Zoho Marketing Automation 2.0 への移行

Zoho Marketing Automation 2.0 への移行

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Zoho Marketing Automationに、操作画面を刷新し、初期バージョンより効率的に利用できるよう機能を強化した新バージョン2.0が登場しました。新バージョンでは、一部の機能が変更され、重複する機能やサポート対象外の機能は廃止されます。
 
この記事では、Zoho Marketing Automation 2.0の各タブで行われる変更について説明します。

移行の前提条件をご確認ください
メモ:廃止対象のタブと要素は、1年間は引き続き利用できます。ユーザーは、表示されるリンクからこれらを個別に確認できます。

見込み客

新バージョンでは、このセクションの名称が[連絡先]に変更されています。以下のタブは変更されません。また、以下に記載されている既存のデータはすべて新バージョンに移行されます。
  1. [タグ]
  2. [リスト]
  3. [セグメント](一括セグメントを除く)
  4. [トピック](最新バージョンへの移行が必要)

変更点

  1. ほとんどのセグメントは従来どおり機能しますが、フィルター内の一部の条件がZMA 2.0でサポートされていないため、一部のセグメントは読み取り専用になります。
  2. 一括セグメントは移行されません。
  3. リストに基づくレポートは、専用のリスト別ダッシュボードに移行されます。
  4. 新バージョンでは、商品はサポートされません。
  5. 新バージョンでは、リスト比較レポートを利用できません。
  6. ZMA 2.0では、見込み客のステージはジャーニーからのみ設定できます。
  7. 見込み客のスコアは、再設定する必要があります。ただし、Webサイトでの活動に基づく見込み客のスコアは新バージョンに移行されます。

見込み客の獲得経路

以下のタブは変更されません。また、既存のデータ(フォームとポップアップ)はすべて新バージョンに移行されます。
  1. [登録フォーム]
  2. [登録ポップアップフォームのレポート]

変更点

  1. 外部フォームはサポートされません。既存の連携はすべて削除されます。ただし、新バージョンでも近日中に利用できるようになる予定です。
  2. オンスポットフォームとタッチポイントは、新バージョンで廃止されます。
  3. 現行バージョンでは、登録用ポップアップフォームと反応用ポップアップフォームの動作が異なります。旧フォームは移行できませんが、そのレポートは表示できます。
  4. 新しい見込み客のアトリビューションのレポートには変更があるため、既存の見込み客のアトリビューションのレポートは新バージョンに移行できません。MA 2.0で新しい見込み客のアトリビューションのレポートを作成できます。
  5. ZMA 2.0ではタッチポイントが廃止されているため、タッチポイントに関連するデータを新バージョンに移行することはできません。
  6. イベントとWebセミナーのデータは、連携として移行されます。ユーザーは、[連携]タブで設定とレポートを確認できます。

マーケティングキャンペーン

メールキャンペーン

すべてのメールキャンペーンと関連するレポートは、旧バージョンのZoho Marketing Automationから新バージョンに移行されます。これには、通常のメール、アンケート、イベント、Webセミナー、eコマース(EC)キャンペーンが含まれます。
新バージョンのZoho Marketing Automationでは、以下の機能を利用できません。
  1. フォームキャンペーン
  2. クーポンキャンペーン
  3. キャンペーンのアーカイブ
  4. Office 365でのカレンダー予定の更新
  5. キャンペーンをPDFおよびHTMLとしてダウンロードする
  6. キャンペーンのプレビューを印刷する
  7. キャンペーンを休止中に設定する
  8. Litmusでのプレビュー
  9. 新バージョンでは現在、キャンペーンをソーシャルメディアで共有できませんが、近日中に利用できるようになる予定です。
  10. メール署名マーケティング

ソーシャルキャンペーン

旧バージョンのZoho Marketing Automationで作成したソーシャルキャンペーンに関する情報は、新バージョンには移行されません。ただし、キャンペーン名は新バージョンに一覧表示されます。キャンペーン名をクリックすると、新しいタブで簡単にアクセスして表示できます。

SMS配信

既存のSMS配信と関連するレポートは、すべて新バージョンのZoho Marketing Automationに移行されます。

 反応のポップアップ画面

旧バージョンのZoho Marketing Automationにおける反応のポップアップ画面機能には、Zoho PageSenseが使用されていましたが、新バージョンでは使用されません。旧バージョンのデータは新バージョンには移行されません。ただし、既存の反応のポップアップ画面のレポートには引き続きアクセスでき、新しいタブで開く旧操作画面から設定できます。

ライブラリー

画像と添付ファイルは新バージョンに移行されます。メールテンプレートやフォームテンプレートなどのすべての機能は、ライブラリーで廃止されます。

設定

設定内の以下の選択肢は引き続き利用でき、データも新バージョンに移行されます。
  1. [個人設定の詳細]
  2. [組織情報]
  3. [通知]
  4. [サブスクリプションの詳細]
  5. [コンプライアンス設定]
  6. [オプトイン(同意)の設定]
  7. [登録ページとメール]
  8. [配信元管理]
  9. [ドメイン認証]
  10. [配信元の組織情報の詳細]
  11. [監査ログ]
  12. [カスタム項目]
  13. [差し込みタグ]
  14. [コンテンツ承認]

変更点

  1. 操作や管理をしやすくするため、設定内の選択肢が関連するトピックごとに再編成されました。

    Settings page
  2. ヘッダーとフッターのセクションは削除されます。キャンペーンテンプレートの編集画面で[フッター]を使用できます。既存のフッターテーマは移行され、こちらに一覧表示されます。この選択肢を使用してフッターを作成し、ブックマークに登録できます。
  3. 新しいカスタム項目には、差し込みタグが自動的に作成されます。カスタム項目の作成時に初期値を設定できます。
  4. 書式ありテキスト項目は、ユーザーの利用頻度が低いため廃止されました。
  5. 新バージョンでは、コンテンツ承認機能はサポートされません。
  6. エクスポートに関するポリシーは、ユーザーがエクスポートを開始するたびに適用されます。
  7. [メールの制限]は[メール配信の頻度]に名称が変更され、新バージョンでは設定内容の一部も変更されています。旧バージョンの設定は移行できないため、ZMA 2.0で再設定できます。
  8. Webhookは、旧バージョンからZMA 2.0に移行できません。既存のWebhookは指定日まで有効な状態が維持され、その後廃止されます。

  自動配信の移行 

Zoho Marketing Automationの新バージョン(2.0)では、自動配信が廃止されました。自動配信は、ジャーニーとしてZoho Marketing Automation 2.0に移行できます。

新バージョンのZoho Marketing Automation 2.0に切り替えたユーザーは、従来のバージョンで作成した自動配信のリストを確認できます。各自動配信には移行用の選択肢が表示され、クリックするとジャーニーとして複製できます。Zoho Marketing Automation 1.0の自動配信をバージョン2.0にジャーニーとして移行できるよう、ユーザーをサポートします。

各自動配信は下書きのジャーニーとして複製されます。ユーザーは有効化する前に設定を確認する必要があります。移行中は有効な自動配信が一時停止されるため、新しい連絡先は追加されません。
一部の動作変更を含め、各自動配信がどのように移行されるかを確認しましょう。

登録時の自動配信:登録時の自動配信はすべて、動作を変更せずにジャーニーとして移行されます。

特定グループ:特定グループの自動配信はすべて、動作を変更せずにジャーニーとして移行されます。

メールの操作:メールの操作に関する自動配信はすべて、動作を変更せずにジャーニーとして移行されます。

見込み客の育成: この機能は一部のユーザーのみ利用できます。見込み客の育成に関するすべての自動配信は、動作を変更せずにジャーニーとして移行されます。

繰り返し自動配信:繰り返し自動配信はジャーニーとして移行されます。ただし、関連するレポートは移行されません。Zoho Marketing Automation 1.0でレポートを表示できたユーザーも、新しいバージョン2.0では表示できなくなります。

設定が異なる繰り返し自動配信は、それぞれ独立したジャーニーとして移行されます。たとえば、日、週間、月単位で設定された繰り返し自動配信は、3つの独立したジャーニーとして個別に移行されます。

スマートシリーズ:スマートシリーズの自動配信は、Zoho Marketing Automation 2.0で動作が変更されます。以前は、自動配信に新しい連絡先を追加すると、配信されなかったメッセージがリンクとして転送されていました。ただし、Zoho Marketing Automation 2.0の新しいバージョンではこのオプションを利用できません。新しい連絡先をリストに追加すると、ジャーニーが最初から実行されます。

日付の項目:既存の日付の項目に基づく自動配信で、一連のメッセージが設定されている場合、日付の項目を変更または編集すると、1回目のメッセージがスキップされ、2回目のメッセージから自動配信が実行されます。ただし、新しいZoho Marketing Automation 2.0では、日付の項目を変更または編集すると、ジャーニー全体がスキップされます。

カレンダー自動配信:機能の重複を避けるため、カレンダー自動配信は新しいZoho Marketing Automation 2.0で廃止されます。

移行時の留意事項

  • 自動配信のCRMからのインポート、CRM同期、登録フォームのトリガーは廃止され、Zoho Marketing Automation 2.0には移行されません。

  • 有効な自動配信のみが、Zoho Marketing Automation 2.0でジャーニーとして移行されます。無効または下書きの自動配信は、新しいバージョンに移行されません。
  • 配信対象から漏れた連絡先にメールを予約できる自動配信は廃止されます。また、配信対象から漏れた連絡先向けに設定された自動配信は、移行プロセスの対象外となります。
  • 自動配信のLitmusテストは、Zoho Marketing Automation 2.0で廃止されます。
  • 自動配信のメッセージベースのフィルターは、Zoho Marketing Automation 2.0でシンプルな条件ベースのジャーニーとして移行されます。
  • 自動配信でリストへの登録を基準に設定された待機時間は、移行後のジャーニーでは前の要素の設定に基づくようになります。

 条件付きワークフローの移行 

スマートリスト:スマートリストのワークフローは、Zoho Marketing Automation 2.0で2つの個別のジャーニーとして移行されます。一方はセグメントへの登録ジャーニーとして、もう一方はセグメントからの除外ジャーニーとして移行されます。

スコアの追加:条件付きワークフローで一度のみ実行される「スコアを追加」処理は、Zoho Marketing Automation 2.0では連絡先がジャーニーに登録されるたびに継続して実行されます。

応答処理:すでに設定されている応答処理は、変更されることなくZoho Marketing Automation 2.0に移行されます。

メモ:移行プロセス中は、すべてのワークフローが停止中になります。Zoho Marketing Automation 2.0にジャーニーとして移行された後、各ジャーニーを有効にする前に設定を確認する必要があります。

ジャーニーの移行 

すべてのジャーニーは、既存のバージョンから新しいバージョンに下書きとして移行されます。各ジャーニーは、手動で設定して有効にする必要があります。新しいバージョンでは、ジャーニーの一部の要素が廃止されています。詳細については、以下のリストを確認してください。

廃止された要素

トリガー

処理

  • 未達成の目標

  • 日付の項目トリガーの仕様変更

  • メール操作トリガーの仕様変更

  • 動画のクリック

  • 添付ファイルのダウンロード

  • アンケートメールの配信

  • リマインダーの繰り返し

  • A/Bテスト

  • 3分岐条件

  • 商談の更新

  • マイルストーン

  • プロセス終了要素

 
既存のジャーニーに廃止された要素が含まれていない場合、すぐに新しいバージョンへ移行されます。ただし、廃止された要素が含まれるジャーニーの移行には、ユーザーによる操作が必要です。廃止された要素の代わりに代替要素を設定し、ジャーニーを個別に移行した後、再度有効にする必要があります。

各ジャーニーには[移行]ボタンが表示され、このボタンをクリックするとZoho Marketing Automation 2.0に移行できます。クリックすると、Zoho Marketing Automation 2.0にジャーニーの新しい下書きバージョンが作成されます。移行プロセス中、既存バージョンのジャーニーは一時停止状態になり、新しい連絡先は追加されません。移行プロセスが完了したら、新しく移行されたジャーニーの設定を確認して有効にできます。

Zoho Marketing Automation 2.0では、ジャーニーの動作が複数変更されています。変更内容とジャーニーへの影響について、以下の情報を確認してください。

未達成の目標:以前に設定した目標は、新しいZoho Marketing Automation 2.0に移行されません。代わりに、現在Zoho PageSenseを基盤としているWebサイト分析モジュールで、新しいWebサイトの目標を設定する必要があります。
 
項目の更新:項目更新トリガーは、Zoho Marketing Automation 2.0で条件の一致トリガーとして移行されます。

日付の項目:既存のバージョンで日付の項目トリガーが設定されている場合、後から日付の項目を変更または編集すると、1回目のメッセージがスキップされ、2回目のメッセージからジャーニーが実行されます。

Zoho Marketing Automation 2.0では、設定後に日付の項目を変更または編集すると、ジャーニー全体がスキップされます。

メールの操作:従来のバージョンでは、クリックや開封などのメールの操作を、それぞれ個別の要素として設定する必要がありました。一方、新しいZoho Marketing Automation 2.0では、1つの要素で複数のメールの操作を設定できます。

3分岐と複数分岐:Zoho Marketing Automation 2.0では、3分岐複数分岐の両方の要素が、複数分岐の要素に統合されました。

アンケートとイベント:従来のバージョンで設定されたすべてのアンケートとイベントは、Zoho Marketing Automation 2.0にシームレスに移行されます。

A/Bテスト:A/Bテストは、従来のバージョンと同様に機能します。ただし、Zoho Marketing Automation 2.0では属性が追加されます。

ウェブフック:ウェブフックは、従来のバージョンと同様に機能します。ただし、Zoho Marketing Automation 2.0への移行後も問題なく動作させるには、設定をやり直す必要があります。

項目単位の遅延:項目単位の遅延処理は、個別の遅延要素としてZoho Marketing Automation 2.0に移行されます。
要素単位のスキップ条件:項目単位のスキップ条件は、条件分岐としてZoho Marketing Automation 2.0に移行されます。

ジャーニーの終了:この要素は廃止されました。ジャーニー内の残りの処理は、Zoho Marketing Automation 2.0に移行されます。

要素単位の一時停止処理:一時停止する]処理は、Zoho Marketing Automation 2.0で廃止されました。一時停止中の要素はすべて、新しいバージョンでは有効な要素として移行されます。

複数のバージョン:移行後、従来のZoho Marketing Automation 1.0のユーザーは新しいバージョンに移行されます。従来のバージョンのすべてのユーザーがZoho Marketing Automation 2.0に移行されると、バージョンの違いによる問題は発生しなくなります。

目標と終了:従来のバージョンでジャーニーに目標と終了条件が設定されている場合、設定済みの目標は終了条件として移行され、設定済みの終了条件はZoho Marketing Automation 2.0で削除されます。