問い合わせの返信の下書き保存

問い合わせの返信の下書き保存

Zoho Deskでは、問い合わせへの返信を下書きとして保存できます。なお、問い合わせの返信画面では、編集内容が2分ごとに自動で下書きとして保存されます。これにより、作成途中の返信や、作成を完了した返信のデータの消失を防止できます。また、下書きは、自分の都合のよいタイミングに手動で保存することも可能です。
返信を下書きとして手動で保存するには:
  1. 画面上部のメニューで[問い合わせ]タブに移動し、対象の問い合わせをクリックして、詳細ページを開きます。
  2. 問い合わせの詳細ページで、右上に表示されている[全員に返信する]、[返信する]、[転送する]のいずれかをクリックします。
  3. 表示された編集画面で、問い合わせの返信を作成します。
  4. 編集画面の右上に表示されている[下書きを保存する]をクリックします。

    問い合わせの返信が下書きとして保存されます。下書きとして保存した返信は、後であらためて編集できます。返信の編集画面の右上には、下書きの最終保存日時が表示されます。(例:[保存済み@10:00])
次回、問い合わせの詳細ページにアクセスした際には、下書きの編集を再開できます。また、下書きは破棄したり、そのまま送信したりすることもできます。
下書きをそのまま送信するには:
  1. 画面上部のメニューで[問い合わせ]タブに移動し、対象の問い合わせをクリックして、詳細ページを開きます。
  2. 下書きの編集/破棄/送信を選択するためのメニューで、[下書きを送信する]を選択すると、下書きが送信されます。


メモ:問い合わせの詳細ページで、[下書きを編集する]を選択すると、下書きの編集を再開できます。[下書きを破棄する]を選択すると、下書きを削除できます。

問い合わせへの返信の送信とステータスの更新  

問い合わせの返信時に[送信してステータスを更新する]機能を使用することで、返信の送信と同時に問い合わせのステータスを自動で更新できます。たとえば、受信した問い合わせにおいて、顧客側の事情により問い合わせの対応を一時的に保留しなければならなくなった場合を考えてみましょう。

このような場合に、担当者は[送信してステータスを更新する]機能を利用できます。[送信する]ボタンの右側にある[▼]アイコンをクリックして返信メニューを開き、[送信してステータスを更新する]設定で[保留中]のステータスを選択することで、返信の送信と同時にステータスの更新が可能です。これにより、現在対応中の問い合わせに関する作業を一時中断することを示すことができます。 なお、[保留中]のステータスを選択した際に、問い合わせのステータスが即座に自動更新されます。


また、問い合わせに対応する過程では、担当者が問題を解決して問い合わせを完了にした後で、顧客がさらに質問をしたり、より詳細な説明を求めたりすることもあります。このような場合、顧客からの追加の返信によって問い合わせが再開されるため、担当者は再度問い合わせに対応する必要があります。 

たとえば、顧客からの技術的な問題に関する問い合わせに対して担当者が問題解決して問い合わせを完了した後に、顧客からの追加の質問に関する返信を受信したため、問い合わせが再開された場合を考えてみましょう。


担当者は、顧客からの追加の質問によって問い合わせが再開されたことを確認して、[送信する]ボタンの右側にある[▼]アイコンをクリックして返信メニューを開き、[送信してステータスを更新する]設定で[確認中]のステータスを選択します。この操作によって、問い合わせが対応中であり今後担当者から回答があることを顧客に通知できます。さらに、サポートチームの別の担当者に対しても、問い合わせが現在確認中であることを表示することで、状況を共有できます。


このように、[送信してステータスを更新する]機能を利用することで、問い合わせへの返信の送信と、問い合わせのステータスの更新の2つの処理を同時に完了させることができます。たとえば、顧客からの問い合わせへの対応時に、問題解決のためには顧客からの詳細情報の提供が必要な場合を考えてみましょう。担当者は、顧客への返信を作成して問題に関する詳細情報の提供をお願いする内容を記載した後、返信の送信ボタンをクリックして、問い合わせのステータスを[未完了]から[顧客からの返信待ち] に更新するという2つの操作を行う必要があります。


ここで、[送信してステータスを更新する]機能を利用することで、この2つの手順を自動化し、返信の送信と問い合わせのステータス更新を、ワンクリックで一括処理できます。これにより、担当者の作業時間を短縮できるだけでなく、問い合わせのステータスを確実に更新し、顧客やサポートチーム内に状況を共有することが可能です。


メモ:送信メニュー内の歯車アイコン(設定を開く)をクリックすることで、担当者は問い合わせの初期設定を確認できます(問い合わせの初期設定の画面には、プロフィールアイコン→[各種設定]→[問い合わせの初期設定]の順に移動することによってもアクセスできます)。こちらで、[送信してステータスを更新する]機能を無効にし、送信メニューから非表示にすることも可能です。なお、初期設定では有効になっています。



留意事項

  1. [送信してステータスを更新する]機能を利用できるのは、ステータス項目の[表示と編集]権限を持つユーザーのみです。
  2. [子の問い合わせがすべて完了したときに親の問い合わせを自動で完了する]の設定が有効になっている場合、担当者が子の問い合わせを完了せずに、親の問い合わせで[送信してステータスを更新する]設定で[完了]のステータスを選択することで問い合わせを完了しようとしても、返信は送信されますが、ステータスは更新されません。
  3. 問い合わせにブループリントが適用されているか、ステータス項目に入力規則が設定されているか、ステータス項目に権限が設定されている場合、設定内容によっては[送信してステータスを更新する]機能は利用できないことがあります。

 

問い合わせへの返信を送信してステータスを更新するには:


  1. [問い合わせ]タブで対象の問い合わせをクリックし、詳細ページを開きます。
  2. [全員に返信する]/[返信する]をクリックします。
  3. 問い合わせへの返信の下書きを作成し、[送信する]ボタンの右側にある[▼]をクリックし送信メニューを表示します。
  4. [送信してステータスを更新する]の設定で、対象のステータスを選択します。



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