連携ブロックは、他サービスとの連携に関する処理を実行するために使用します(例:Zoho CRMの見込み客に関連付ける、Zoho Campaignsの配信リストに追加する、Zoho Deskの問い合わせに関連付ける)。
見込み客を関連付ける
このブロックを使用すると、訪問者の情報をZoho CRMの見込み客として登録できます。このブロックを使用するには、Zoho CRMとの連携をあらかじめ設定する必要があります。
- このブロックを追加するには、追加用アイコン[+]をクリックして、ブロック一覧を表示し、[連携ブロック]セクションの[見込み客を関連付ける]ブロックを選択します。
例:訪問者情報をZoho CRMの見込み客として登録する
- 訪問者名、組織(会社)、メールアドレス、電話番号といった情報が、Zoho CRMの見込み客として登録されます。Zoho CRMの画面では、見込み客のデータ元や見込み客の担当者などの詳細情報を確認できます。
連絡先を関連付ける
このブロックを使用すると、訪問者の情報をZoho CRMの連絡先として登録できます。 このブロックを使用するには、Zoho CRMとの連携をあらかじめ設定する必要があります。
- このブロックを追加するには、追加用アイコン[+]をクリックして、ブロック一覧を表示し、[連携ブロック]セクションの[連絡先を関連付ける]ブロックを選択します。
- ブロックの[名前]を入力します。
- 出力値を設定します。
- 連絡先ID:Zoho CRMに登録された連絡先のIDを保存する変数を指定します(続きの会話の中で変数を利用して、連絡先IDを参照することが可能です)。
- [詳細なエラー対応]セクションでは、連携が無効な場合に実行する処理を設定できます。
- 訪問者の情報を連絡先として登録した後の処理の流れは以下の通りです。
- 成功:連絡先の作成に成功した場合の処理を追加します。
- 失敗:エラーにより連絡先の作成に失敗した場合の処理を追加します。
- 連携が無効:Zoho CRMとの連携設定が削除されたか無効な場合の処理を追加します。
- [保存する]をクリックします。
例:訪問者の情報をZoho CRMの連絡先として登録する
- 訪問者名、組織(会社)、メールアドレス、電話番号といった情報が、Zoho CRMの連絡先として登録されます。Zoho CRMの画面では、連絡先の担当者などの詳細情報を確認できます。
商談を関連付ける
このブロックは、訪問者に関連する商談を作成するために使用します。このブロックを使用するには、Zoho CRMとの連携をあらかじめ設定する必要があります。
- このブロックを追加するには、追加用アイコン[+]をクリックして、ブロック一覧を表示し、[連携ブロック]セクションの[商談を関連付ける]ブロックを選択します。
- ブロックの[名前]を入力します。
入力値と出力値を設定します。
- ステージ:関連付ける商談のステージを選択します。
- 日付:関連付ける商談の日付を入力します。
- 総額:商談の金額を入力します。
- 連絡先ID:Zoho CRMにおいて商談を関連付ける連絡先のIDを入力します。
- 商談ID:Zoho CRMに登録された商談のIDを保存する変数を指定します(続きの会話の中で変数を利用して、商談IDを参照することが可能です)。
- [詳細なエラー対応]セクションでは、連携が無効な場合に実行する処理を設定できます。
- [保存する]をクリックします。
訪問者から取得した情報をもとに商談を登録した後の処理の流れは以下の通りです。
- 成功:商談の作成に成功した場合の処理を追加します。
- 失敗:エラーにより商談の作成に失敗した場合の処理を追加します。
- 連携が無効:Zoho CRMとの連携設定が削除されたか無効な場合の処理を追加します。
例:訪問者から取得した情報をもとにZoho CRMの商談を登録する
- 商談の詳細は、チャットで入力された情報をもとに登録できます。
問い合わせを関連付ける
このブロックは、訪問者に問い合わせを作成するために使用します。このブロックを使用するには、Zoho Deskとの連携をあらかじめ設定する必要があります。
- このブロックを追加するには、追加用アイコン[+]をクリックして、ブロック一覧を表示し、[連携ブロック]セクションの[問い合わせを関連付ける]ブロックを選択します。
- ブロックの[名前]を入力します。
- 入力値と出力値を設定します。
- 件名:問い合わせの件名(差し込み項目を使用できます)。
- ステータス:問い合わせのステータスを指定します(例:対応中、保留中、完了)。ボットの会話の変数を使用し、会話の中で取得しておいた情報を使用することも可能です。
- 優先度:問い合わせの優先度を指定します(例:高、中、低、なし)。ボットの会話の変数を使用し、会話の中で取得しておいた情報を使用することも可能です。
- 分類:問い合わせの分類を指定します(例:質問、課題、不具合)。ボットの会話の変数を使用し、会話の中で取得しておいた情報を使用することも可能です。
- 部門:問い合わせを割り当てる部門を選択します(注:Zoho Deskに関連付けられている部門のみ指定可能です)。
- 担当者ID:問い合わせの担当者のIDを入力します。
上記の設定後、Zoho Deskに登録された問い合わせのID/番号を保存する変数を指定します(続きの会話の中で変数を利用して、問い合わせID/番号を参照することが可能です)。
1.問い合わせID:システムの処理やAPIなどの処理で使用する問い合わせIDを保存するための変数を指定します。
2.問い合わせ番号:Zoho Deskの表示画面で、データ一覧や詳細ページにおいて参照用に使用する問い合わせ番号を保存するための変数を指定します。
- [詳細なエラー対応]セクションでは、連携が無効な場合、Zoho Deskの部門が無効な場合、問い合わせの担当者が無効な場合に実行する処理をそれぞれ設定できます。[保存する]をクリックします。
- 問い合わせのカードが作成されます。
- 訪問者の情報をもとにZoho Deskの問い合わせを登録した後の処理の流れは以下の通りです。
- 成功:問い合わせの作成に成功した場合の処理を追加します。
- 失敗:エラーにより問い合わせの作成に失敗した場合の処理を追加します。
- 連携が無効:Zoho Deskとの連携設定が削除されたか無効な場合の処理を追加します。
- Zoho Deskの部門が無効:Zoho Deskとの連携で参照されている部門が無効か削除されている場合の処理を追加します。
- 問い合わせの担当者が無効:Zoho Deskとの連携で参照されている担当者が無効か削除されている場合の処理を追加します。
例:訪問者から取得した情報をもとに、Zoho Deskで問い合わせデータを作成する(ボットの会話の変数を使用します)。
- 設定内容に応じて、Zoho Deskで問い合わせが作成されます。
メモ:作成された問い合わせの番号を、チャットの中で訪問者に伝えることが可能です。その場合、ブロックの出力値の設定を利用します。出力値の設定で指定した変数名を、続きの会話の中で使用することで、訪問者に対するメッセージの中に問い合わせ番号を含めることができます。 この例では、[優先度]は[低]として設定されています。なお、優先度を訪問者に選択してもらいたい場合、[選択肢]ブロックを用いることで、訪問者に優先度の選択肢を表示できます。訪問者が選択した値を、ボットの会話の変数として保存しておき、その変数を、[問い合わせを関連付ける]ブロックにおいて使用します。
配信リストに追加する
このブロックは、Zoho Campaignのようなメール配信サービスに訪問者の情報を登録するために使用します。このブロックを使用するには、Zoho Campaignsとの連携をあらかじめ設定する必要があります。このブロックを用いた処理が適切に完了すると、訪問者の情報が、連携先のメール配信サービスのリストに登録されます。
- このブロックを追加するには、追加用アイコン[+]をクリックして、ブロック一覧を表示し、[連携ブロック]セクションの[配信リストに追加する]ブロックを選択します。
- ブロックの[名前]を入力します。
入力値と出力値を設定します。
- [名前]と[メールアドレス]の項目に、連携先のサービスに登録する値を設定します。なお、値は、変数を用いて指定する必要があります。具体的には、別のブロック/カードを用いてチャットの中で名前やメールアドレスの情報を取得して変数に保存しておき、その変数を使用します。
- [電話番号]の項目に、連携先のサービスに登録する値を設定します(任意)。
- [リスト情報]で、訪問者の情報を追加する配信リストを選択します。
- [保存する]をクリックします。
例:訪問者の情報をZoho Campaignsの配信リスト(連絡先)に追加する
- 処理が適切に完了すると、訪問者の情報がリストに追加され、各項目に名前、メールアドレス、電話番号が表示されます。