NotionとZoho Directoryの連携

NotionとZoho Directoryの連携

前提条件

EnterpriseプランのNotionアカウントが必要です。

Zoho OneまたはZoho DirectoryでのSAML認証の設定

Zoho Oneの場合:

  1. Zoho Oneにサインインして、画面左側のメニューから[Directory]をクリックします。
  2. 画面左側のメニューから[マーケットプレイス]に移動して、[アプリケーションを参照]をクリックします。
  3. 検索欄で「Notion」を検索し、追加します。



Zoho Directoryの場合:

  1. Zoho Directoryにサインインして、画面左側のメニューから[管理画面]をクリックします。
  2. 画面左側のメニューから[アプリケーション]に移動して、[+アプリケーションの追加]をクリックします。
  3. 検索欄で「Notion」を検索し、追加します。



  4. アプリケーションの[表示名]、[ドメイン名][アカウントID]を入力します。
    メモ:ドメイン名は、利用中のNotionアカウントのURLの最初の部分です。たとえば、URLが「zylker.notion.com」の場合、ドメイン名は「zylker」です。アカウントIDは、利用中のNotionのシングルサインオンURLの最後の部分です。シングルサインオンURLが「https://zylker.notion.com/sso/saml/123」の場合、アカウントIDは「123」です。 
  5. [追加]をクリックします。
  6. [シングルサインオン(SSO)]タブをクリックします。
  7. [サービスプロバイダーの詳細]タブをクリックすると、サービスプロバイダーに関する詳細情報を確認できます。必要に応じて、編集することも可能です。
  8. [IdP(アイデンティティプロバイダー)の詳細]タブをクリックし、[IdPメタデータのダウンロード]をクリックして、IdPメタデータファイルをダウンロードします。



NotionでのSAML認証の設定

  1. Notionアカウントにサインインします。
  2. 画面左側のメニューから[Settings & Members](設定とメンバー)をクリックして、[Security & Identity](セキュリティとID)をクリックします。
  3. [SAML single sign-on](SAML認証によるシングルサインオン)の欄まで下に移動します。
  4. 次の情報を入力します:
    1. Email domains(メールドメイン):[Contact support](サポートに問い合わせる)をクリックすると、SAML認証によるシングルサインオン(SSO)を有効にするメールドメインを設定できます。該当のメールドメインのメールアドレスを持つユーザーは、シングルサインオン(SSO)でサインインできるようになります。
    2. IDP metadata URL(アイデンティティプロバイダーのメタデータURL):事前にダウンロードしておいた、IdP(アイデンティティプロバイダー)のメタデータXMLファイルを入力します。
  5. 切り替えスイッチを使用して、SAML認証を有効にします
  6. [Update](更新する)をクリックします。
 

ジャストインタイム(JIT)プロビジョニング

ジャストインタイム(JIT)プロビジョニングを設定すると、シングルサインオン(SSO)による初回サインイン時に、該当のユーザー用のNotionアカウントが作成されます。
 
ジャストインタイム(JIT)プロビジョニングを有効にするには:
  1. Notionアカウントにサインインします。
  2. 画面左側のメニューから[Settings & Members](設定とメンバー)をクリックして、[Security & Identity](セキュリティとID)をクリックします。
  3. [SAML single sign-on](SAML認証によるシングルサインオン)の欄まで下に移動します。
  4. 切り替えスイッチを使用して、サインイン時にアカウントを自動作成します
  5. [Update](更新する)をクリックします。

SAML認証による接続のテスト

  1. Zoho Directoryの[管理画面]に戻ります。
  2. [アプリケーション]に移動し、[Notion]をクリックします。
  3. 画面右上にある[ユーザーを割り当てる]をクリックし、一覧から自身(管理者)を選択して、[割り当てる]をクリックします。メインのメールアドレスは、必ずNotionに追加したメールドメインのメールアドレスにしてください。
  4. アプリケーション名の横にあるアイコンをクリックします。設定に問題がない場合は、Notionに自動でサインインし、Notionのホーム画面が表示されます。



SAML認証によるシングルサインオン(SSO)の有効化

シングルサインオン(SSO)のテストが完了すると、すべてのユーザーに対してシングルサインオン(SSO)を有効にできます。シングルサインオン(SSO)を有効にすると、ユーザーはNotionアカウントの認証情報を使用してNotionにサインインできなくなります。
 
ユーザーに対してシングルサインオン(SSO)を有効にするには:
  1. Notionアカウントにサインインします。
  2. 画面左側のメニューから[Settings & Members](設定とメンバー)をクリックして、[Security & Identity](セキュリティとID)をクリックします。
  3. [SAML single sign-on](SAML認証によるシングルサインオン)の欄まで下に移動します。
  4. 切り替えスイッチを使用して、SAML認証を必須にします
  5. [Update](更新する)をクリックします。

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