ミーティング中のオーディオエコーの管理

ミーティング中に音声が反響する原因として考えられる状況は、次のとおりです。

1.コンピューターの音声設定に問題がある：

音声の選択時に、音声の入力と出力に同じデバイスを使用するように設定してお試しください。マイクとスピーカーに異なる外部デバイスを使用すると、音声が反響（ハウリング）する場合があります。

適切な設定：

不適切な設定：

2.マイクやスピーカーの音量が大きい：

内蔵スピーカーが大音量の設定になっていると、音声が反響する場合があります。これは、内蔵マイクから入力された音声がスピーカーで再生されるためです。マイクやスピーカーまたはその両方の音量を小さくすることで、音声の反響を軽減できます。

次の手順に従って、コンピューターのスピーカーの音量を調整してください。

Linux

Mac

Windows

3.外部要因

その他の外部要因からの音声の反響を解決するには、次の手順を実行することをお勧めします。

USB接続のヘッドセットの使用を試す：コンピュータにUSBで接続するヘッドセットや、モバイルデバイスにプラグイン接続するマイク付きのヘッドフォンを使用すると、音声の反響（ハウリング）を軽減し、音声品質を向上できます。

コンピューターとモバイルデバイスの両方の音声が有効になっていないことを確認する：コンピューターの音声とモバイルデバイスの音声に同時に接続しないでください。コンピューターの音声に接続しているモバイルデバイスの音声を通じてミーティングに参加している場合、コンピューターの音声を手動で解除できます。次の手順を実行します。画面右下のその他（…）アイコン→［Audio Setting］（音声設定）→［Device］の順にクリックします。［コンピューターの音声］が有効になっているのを確認し、［電話音声］をクリックして切り替えます。［完了］をクリックします。

複数人が至近距離でミーティングに参加しないようにする：同じ部屋で複数の参加者がミーティングに参加すると、音声が反響（ハウリング）する場合があります。他の参加者の音声を拾わないように別々の場所に移動するか、1つの電話やスピーカーを複数人で共有して使用するようにします。

同じ部屋で複数のコンピューターの音声を有効にしないようにする：会議室内で複数のデバイスからミーティングに参加している場合、1つのデバイスのみを残し、他のデバイスのコンピューターの音声を無効にして、音声の反響（ハウリング）を防ぎます。

重複しているタブを閉じる：ブラウザーやデスクトップアプリで、複数のタブからミーティングに参加すると、音声が反響（ハウリング）する場合があります。重複しているタブは必ず閉じてください。

外部スピーカー／モニターの音量を小さくする：スピーカーの音量が大きすぎると、音声が反響（ハウリング）する場合があります。TVやサウンドバーなどを使用する場合はご注意ください。音量を小さくすると、ノイズを軽減できる場合があります。

ハードウェア固有の問題かどうか確認する：デバイスの性能の問題によって、音声の反響が起こる場合もあります。他のデバイスやイヤフォンに切り替えると、問題が解決する場合があります。

発言していないときにはマイクをミュートする：音声の反響（ハウリング）を解決できない場合は、発言する時以外は自分の音声をミュートにすることをお勧めします。これにより、ノイズを発生してセッションの妨げになることを防げます。
どの参加者からノイズが発生しているかを確かめる：ミーティング中に、参加者全員にノイズが聞こえ、音声の反響（ハウリング）の原因がわからない場合もあります。ノイズが発生した際に、「○○さんが、発言しています」の画面表示が自分自身を示している場合は、自分の音声をミュートしてみます。問題が継続する場合は、他の参加者を個別にミュートして、ノイズが解消するかどうかを確認します。