管理者の概要

Zoho Oneでは、管理者が重要な役割を担います。管理者は、Zoho Oneの管理画面を通じて組織を管理するユーザーです。Zoho Oneには、次の2種類の管理者の役割があります：

Zoho Oneの管理者： Zoho Oneの管理者は、管理画面におけるすべての権限を持つユーザーです。Zoho Oneの管理者は、サブスクリプション関連のすべての操作を実行でき、操作に関する更新情報をメールで受け取れます。また、Zoho Oneの管理者は、組織内のすべてのユーザー、グループ、アプリを管理する権限を持ちます。

メモ： 「組織管理者」は、「特権管理者」とも呼ばれます。組織管理者は、Zoho Oneの管理者の中でも特別な役割です。初期設定では、Zoho Oneにユーザー登録をした人が組織管理者に設定されます。なお、組織管理者だけが、組織情報を編集できます。

アプリの管理者： アプリの管理者は、Zoho Oneの管理者から個々のアプリの管理権限を移譲されたユーザーです。アプリの管理者は、それぞれのアプリにおいて最上位の権限を持ち、各ユーザーによるアクセス権限を管理します。

メモ： 「アプリ管理者」は、アプリの管理者の中でも特別な役割です。初期設定では、アプリを追加した管理者がアプリ管理者に設定されます。

権限の比較

	Zoho Oneの管理者	アプリの管理者
管理画面へのアクセス	◯ すべてのアクセス	△ 制限付きアクセス（自分が管理者のアプリに関連する情報の表示のみ）
管理者の割り当て	◯	×
アプリの追加	◯	×
アプリへのユーザーの割り当て	◯ 任意のアプリ	△ 自分が管理者のアプリのみ
アプリへのアクセス申請の許可	◯ 任意のアプリ	△ 自分が管理者のアプリのみ
ユーザーの追加と編集	◯	×
グループの追加と編集	◯	×
セキュリティポリシーの追加と管理	◯	×
レポートの表示	◯	×