ChatGPTとZoho SalesIQの連携

ChatGPTとZoho SalesIQの連携

ChatGPTとZoho SalesIQの連携

Zoho SalesIQは、Webサイト訪問者とチャットを通じてやりとりすることを可能にするツールです。チャットにおけるやりとりはリアルタイムに行われるため、回答には正確さとスピーディーさが求められます。

そこで、ChatGPTのような対話型のAI(人工知能)とZoho SalesIQの連携機能が役立ちます。連携機能を利用すると、顧客からの質問に対する回答速度と正確性を向上でき、顧客満足度の向上につなげることができます。さらに、ChatGPTをZoho SalesIQのボットと連携することで、AIを活用して自動的にチャットに対応することが可能になります。これにより、人間の担当者は、より複雑な問い合わせへの問い合わせに集中できます。担当者の負担が減り、問い合わせに対する効率が向上するため、従業員満足度も向上させることができます。
メモ:現在、ChatGPTとZoho SalesIQの連携を利用できるのは、米国(US)、EU、インド(IN)、日本(JP)、オーストラリア(AU)のデータセンターに登録されているアカウントのみです。

ChatGPTとZoho SalesIQの連携の主な機能

  1. 問い合わせ内容を要約できるため、要点を素早く確認できるようになります。
  2. メッセージの校閲や校正が簡単にできるため、訪問者に対して送信するメッセージをより適切なものにできます。必要に応じて簡素化や補足も可能です。
  3. チャットの内容に応じて関連するタグを自動で生成して追加することができるため、問い合わせを分類してより適切に管理できます。
  4. ボットの設定でChatGPTカード(ChatGPTとの連携用の設定)を使用して、ボットの回答にChatGPTを活用することができます。 
これらの機能は、回答時間の短縮や作業効率の向上に役立ち、売上、顧客満足度、リピート率の向上を実現できます。

OpenAI(ChatGPT)アカウントとZoho SalesIQアカウントの連携

OpenAIアカウントとZoho SalesIQを連携するには、次の手順に従ってください。 
  1. Zoho SalesIQの画面にサインインします。
  2. [設定]→[開発者向け情報]→[連携]→[AI(人工知能)] に移動し、[OpenAI]を選択します。

  1. 右上の[追加する]をクリックします。

  1. 組織名、組織ID、APIキーを入力します。

  1. 上記の情報を入力後、[有効にする]をクリックします。

  1. 連携に関する免責条項が表示されます。OpenAIの利用規約を確認後、チェックボックスにチェックを入れ、続けます。

  1. 連携を有効にした後、ChatGPTの連携ページに移動し、[OpenAIアカウントに接続する]をクリックします。 

  1. 情報の変更が必要な場合、編集後、[更新する]をクリックします。

Zoho SalesIQとChatGPTの連携による機能

 
Zoho SalesIQには、担当者の効率の向上に役立つChatGPTの機能が3つあります。機能の一覧は以下のとおりです。
  1. チャットの要約
  2. メッセージ作成の支援
  3. タグの自動生成
これらの機能について、以下で詳しく説明します。
メモ:この連携により、ボットの設定でChatGPT用のカード(ChatGPTとの連携用の設定)が有効になります。詳細は、こちらをご覧ください。

チャットの要約

チャットの要約機能とは、担当者と訪問者の間で行われたチャットの内容を要約し、要点を表示する機能です。担当者が、訪問者とのやりとりの要点をすばやく把握し、必要な対応に集中するのに役立ちます。

チャットの要約機能の有効化

チャットの要約機能を有効にするには 
  1. [設定]→[共通設定]→[担当者の画面]に移動します。
  2. [担当者用のAIツール][チャットの要約]を有効にします。

  1. 実行設定:チャットの要約機能の実行方法を設定できます。以下の2つから選択します。 
    1. 自動:チャットの要約は自動で生成されます。
    2. クリック時:担当者が必要に応じて実行用のメニューをクリックしたときに要約が生成されます。

チャットの要約機能の利用

担当者は、以下のチャットにおいて要約を自動生成できます。
  1. 進行中のチャット
  2. 未対応のチャット/完了したチャット
1. 進行中のチャット:訪問者とのチャット中に要約を生成できます。要約は、対応中の担当者がそれまでのやりとりの要点を把握する以外に、チャットを別の担当者に引き継ぐ場合にも役立ちます。引き継いで対応を行う担当者が、進行中のチャットの概要を簡単に確認するのに便利です。また、管理者や上司が進行中のチャットを確認する際にも活用できます。

進行中のチャットの要約を生成するには 
  1. 画面右上の[要約]タブをクリックします。 

  1. チャットの要約を表示するには、[要約する]をクリックします。

  1. 進行中のチャットの要約が表示されます。

2. 未対応のチャット/完了したチャット:未対応のチャットや完了したチャットについても要約を生成できます。該当の訪問者より再度問い合わせがあった時にすばやく要点を確認するのに役立ちます。 

未対応のチャット/完了したチャットの要約を生成するには 
  1. Zoho SalesIQのチャット画面左上の[自分のチャット]から、未対応のチャット/完了したチャットを開きします。

  1. 画面右上の[要約]タブを選択し、[要約する]をクリックします。

  1. 未対応のチャット/完了したチャットの要約が表示されます。

メモ:
  1. 実行設定において[クリック時]を選択した場合、[要約する]ボタンをクリックしたときに要約が生成されます。
  2. 実行設定において[自動]を選択した場合、画面右上の[要約]タブを開くと、要約が自動で生成されて表示されます。

メッセージ作成の支援

メッセージ作成の支援機能とは、担当者が作成したチャットのメッセージの改善点の確認や修正に役立つ機能です。ChatGPTの機能を通じて、文体、文法、語句、長さなどの観点から、メッセージの改善点を確認できます。担当者は、改善点を参考にしてより効率よく回答の質を上げることができます。
メッセージに対しては、以下の4つの処理を適用することが可能です。
  1. 校閲:メッセージにおける句読点の使い方や語句の表記、文法的な誤りを修正します。
  2. 言い換え:メッセージの意図が誤解なくより正確に伝わりやすい表現に言い換えます。 
  3. 補足:メッセージの内容がより伝わりやすくなるよう、情報を追加してより詳しく説明します。
  4. 簡素化:メッセージの意味はできるだけ残したまま、長さを短縮することで、より簡潔に読みやすくします。
メモ:メッセージ作成の支援機能は、担当者が訪問者とチャット中にのみ利用できます(チャット中以外の場合は利用できません)。

メッセージ作成の支援機能の有効化

メッセージ作成の支援機能を有効にするには
  1. [設定]→[共通設定]→[担当者の画面]に移動します。
  2. [担当者用のAIツール][メッセージ作成の支援]を有効にします。

チャットの要約機能の利用

メッセージ作成の支援機能を有効にすると、担当者は、訪問者とのチャット中にメッセージ作成の支援機能を利用できるようになります。利用手順は以下のとおりです。
  1. チャット画面でメッセージを入力後、メッセージ作成の支援アイコンをクリックします。

  1. 利用可能な4つの機能が表示されます。

校閲

  1. [校閲する]をクリックすると、入力されたメッセージ内の句読点の打ち間違い、不適切な語句、文法的な誤りなどが修正されます。

  1. 修正後のメッセージを確認し、[使用する]をクリックすると、修正後のメッセージがチャット欄に挿入されます。

  1. [送信する]をクリックすると、修正後のメッセージを送信できます。

言い換え

  1. [言い換える]をクリックすると、入力されたメッセージがより分かりやすい別の言葉で言い換えられます。

  1. 言い換えた後のメッセージを確認し、[使用する]をクリックすると、言い換え後のメッセージがチャット欄に挿入されます。

補足

  1. [補足する]をクリックすると、入力されたメッセージに情報が追加されて説明がより詳しくなります。

  1. 補足後のメッセージを確認し、[使用する]をクリックすると、情報が追加されたメッセージがチャット欄に挿入されます。

簡素化

  1. [簡素化する]をクリックすると、入力されたメッセージの内容が、より短い文字数で表現しなおされます。

  1. 簡素化されたメッセージを確認し、[使用する]をクリックすると、簡素化されたメッセージがチャット欄に挿入されます。

タグの自動生成

タグの自動生成機能を使用すると、ChatGPTによるチャット内容の分析を通じて、自動でチャットにタグを追加することができます。具体的には、話題や用件、商品やサービスなど、チャットの内容に応じたタグが自動で生成されて追加されます。担当者は、タグを利用することで、チャットを分類することができます。これにより、訪問者の関心に応じてチャットを抽出し、適切に対応することが可能です。

タグの自動生成の有効化

タグの自動生成機能を有効にするには 
  1. [設定]→[共通設定]→[担当者の画面]に移動します。 
  2. [担当者用のAIツール][タグの自動生成]を有効にします。

メモ:タグは、ポータル内の既存のタグからチャットに追加されます。チャットの内容に適したタグが他にない場合、新しいタグが自動で生成され、チャットに追加されます。

タグの自動生成機能の利用

タグの自動生成機能を有効にすると、チャットの内容に基づいてタグが自動で生成されます。
メモ:タグの自動生成機能は、進行中のチャット、完了したチャット、未対応のチャットに対しても適用されます。
ChatGPTを使用してタグを自動生成するには
  1. 画面左側メニューの[自分のチャット]をクリックし、進行中のチャット、未対応のチャット、完了したチャットの中から対象のチャットを選択します。チャット画面上部の[会話タグ]の横にある[+]アイコンをクリックします。

  1. 表示された画面で[タグを自動生成する]をクリックします。

  1. チャットの内容に関連するタグが、タグの追加画面に表示されます。

  1. 追加するタグを選択します。自動生成されたタグが要件に合わない場合、必要に応じてタグを手動で作成して、[保存する]をクリックします。

  1. 指定したタグがチャットに追加されます。

  1. ポータルにおけるタグの上限(30件)に達すると、新しいタグはチャットに関連付けられません。ポータル内の既存のタグを削除すると、削除したタグの件数だけ、新しく追加することができます。ポータル内の既存のタグは、[設定]→[タグ]から削除することが可能です。