タスクと工数表の設定

タスクと工数表の設定

タスクの設定

タスクの表示順の管理 

このオプションを有効にすると、タスクを完了した後にも、タスクの表示順を保持できます。このオプションを無効にすると、完了したタスクはタスクリストの下部に移動します。
  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [タスク設定]  タブに移動します。
  3. [タスクの表示順の管理] 設定のスイッチを切り替えて、有効にします。 

タスクの接頭語とID

  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [タスク設定]   タブに移動します。
  3. [タスクの接頭語とID] 設定のスイッチを切り替えて、有効または無効にします。



タスクの期間

  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [タスク設定]   タブに移動します。
  3. 下にスクロールして、 [タスクの期間] セクションを表示します。
  4. タスクの期間を、[日]または[時間]のいずれかに設定します。
  5. [更新] をクリックします。  

依存関係のステータス

タスクの依存関係のステータスを使用すると、タスクが他のタスクの待機状態であるかどうかや、他のタスクの完了を妨げているかどうかを知ることができます。 [待機中] [ブロック中] の2つのステータスがあります。  

タスクの依存関係のステータスは、タスクのクラシックビュー、プレーンビュー、かんばんビューで表示できます。また、依存関係のステータスは、タスクの詳細ページでも表示できます。クラシックビューとプレーンビューでは、依存関係のステータスでタスクを抽出できます。
 

リソースの配分

[リソースの配分]の設定により、タスクの割り当て時に、特定のユーザーの作業配分を確認できます。この設定は、初期設定では有効になっています。

  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [タスク設定]   タブに移動します。
  3. スクロールして、 [タスク設定] の下の [リソースの配分]を表示します。
  4. [リソースの配分]設定のスイッチを切り替えて、 有効にします。
      

課題へのタスクの関連付け

  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [タスク設定]     タブに移動します。 
  3. ページをスクロールして、[課題へのタスクの割り当て]セクションに移動します。関連付けられている課題に関する通知を受け取るかどうかを選択できます。
    1. [通知を表示しない]を選択した場合、タスクの完了時に関連付けられている課題のステータスに関する通知メッセージは受け取りません。
  4. ページ下部の [更新] をクリックします。

タスクの依存関係の設定

こちらでは、ポータルにおけるタスクの依存関係を設定できます。これらのオプションにより、関連付けられている先行タスクが移動したときにいつでも、後続タスクを連動して変更できます。

  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [タスク設定]    タブに移動します。
  3. ページをスクロールして、[タスクの依存関係]セクションに移動します。 
    • 設定のスイッチを切り替えて、有効または無効にします。タスクの依存関係の設定に関する使用例については こちら をご参照ください。 
    • [初期設定の依存関係の種類]を選択します。
      • 選択した依存関係の種類が、初めてガントチャート間でタスクの関連付けを行った際に、初期設定で2つのタスクに設定されます。依存関係の種類は、後から修正できます。  

  4. ページ下部の [更新] をクリックします。       
初期設定の依存関係の種類として[自動]を選択すると、親タスクと子タスクに指定された日付に応じて、依存関係の種類が自動で関連付けられます。[自動]は、子タスクの日付を変更したくない場合に便利です。

工数表の設定

工数の記録に関する権限設定

タスクや課題に関して工数の記録機能を有効にできます。
  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [工数表設定]  タブに移動します。 
  3. 工数の記録に関する権限設定のセクションを表示します。
  4. 設定を選択します。
    タスクと課題の所有者:タスク/課題を割り当てられたユーザーのみが、工数を記録できます。
    プロジェクト内の誰でも:プロジェクト内のすべてのユーザーが工数を記録できます。
    関連するチームのメンバー:タスク/課題に関連付けられているチームのメンバー全員が工数を記録できます。
  5. [更新する]  をクリックします。



完了したタスクと課題の工数

完了したタスクや課題に対して工数を有効にできます。
  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [工数表設定] タブに移動します。 
  3. スクロールして、 [完了したタスクと課題の工数の記録] セクションを表示します。
  4. 必要に応じて、[許可する]または[許可しない]のいずれかを選択します。
  5. [更新] をクリックします。

 工数の制限

  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [工数表設定]       タブに移動します。 
  3. スクロールして、[工数の制限]セクションを表示します。
  4. 必要に応じて、 [休日]、 [週末]、 [休暇] のいずれかを選択します。
 ポータルにZoho People連携を設定している場合のみ、[休暇]が有効になります。Zoho People連携に詳細については、 こちら をご参照ください。

工数の追加方法と対象

  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定]→[タスクと工数表]→[工数表設定] タブをクリックします。
  3. [工数の追加方法と対象] の欄に移動します。
  4. 工数の追加方法を選択します。また、選択した追加方法で工数を追加する対象(タスク、課題、一般)を選択します。
    すべて :手動とタイマーの両方で工数を追加します。
    手動 :手動のみで工数を追加します。
    タイマー :タイマーのみで工数を追加します。
  5. [更新する] をクリックします。


複数のタイマーの制限

ポータルのユーザーが複数のタイマーを開始することを制限できます。

  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [工数表設定]   タブに移動します。
  3. スクロールして、 [複数のタイマーの制限]  セクションに移動します。 
  4. [許可する] または [許可しない] のいずれかを選択します。   
  5. [更新] をクリックします。 

予定工数に基づく制限

タスクに設定された予定工数に基づいて、工数の記録を制限できるようになりました。たとえば、タスクに5時間を割り当てた場合、タスクに5時間を超える工数は記録できません。
  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [工数表設定]   タブに移動します。
  3. [予定工数に基づく工数の制限] 設定のスイッチを切り替えて、有効にします。

期間の重なりの許可/制限

追加しようとしている工数の期間が既存の工数の期間と重なっている場合に、追加を許可するかどうかを設定できます。手順は以下のとおりです。
  1. 画面右上の (設定)アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] [タスクと工数表] [工数表設定] タブをクリックし、 [期間の重なりの許可/制限] の欄に移動します。
  3. 以下のいずれかを選択します。
    許可する:期間が重なっている工数の追加を許可します。
    注意を表示したうえで許可する:期間が重なっている工数を追加しようとしたときに注意メッセージを表示したうえで許可します。
    制限する:期間が重なっている工数の追加を許可しません(制限します)。

上記の設定で[制限する]を選択した場合、タイマーで工数を記録したときに開始日時と終了日時が既存の工数と重なる場合、工数の時間は0時間として記録されます。部分的に重なっている場合は、重なっていない部分の時間のみが記録されます。

工数期間の設定

工数期間の設定では、過去と未来の時間について、それぞれ工数の記録を許可するかどうかを設定できます。また、現在からどのくらい前/後までの工数の記録を許可するかを指定することも可能です。
なお、許可対象の期間として指定できる範囲は、最大3年間(36か月間)です。

工数期間の設定をカスタマイズするには:

  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [工数表設定]  タブに移動します。   
  3. スクロールして、 [工数期間の設定] セクションに移動します。
  4. [過去の工数の記録] と [未来の工数の記録] のオプションに対して、[許可する]、[許可しない]、[カスタマイズ]  から選択します。
  5. 工数表の編集時にも制限を適用できます。 [工数表の編集時にこの制限を適用する] オプションを選択します( [許可しない] および [カスタマイズ] オプションにのみ適用できます)。 
  6. [更新] をクリックします。   

過去の工数の記録

この設定により、過去の時間帯の工数を記録するかどうかが決定します。

選択肢は次のとおりです: 

許可する

過去のすべての工数を記録できます

許可しない
過去の工数を記録できません
カスタマイズ

特定の時間帯に対して、過去の工数の記録を許可します。
時間帯を選択する際には、週末と指定した休日は考慮されません。


  1. 2016/9/19までの5日間を選択すると、2016/9/12までの工数を記録できます。 
  2. 2016/9/19までの5週間を選択すると、2016/08/12までの工数を記録できます。
  3. 2016/9/19までの5か月間を選択すると、2016/4/19までの工数を記録できます。                     

未来の工数の記録

この設定により、未来の時間帯の工数を記録するかどうかが決定します。

選択肢は次のとおりです:

許可する
未来のすべての工数を記録できます
許可しない
未来の工数を記録できません
カスタマイズ

特定の時間帯に対して、未来の工数の記録を許可します。
時間帯を選択する際には、週末と指定した休日は考慮されません。

例:

  1. 2016/9/19からの5日間を選択すると、2016/9/26までの工数を記録できます。 
  2. 2016/9/19からの5週間を選択すると、2016/10/24までの工数を記録できます。
  3. 2016/9/19からの5か月間を選択すると、2017/2/19までの工数を記録できます。 


工数の記録の設定は、次のタブに反映されます: 

影響のあるタブ
関連する処理
影響のあるタブの要素
課題
各課題の工数
日付の選択
タスクの詳細
各タスクの工数の修正
日付の選択
工数表
 
  • 工数の記録

毎日追加される特定のタスク/課題に対する工数の記録

日付の選択
 
  • 週ごとの工数の記録

毎週追加される特定のタスク/課題に対する工数の記録

日付の選択

 
  • カレンダー

工数の記録、または、既存の工数の編集

日付の選択

 
  • 工数の更新

工数データの編集

日付の選択

例:

ジョアンは工数の記録の入力データを、過去についてはすべての日付で許可し、未来については2週間に制限したいと考えています。

  1. 過去の工数 を「許可する:過去の日」に設定します。
  2. 未来の工数 を「カスタマイズ:未来の2週間」に設定します。

現在の日付が2017/02/15である場合、プロジェクト内のすべてのユーザーが、過去の日付のすべての工数データと、2017/03/01までの未来の日付の工数データのみ、登録できるようになります。これらの設定は、上記のすべての[日付の選択]に反映されます。     


工数の制限

  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] > [タスクと工数表] > [工数表設定]   タブに移動します。    
  3. スクロールして [工数の制限] に移動し、スイッチを切り替えて設定を有効にします。
  4. [1日あたりの工数の制限] [1週間あたりの工数の制限] は、初期設定では、 稼働時間 に基づいて算出されます。必要に応じて、工数の制限を編集できます。
    • 1日あたりの工数の制限は、24時間以内で設定する必要があります。毎週の工数の制限は、168時間以下で設定する必要があります。
  5. ページ下部の [更新] をクリックします。 

タイマーのアクセス権についての詳細はこちら をご参照ください。  

工数のリマインダー

工数のリマインダーを使用すると、ユーザーに 日/週単位の 工数を更新するように通知できます。
  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定] [タスクと工数表]→ [工数表設定] タブの順に移動します。
  3. 下にスクロールして [工数のリマインダー] 設定を表示します。切り替えスイッチをクリックして、設定を有効にします。
  4. 必要に応じて、 [日単位のリマインダー] [週単位のリマインダー] のタイミングを設定します。
  5. [実行中のタイマーについて通知する] のチェックボックスにチェックを入れます。
  6. リマインダーを除外する 権限またはユーザーを選択します。
  7. [更新する] をクリックする。




    毎日のリマインダーに関する設定

    稼働時間の終了前: 当日の稼動時間の終了前に工数入力のリマインダーが送信されます
    稼働時間の開始前: 翌日の稼働時間の開始前に工数入力のリマインダーが送信されます

    毎週のリマインダーに関する設定

    稼働週の終了前: 週の最終稼働日に工数入力のリマインダーが送信されます
    稼働週の開始前: 次の稼働週の開始前に工数入力のリマインダーが送信されます

リマインダーの工数のしきい値

管理者は、工数のしきい値を設定できます。これにより、記録された工数の期間がしきい値を下回る場合に、ユーザーに対してメールとZoho Projectsの画面上で通知されます。たとえば、しきい値を「9時間/日」に設定したとします。1日に記録した工数が9時間未満の場合に、ユーザーに通知が送信されます。




工数表の承認設定

工数表の承認設定を管理できます。すべての工数に対して承認を必須として設定できます。また、承認者が承認できる工数の範囲を指定したり、自動承認の設定を行ったりすることも可能です


  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定]  →  [タスクと工数表]  →  [工数表の承認]  タブをクリックします。
  3. [工数表の承認]  設定を有効にします。
  4. [更新する]  をクリックします。
    これにより、すべての工数表で承認が必要になります。
承認者による承認の設定
  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定]  →  [タスクと工数表]  →  [工数表の承認]  タブをクリックします。
  3. [承認可能な工数の範囲]  の欄で、いずれかを選択してください。
    すべての工数:承認権限を持つユーザーは、階層に関わりなくすべての工数を承認できます。
    直属の部下の工数のみ:承認権限を持つユーザーは、直属の部下の工数のみを承認できます。
    すべての部下の工数:承認権限を持つユーザーは、すべての部下の工数を承認できます。
    承認者として関連付けられている工数:自分自身が承認者として関連付けられている工数のみを承認できます。
  4. [更新する]  をクリックします。
工数表の自動承認
  1. 画面右上の    アイコンをクリックします。
  2. [ポータル設定]  →  [タスクと工数表]  →  [工数表の承認]  タブをクリックします。
  3. [工数表の自動承認]  設定を有効にします。
    承認権限のあるユーザーの工数表が自動で承認されるようになります。
  4. [更新する]  をクリックします。



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                                  日付の形式 プロジェクトの成果物を正確に算出するために、組織に合わせた日付の形式、稼動日や稼働時間、休日の一覧を設定できます。また、実績の時間数や日数に基づいて、タスクの期間を正確に計算することもできます。 上部メニューにある アイコンをクリックします。 [ポータル設定] > [日時設定] > [日時設定] タブに移動します。 [日付形式] 、 [時刻形式] 、 [週の開始日] を設定します。 1日あたりの[稼動時間]を設定します。 週の稼働日を選択して、[週末を除外] ...
                                • Zia

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                                • 独自ドメインの関連付け

                                  ビジネス用にドメインを購入して、組織のポータルをZoho Projectsで運用している場合、このドメインの関連付け機能が便利です。組織のすべてのユーザーが、ドメイン名を使用してポータルにアクセスできるようになります。組織のポータルは、初期設定の形式「 https://projects.zoho.com/portal/xyz 」の代わりに、「 https://www.yourcompanyname.com/portal/xyz 」または「 ...

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