ユーザー同期設定とライフサイクル動作

ユーザー同期設定とライフサイクル動作

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前提条件:ディレクトリー同期が設定済みである必要があります。詳しくはディレクトリー同期の設定を参照してください。
この記事では、Active Directoryでの変更に基づいてユーザーアカウントを処理する自動ルールの設定方法と、設定を完了するために必要なスケジュール設定および確認手順について説明します。

設定の概要

設定
用途
オプション
[パスワード通知]
新規ユーザーが初期パスワードを受け取る方法を指定します
  1. [ワンタイムパスワードをユーザーにメールで送信] - 新規ユーザーは、登録済みメールアドレスでワンタイムパスワードを直接受け取ります。
  2. [ワンタイムパスワードを管理者にメールで送信] - 管理者がワンタイムパスワード/設定情報を受け取り、手動で転送します。
  3. [通知しない] - 自動通知は送信されません。管理者は別の手段でユーザーに手動で通知する必要があります。
[ステータス同期]
ユーザーのADアカウントのステータス変更をZoho Oneに反映する方法を選択します
  1. [反映する] - ADで無効化された場合、Zoho Oneアカウントも無効化されます(復元された場合は再度有効化されます)。
  2. [何もしない] - ADのステータス変更を無視します。
[メール通知]
同期されたユーザーに通知するかどうかを選択します
  1. [送信する] - 新しく同期されたユーザーにメールを送信し、保留中のユーザーに招待リンクを再送信します。
  2. [送信しない] - メール通知は送信されません。
[ユーザーが選択済みのOUから外れた場合]
ユーザーが選択済み/同期済みのAD OUから移動された場合にZoho Oneで行われる処理を定義します
  1. [無効化する] - ユーザーのZohoアカウントが自動的に無効化されます。
  2. [何もしない] - アカウントは有効なままですが、今後の同期処理には含まれなくなります。

重要:ステータス同期とOU離脱時の設定の依存関係

設定2と設定4には重要な相互関係があります。[ユーザーが選択済みのOUから外れた場合]は、[ステータス同期]が[反映する]に設定されている場合にのみ利用できます。[ステータス同期]で[何もしない]を選択すると、システムはOUメンバーシップに基づいてユーザーのステータスを管理できないため、[ユーザーが選択済みのOUから外れた場合]の設定は無効になり、利用できなくなります。


ユーザーDexterがActive Directoryの同期対象OUから外されたとします。
ステータス同期
DexterがOUから外れた場合の設定
ADでの操作
Zoho Oneでの結果
Zoho Oneに反映する
Zoho Oneで無効化する
DexterはOUから外れますが、ADでは引き続き有効です
DexterのZohoアカウントは無効化されます(OUルールが適用されます)
[何もしない]
(項目は無効化されています -選択できません)
DexterはOUから外れます
DexterのZohoアカウントは有効なままですが、同期されなくなります

Active Directoryからの完全削除の反映

Zoho Directory Identity Connectが有効になっている場合、Active Directoryはユーザー検出の主な情報源として機能します。Active Directoryでユーザーが削除または無効化された場合、Zoho Oneで実行される処理はステータス同期の設定によって異なります。
[ステータス同期]が[反映する]に設定されている場合、Active Directoryで無効化または削除されたユーザーは、デフォルトではZoho Oneで無効化されます(削除はされません)。
組織で、ユーザーを無効化するだけでなくZoho Oneから完全に削除する必要がある場合は、Zoho Oneサポートに連絡して、この設定を有効にしてください。削除の反映を有効にすると、Active Directoryでユーザーが無効化/削除された際に、Zoho Oneのユーザーも完全に削除されます。
ユーザーの削除と所有権の移行処理に関する詳しい手順については、ユーザーを削除する方法を参照してください
Info管理者削除に関するメモ:各Identity Connect設定は、Zoho One管理者に関連付けられています。同期を中断せずに継続するため、システムでは所有者管理者の削除または無効化は許可されません。元のアカウントを削除する前に、トレイアプリで[所有権の変更]を使用して、依存関係を別の管理者に移行する必要があります。直接削除しようとするとブロックされ、依存関係が解消されるまでアカウントは「削除保留中」の状態になります。

Zoho Oneからのディレクトリー同期済みユーザーの削除

Zoho Oneでユーザーを削除しても、Active Directoryからそのユーザーは削除されません
Notes
データ損失に関する警告:[Zoho Oneで削除]が有効になっている場合、Active Directoryからユーザーを削除すると、そのユーザーのZoho Mail、ファイル、サービスデータが完全に消去されます。後でActive Directoryからユーザーを再同期しても、これらのデータは復元できません。

ユーザー削除後の一般的な同期シナリオ

シナリオ
Zoho Oneでの操作
ADでの操作
手動同期の結果
スケジュール同期の結果
手動での再作成
ユーザーを削除
ユーザーが存在し、条件を満たしている
ユーザーが[作成するユーザー]に表示される
ユーザーが自動的に再作成される
完全な削除
ユーザーを削除
ユーザーを削除
操作なし
再プロビジョニングなし(ユーザーは削除されたまま)
ZohoとADでの操作の混在(または)競合する操作
ユーザーを削除
ユーザーを無効化/同期対象OUの外へ移動
ステータス同期設定によって異なる
ステータス同期設定によって異なる
この表は一般的な結果を示しています。実際の結果は、具体的な同期条件やステータス設定によって異なります。

同期スケジュール

  1. 同期の頻度(毎日/毎週/毎月)と時刻を設定します。[保存して次へ]をクリックします。
Active Directoryでの変更は、設定した同期スケジュールに基づいて反映されるため、Zoho Oneにすぐに表示されない場合があります。

同期内容の確認と確定

  1. インポートされた一覧からZoho Oneに追加するユーザーを確認して選択します。次のフィルターを使用します。
    1. [新規ユーザー]- ディレクトリーに存在し、Zoho Oneにはまだ存在しないユーザー。
    2. [更新するユーザー]- 次回の同期時に、ディレクトリーの情報で更新される既存のZoho Oneユーザー。
    3. [有効化/無効化の対象]- ディレクトリーのステータスに基づいて有効化または無効化されるユーザー。意図しないアクセス権の変更を避けるため、同期前にこのカテゴリーを慎重に確認してください。
    4. [無視]- 定義した同期条件を満たしていないユーザー。
  2. [追加して続行]をクリックし、概要を確認してから、[完了]をクリックして設定を完了します。
これで設定は完了です。Active Directoryのユーザーとグループは、定義したルールに基づいて自動的に同期されます。今後、エージェントの稼働状態や同期ステータスを確認するには、 監視とトラブルシューティングを参照してください。