訪問者追跡

訪問者追跡

Zoho SalesIQの訪問者追跡の機能では、Webサイトへの訪問者の特定や追跡、訪問者が行った操作の表示や記録が可能です。訪問者の名前、位置情報なども識別できます。また、訪問者に対してチャットで呼びかけることも可能です。   

以下で、訪問者追跡の機能について詳しく説明します。

リング表示 

リング表示は、Zoho SalesIQの特長的な機能です。リング表示では、さまざまな条件を設定して、訪問者の情報を視覚的に表示できます。初期設定では、リングの中心に近づくほど優先度が高くなるように設定されています。 

リング上には、現在Webサイトを閲覧している訪問者が小さなアイコンとして表示されます。アイコンとともに、訪問者の名前または割り当てられたランダムなID、訪問者の国、Webサイトでの滞在時間といった詳細情報も表示されます。また、訪問者のプロフィールや属性などの情報だけでなく、Webサイト上でどのような行動をとったかを追跡することも可能です。訪問者の行動に基づいて優先度を付けて、より重要な訪問者をより内側のリングに表示することで、フォローすべき対象者をかんたんに絞り込むことができます。



リング表示での訪問者の行動の追跡

Zoho SalesIQでは、さまざまな訪問者の操作や行動が事前に定義されていますリング表示を使用すると、訪問者の行動をすぐに簡単に追跡し始めることができます。




  1. 再訪問:Webサイトに頻繁にアクセスする訪問者を表します。
  2. 連絡済み:担当者が訪問者に連絡したことを表します。
  3. 返信済み:訪問者が担当者に返信したことを表します。
  4. 潜在顧客:潜在顧客である訪問者がWebサイトにアクセスしたことを表します。
  5. 自動処理済み:設定した自動処理が訪問者に対して実行されたことを表します。
  6. クリック済み:訪問者がサイト内のチャットウィジェットをクリックしたことを表します。
  7. チャット:訪問者が担当者とチャットをしたことを表します。
  8. 名前:訪問者の名前、またはZoho SalesIQによって訪問者に設定されたランダムなIDです。
  9. 時間:訪問者がWebサイトに滞在した時間です。
  10. 新規訪問者:新しい訪問者がWebサイトにアクセスすると、星印が表示されます。 
  11. 見込みの低い訪問者:設定した優先度の条件に一致しない訪問者です。見込みの低い訪問者は、優先度リング上に表示される場合と表示されない場合があります。
メモ:優先度の条件をカスタマイズして、追跡の目的やニーズに応じた独自の条件を設定できます。

リスト表示

リスト表示には一覧形式で顧客データの概要が分類されて表示されます。[カスタマイズする]機能で設定した条件に基づいて抽出されて優先度付けされた訪問者データが、リスト表示の各列に分類されて表示されます。



リスト表示で確認できる定義済みの訪問者の行動

リスト表示ですぐに確認できる、定義済みの訪問者の行動は次のとおりです:


  1. 再訪問:Webサイトに頻繁にアクセスする訪問者を表します。 
  2. 連絡済み:担当者が訪問者に連絡したことを表します。
  3. 返信済み:訪問者が担当者に返信したことを表します。
  4. クリック済み:訪問者がサイト内のチャットウィジェットをクリックしたことを表します。
  5. 自動処理済み:設定した自動処理が訪問者に対して実行されたことを表します。
  6. ページ移動:訪問者がWebサイトのページ間を移動したことを表します。
  7. チャット:訪問者が担当者とチャットをしたことを表します。 
  8. 名前:訪問者の名前、またはZoho SalesIQによって訪問者に対して作成されたランダムなIDです。
  9. 時間:訪問者がWebサイトに滞在した時間です。
  10. 訪問経路:訪問者がWebサイトに訪問した経路です。

見込みの低い訪問者とは

訪問者の追跡情報に基づいて優先の条件に一致しない訪問者は、「見込みの低い訪問者」として分類されます。見込みの低い訪問者は、リング表示の優先度リングの外側、または、リスト表示の[見込みの低い訪問者]タブに、星アイコンで表示されます。星アイコンをクリックすると、担当者のチャットウィンドウまたは訪問者の詳細画面が開き、以下の詳細が表示されます:
  1. 訪問者の名前、またはZoho SalesIQによって訪問者に対して作成されたランダムなID(名前またはランダムIDの右上に星印が表示されている場合、この訪問者が頻繁に訪問していることを表します)。
  2. 訪問者の活動状況(緑:アクティブ、赤:取り込み中、オレンジ:待機状態)
  3. 訪問者の初回訪問ページ(閲覧開始ページ)
  4. 訪問者のWebサイトでの滞在時間
  5. 訪問者が1度の訪問で移動したページ数
  6. 現在の訪問における経路
  7. 最後の訪問から現在の訪問までの間隔
  8. 現在訪問者が閲覧しているページ

追跡情報の表示内容のカスタマイズ

「訪問者の優先度付け」とは

Zoho SalesIQを使用すると、担当者は自分に割り当てられた訪問者のデータを抽出し、優先度順に表示できます。訪問者を優先度付けするには、[追跡]タブの右上にある[カスタマイズする]アイコンをクリックし、条件を設定する必要があります。設定した条件に基づいて、訪問者が抽出されて優先度別に表示されます。優先度は、リング表示の場合はリング、リスト表示の場合は列によって表されます。担当者は、優先度が高いリングや列に該当する訪問者の情報を確認することで、見込みの高い訪問者に注力できます。利益につながる可能性の低い訪問者に対して時間や労力を使い果たすのを防ぐことができます。初期設定では、リング表示はリングの中心から外側へ向かって、リスト表示は左から右へ向かって、優先度が下がるように設定されています。担当者が優先度の条件をカスタマイズした場合、変更内容は該当の担当者のアカウントのみに反映されます。

初期値

Zoho SalesIQには、担当者が利用可能な定義済みフィルターが6種類あります:
  1. [行動]:訪問者がWebサイトで行った操作や行動(例:アクセス、クリック、チャット等)に基づくフィルターです。
  2. [CRMの値]:訪問者に関するZoho CRMの値に基づくフィルターです(CRMの担当者のみ利用可能)。
  3. [最終活動日時]:訪問者がWebサイトで最後に操作や行動を行った日時に基づくフィルターです。
  4. [過去のチャット数]:訪問者が過去に行ったチャットの回数に基づくフィルターです。
  5. [滞在時間]:訪問者がWebサイトに滞在した時間に基づくフィルターです。
  6. [訪問回数]:訪問者がWebサイトを訪問した回数に基づくフィルターです。
注意:Zoho SalesIQとZoho CRMの連携を設定していない場合、[CRMの値]フィルターは表示されませんのでご注意ください。 

事前に定義された初期値を使用して「訪問者の優先度付け」を行うには

  1. [カスタマイズする]アイコンをクリックします。[表示方法の選択]のポップアップ画面が開きます。
  2. 画面では、初期設定のフィルターとして[滞在時間]が選択されています。追跡画面のリング表示では、各リングをクリックすると、各リングに設定されているフィルター条件が表示されます。リスト表示では、各列の上部にフィルター条件が表示されています。
  3. 要件に対して、初期設定の条件が適切だと考えられる場合は、カスタマイズせずそのままにします。
  4. 適切でない場合は、[カスタマイズする]アイコンをクリックし、6件の定義済みフィルターから要件に合うものを選択します。
  5. 同様に、リング表示またはリスト表示で、選択した定義済みフィルターに関して各リングや各ボードに設定されている条件を確認します。条件が適切である場合は、カスタマイズせずそのままにします。
  6. 設定の完了後、リングに設定した条件に一致する訪問者数が、各リングの条件欄の右上に表示されます。
 

独自の条件を作成して「訪問者の優先度付け」を行うには

  1. [カスタマイズする]アイコンをクリックします。
  2. [独自の条件]カテゴリーの横にある[追加する]をクリックすると、独自のフィルター条件を設定できます。フィルター名を入力した後、各リング(またはリスト)に対して定義済みフィルターを選択して条件を設定します。[AND]または[OR]を使用して、複数の条件を設定することもできます。すべてのリング(またはリスト)の条件を設定した後、[保存する]をクリックします。 
  3. [表示方法の選択]のポップアップ画面で、設定した独自フィルター名の右横にあるペン型アイコンをクリックすると、設定した条件を編集できます。
  4. 設定の完了後、リングに設定した条件に一致する訪問者数が、各リングの条件欄の右上に表示されます。
メモ:担当者は、独自のフィルターを5件まで作成できます。
条件
説明
ブラウザー
Webサイトの訪問者が使用しているブラウザーです。
(値:Apple Safari、Google Chrome、Microsoft Internet Explorer、Mozilla Firefox、Opera、不明)

Webサイトにアクセスしている訪問者の国です。
現在のページ
訪問者がアクセスしているページのURLです。
現在のページのタイトル
訪問者がアクセスしているページのタイトルです。
独自処理
Webサイトに追加した独自処理です。
CRMの連絡先
Webサイトの訪問者に関するZoho CRMの連絡先情報です。詳細はこちらをクリックしてご参照ください。
CRMの見込み客
Webサイトの訪問者に関するZoho CRMの見込み客情報です。詳細はこちらをクリックしてご参照ください。
CRMの取引先
Webサイトの訪問者に関するZoho CRMの取引先情報です。
CRMの商談
Webサイトの訪問者に関するZoho CRMの商談の情報です。詳細はこちらをクリックしてご参照ください。
キャンペーンのソース
検索エンジン、メールマガジン名、その他のソース(参照元)を識別するために使用されているパラメーター(UTM)です。
キャンペーンのメディア
メールやCPC広告などのメディアを識別するために使用されているパラメーター(UTM)です。
キャンペーンのキーワード
有料検索に使用されているキーワードのパラメーター(例:Google 広告のキーワード)です。
キャンペーンのコンテンツ
テストやコンテンツターゲティング広告で使用されているパラメーター(UTM)です。
キャンペーン名
商品販促や戦略キャンペーンを識別するためのキーワード分析に使用されているパラメーター(UTM)です。
部門
Webサイトのチャットウィジェットを担当する部門です。
IPアドレス
Webサイトの訪問者のIPアドレスです。
初回訪問ページ
Webサイトの訪問者が最初にアクセスしたページのURLです。
初回訪問ページのタイトル
Webサイトの訪問者が最初にアクセスしたページのタイトルです。
過去のチャット数
訪問者と過去に行ったチャットの回数です。
アクセスしたページ数
訪問者がアクセスしたページの数です。
訪問回数
訪問者がWebサイトにアクセスした回数です。
OS
Webサイトの訪問者が使用しているOSです。
(値:Android、Apple iPhone、Apple iPod、Apple Macintosh、Blackberry、Kindle、Linux、Microsoft Windows、Motorola、Nintendo、Nokia、PlayStation、Sun Solaris、Symbian、Web OS)
参照元
訪問者がWebサイトにアクセスするために使用した参照元(ソース)です。
地域
Webサイトの訪問者の地域です。
(値:アジア太平洋、カナダ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、イギリス)
検索エンジン
訪問者が使用した検索エンジンです。
(値:Baidu、Bing、Google、Inktomi、Teoma、WebCrawler)
都道府県
Webサイトの訪問者の都道府県です。
システムのステータス
訪問者に対してシステムによって設定されたステータスです。
(値:アクセス済み、チャット完了、クリック済み、連絡済み、カスタム、未対応、返信済み、実行済み、自動返信済み、待機中)
最後の行動からの時間
Webサイトの訪問者が直近の行動を取ってから経過した時間です。
滞在時間
訪問者がWebサイトで費やした時間です。
訪問者の活動状況
訪問者のWebサイトでの活動状況です。
訪問者の種類
Webサイトの訪問者の種類です。
(値:すべて、新規、再訪問)
訪問者の情報
JavaScript APIを使用して、値を設定できます。
Webへの埋め込み
訪問者がアクセスしているWebサイト内の埋め込みコード(チャット)です。
高度な設定
複数の条件を設定できます。
市区町村
Webサイトの訪問者の市区町村です。
CRMの訪問者の種類
訪問者のCRMでのカテゴリーです。
(値:連絡先、顧客、見込み客、未登録、潜在顧客)
実行ステータス
自動処理が実行されたかどうかの実行ステータスに基づいて、条件を設定できます。
(値:実行済み、未実行)
前のページ
訪問者が特定のページを離れて別のページに移動した場合の移動元のページのURLです。

メモ:
プランがダウングレードされた、または連携が無効になった旨のメッセージが表示される場合があります。
  1. Zoho SalesIQとの連携サービス(Zoho CRMZoho Campaigns)に関連する設定を使用しようとした際に、該当のサービスアカウントのライセンスが有効期限切れになっている場合には、プランのダウングレードに関するメッセージが表示されます。 
  2. Zoho SalesIQとの連携サービス(Zoho CRMやZoho Campaigns)に関連する設定を使用しようとした際に、該当のサービスアカウントの連携設定が無効になっている場合には、連携の無効化に関するメッセージが表示されます。
  3. 自分の役割が担当者またはスーパーバイザーである場合、管理者に連絡するよう求められます。管理者の場合は、連携やアップグレードを有効にするためのリンクが直接表示されます。

条件の種類の選択

Zoho SalesIQの条件で選択できる種類は、次のとおりです。選択した種類に応じて、条件の内容が決まり、対象データが抽出されます。
  1. 指定した値と等しい
  2. 指定した値と等しくない
  3. 指定した値の間(範囲)にある
  4. 指定した値より大きい
  5. してい指定した値より小さい
  6. 指定した値から始まる
  7. 指定した値で終わる
  8. し指定した値を含む
メモ:使用できる種類は、対応する値の内容によって異なります。常にすべての種類を使用できるわけではありませんのでご注意ください。 

選択した条件に対する値の設定

条件の設定後、条件に対して値を選択し設定できます。Zoho SalesIQでは、1つの条件に複数の値を関連付けることができます(複数の値は、コンマ「,」で区切って入力する必要があります)。
メモ:設定した条件に対して不適切な値を設定した場合は、編集前の条件に戻ります。

作成したフィルターの編集/削除/名前の変更、フィルターへのメモの追加を行うには

  1. 作成したフィルターに関連付けられている条件を編集するには、フィルターのドロップダウンから特定のフィルターを選択するだけです。
  2. 変更したい条件を編集します。
  3. 編集の完了後にポップアップが表示され、このフィルターを新しいフィルターとして保存するか、既存のフィルターに上書き保存するかの選択を求められます。
  4. 保存方法を選択します。
  5. 作成したフィルターを削除するには、画面右上の選択したフィルター名の右横にある[設定]アイコンをクリックします。
  6. 作成したフィルターの一覧が表示されます。カーソルを合わせると、[削除]アイコンが表示されます。
  7. クリックすると、該当のフィルターを削除できます。
  8. メモを追加するには、フィルター名にカーソルを合わせると[削除]アイコンの横に表示される[メモの追加]アイコンをクリックします。該当のフィルターに必要なメモを追加できます。
  9. 作成したフィルターを無効にするには、フィルター名の左上にあるチェックボックスのチェックを外します。

他の担当者が対応した訪問者を隠す

優先度リングや優先度リストが見づらくならないように、部門内の他の担当者によって連絡済みの訪問者を隠すことができます。これには、画面の下部にあるチェックボックスにチェックを入れます。
メモ:チェックボックスのチェックを外しても、[設定]→[自動化]→[訪問者の割り当て]から手動で組織内の他の担当者に割り当てた訪問者は、[オンラインの訪問者]タブには表示されません。

担当者のチャットウィンドウ

訪問者追跡の画面で訪問者をクリックすると、担当者のチャットウィンドウが表示されます。担当者のチャットウィンドウでは、チャットを開始する前に、各訪問者に関する詳細情報を確認できます。  

 訪問者とのチャットの開始 

訪問者が有望な潜在顧客であることを把握した場合、訪問者がチャットを開始するのを待たずに、担当者からチャットを開始できます。 


  • Zoho SalesIQの[追跡]タブで、リング表示またはリスト表示に表示されている訪問者をクリックし、入力欄にメッセージを入力して、[送信する]をクリックします。 


 複数の部門でのチャットの対応 

ブランドが複数の部門に関連付けられている場合は、特定の訪問者にメッセージを送信する部門を選択できます。

  • Zoho SalesIQの[追跡]タブで、対象の訪問者をクリックし、入力欄にメッセージを入力して、[送信する]をクリックします。


  • これにより、ポップアップ画面が開き、部門を選択するように求められます。部門を選択すると、チャットを開始できます。
     



 定型返信を使用したチャットの開始 

  • [追跡]タブで、チャットする訪問者をクリックします。

  • 自分で作成した定型メッセージを利用するには、メッセージ欄に「/」と入力します。

  • テキスト欄の上に候補の一覧が表示されます。

  • 特定のメッセージを検索する場合は、「/」記号に続けて、そのメッセージの主なキーワードを入力します。

  • 対象のメッセージをクリックします。


  • Enterキーを押すか、テキスト欄の横にある[送信する]ボタンをクリックすると、メッセージを送信できます。



 訪問者が返信したチャットへの対応 


  • 訪問者がチャットへの招待に返信すると、チャット申請のポップアップ画面が表示されます。[返信する]をクリックすると、チャットに対応できます。



 待機中の訪問者からのチャットへの対応 

  • 追跡している訪問者がチャットを開始すると、訪問者のステータスが「待機中」に変わります。[対応する]ボタンをクリックすると、チャットに対応できます。



訪問者の詳細情報:

[追跡]タブで、訪問者をクリックすると、担当者のチャットウィンドウが開きます。担当者のチャットウィンドウでは、訪問者の詳細、行動、その他の有用な情報を確認できます。

訪問者の活動状況

訪問者の画像の右下にある丸印は、訪問者のWebサイトでの活動状況を示します。訪問者の活動状況の色が表す内容は、次のとおりです:  

  • :訪問者はアクティブにWebサイトを閲覧しています。
  • オレンジ:訪問者はアクティブではなく、待機状態です。
  • グレー訪問者はWebサイトを離脱しました。




訪問者の行動

左側のメニューに表示されている訪問者名の横で、訪問者によるWebサイトでの操作や行動を確認できます。 

  • 連絡済み:担当者が訪問者に連絡したことを表します。
  • 返信済み:訪問者が担当者に返信したことを表します。
  • 自動処理済み:設定した自動処理が訪問者によって実行されたことを表します。
  • 待機中:訪問者がチャットを開始し、まだ担当者が対応していないことを表します。
  • アクセス済み:訪問者がWebサイトにアクセスし、閲覧していることを表します。
  • クリック済み:訪問者が、Webサイト上のチャットウィジェットをクリックしたことを表します。
  • 未対応:訪問者が開始したチャットにいずれの担当者も対応しなかったことを表します。
  • チャット完了:他の担当者がチャットで訪問者に対応したことを表します。


Webサイトでの滞在時間

画面左側に表示される訪問者名の横の欄で、訪問者がWebサイトに滞在した合計時間を確認できます。 



訪問者の最近のチャット:

右側のスライドメニューの[最近のチャット]タブをクリックすると、この訪問者のすべてのチャットを表示できます。チャットの日時やチャットのステータスなどの詳細を確認できます。 




メモ:スライドメニューが見つからない場合は、右上にある2つの矢印をクリックすると、スライドメニューが表示されます。
  1. 訪問者の連絡先:右側のスライドメニューの[情報]タブで、訪問者のメールアドレスを確認できます。
  2. 訪問者の位置情報:右側のスライドメニューの[情報]タブで、訪問者の場所を確認できます。
  3. 訪問者の初回訪問ページ:[情報]タブの[i](詳細情報)アイコンをクリックすると、アクセスしたページのURLや関連付けられている部門も確認できます。
  4. 訪問者の経路:左側のメニューでは、訪問者がWebサイトにアクセスするのに使用した経路を確認できます。Google 広告、参照元、キャンペーン、ソーシャルメディア、検索エンジンなどが表示されます。訪問者がブラウザーに直接URLを入力してWebサイトにアクセスした場合は、[直接]と表示されます。



訪問者のページ遷移の追跡

[情報]タブの下にある[Webサイトの行動履歴]タブをクリックすると、タブが開きます。[Webサイトの行動履歴]タブ内で、訪問者のWebサイトにおけるすべての行動を確認できます。 



訪問者追跡のその他の設定

訪問者からのチャットへの対応

訪問者がチャットを開始しようとしたときや、チャットが自分に割り当てられたときには、画面の横に訪問者からのメッセージと訪問者情報が表示されます。[対応する]をクリックすると、チャットに対応できます。[無視する]をクリックすると、チャットに対応せずにそのままにできます。
[対応する]を選択した場合、チャットウィンドウが開き、そちらでチャットのやりとりを開始できます。



追跡に関する通知音のカスタマイズ

訪問者がWebサイトを訪問したときや離脱したときの通知音の設定をカスタマイズできます。
  1. 画面右上に表示されているプロフィール画像をクリックします。
  2. 左側に表示されたメニューの上部にある自分の名前をクリックします。
  3. プロフィール情報ページが表示されます。右の中央にある[通知]アイコンをクリックします。
  4. 通知音の設定には、[訪問者に関する処理]および[担当者に関する処理]の2つのタブがあります。
  5. [訪問者の行動]内の最後の2つの設定で、訪問者によるWebサイトの訪問時と離脱時の通知音をカスタマイズできます。
    1. 訪問者のWebサイトへの訪問:訪問者がWebサイトに訪問した場合の通知音を設定できます。
    2. 訪問者のWebサイトからの離脱:訪問者がWebサイトから離脱した場合の通知音を設定できます。
  6. 通知音名の右にあるドロップダウンをクリックすると、さまざまな通知音から選択できます。特定の行動に対して通知音を設定しない場合は[なし]を選択します。
  7. 特定の通知音名をクリックして変更すると、選択した通知音名の横に青いチェックマークが表示されます。
  8. 変更内容はすべて自動的に保存されます。


追跡レポート

[レポート]タブでは訪問者の追跡情報に関するレポートを表示できます。Webサイトへの訪問やチャットの状況を手軽に確認することが可能です。



Zoho SalesIQの左メニューから[レポート]タブをクリックし、訪問者の追跡情報や担当者の活動に関する概要レポートを確認できます。左上にあるドロップダウンから[訪問者レポート]を選択すると、訪問者の詳細やチャットの状況に関するレポートを確認できます。

追跡の概要

追跡の概要の折れ線グラフでは、Webサイトの訪問者追跡に関する概要が表示されます。
  1. 訪問回数:Webサイトへの訪問回数の合計です。
  2. 連絡済み:担当者が開始したチャットの件数です。
  3. 返信済み:担当者が開始して訪問者から返信があったチャットの件数です。

メモ:レポートでは、今日の日付のデータだけではなく、対象期間を指定することも可能です。

訪問者追跡の分析

[行動レポート]内の[活動の分析]レポートでは、訪問者による平均訪問ページ数や、ページでの平均滞在時間などを確認できます。



  1. 平均訪問ページ数:訪問者が閲覧した平均ページ数です。
  2. 平均滞在時間:訪問者がページに滞在した平均時間です。

Webサイトの訪問者の分析

[行動レポート]の下部のレポートでは、Webサイトの訪問者の行動に関する集計を確認できます。選択した期間における訪問者の行動を視覚的に把握できます。


  1. 訪問者数:選択した期間におけるWebサイトへの訪問者数の合計です。
  2. 訪問者数(重複を除く):設定した期間における重複を除いた訪問者数です。割合がパーセント(%)で表示されます。
  3. 連絡済み:担当者が開始したチャットの件数です。
  4. 返信済み:設定した期間に、担当者が開始して訪問者から返信があったチャットの件数です。割合がパーセント(%)で表示されます。
  5. 平均滞在時間:設定した期間に訪問者がページに滞在した平均時間です。
  6. 平均訪問ページ数:訪問者が訪問した平均ページ数です。
  7. 閲覧ページ数の合計:訪問者が閲覧したページ数の合計です。
  8. 訪問者数の合計:訪問者数の合計です。

ブランド(Webサイト)での追跡の無効化:

  1. [設定]→[ブランド]に移動し、追跡を無効にするブランドを選択します。
  2. [設定]をクリックし、上部の[経路]タブを選択します。
  3. [Webサイト][訪問者追跡]ボタンをクリックして、無効に切り替えます。
  4. 設定の変更内容は自動的に保存されます。




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