドボットでの表示例

フローでの共通変数の使用例

1. ブランド情報の反映：共通変数を使用することで、組織名や本社の所在地などの情報を表示できます。組織で共通する情報をチャット内に表示することが可能です。
2. 営業時間のお知らせ：共通変数を使用して組織の営業時間を表示できます。組織の各自動ガイドボットのフローにおいて、顧客に対して営業時間を知らせることが可能です。
3. 使用頻度の高いURLの表示：組織のWebサイト、よくある質問ページ、ヘルプセンターなど、使用頻度の高いURLを共通変数として保存することで、組織の自動ガイドボットのフロー内で簡単に使用することができます。
4. 割引コードの表示：割引コードやプロモーションコードを共通変数として保存することで、自動ガイドボットのフロー内において特定の条件に該当する顧客に対してこれらのコードを提供することができます。
   

共通変数を編集すると、共通変数が使用されているすべての場所で変更内容が自動で反映されます。

共通変数は何度でも使用できます。