アクセシビリティとは、商品やサービスがさまざまな人の多様なニーズに対応して設計、開発されている状態を指します。たとえば、商品やサービスの中には、視覚障がい者、聴覚障がい者、運動障がい者などの身体障がい者のニーズに対応していないものも多く存在します。
アクセシビリティに対応することにより、利用の妨げとなる原因を取り除き、障がい者を含むすべての人が平等にアクセスし、利用しやすい環境を整えることが可能です。さまざまなニーズを持つ多様な利用者が利用しやすいように設計されている機能や設備もその1つです。たとえば、建物内のスロープやエレベーター、広い出入り口といった設備が整えられていることにより、移動に困難を抱える人は空間内をスムーズに移動できるようになります。アクセシビリティは、障がいのある人だけでなく、高齢者、病気の人、ケガをしている人にとっても重要です。
デジタルアクセシビリティとは?
現在、世界の80億人のうち、約16億人が何らかの障がいを持っています。これは、世界人口の16%、つまり6人に1人に相当します。この中には働いている人も多くいます。そのような人のニーズに対応した労働環境を整えることが重要です。デジタルアクセシビリティとは、インターネット上のすべての人が、年齢や障がいの有無に関わらず、コンテンツにアクセスでき、サービスを利用しやすい環境を整える取り組みのことです。
アクセシビリティに対応したアンケートが必要である理由
障がいのある人や特別な支援を必要とする人のニーズに対応したアンケートを作成することで、年齢や障がいの有無にかかわらず、誰もがアンケートに回答できるようになります。それによって、すべての人に対して、調査に参加したり、フィードバックを行ったり、自分の意見を共有したりするための平等な機会が与えられます。さらに、特別なニーズを持つ人に合わせたアンケートを作成することで、そのような人々の社会参加を促進できます。
Zoho Surveyのアンケートでアクセシビリティ向上機能を有効にする方法
アンケートの編集画面で、
[設定]に移動します。

画面左側のメニューで、
[アンケート設定]に移動します。

コンプライアンスの設定欄で、
アクセシビリティ向上機能を有効にします。

利用条件
アンケートのアクセシビリティ向上機能は、Zoho Surveyのすべてのプランで利用可能です。
注意点
Appleデバイス(MacやiPhone)では、内蔵のVoiceOverアプリを利用できます。
MacでVoiceOverを有効にするには:
- [Command] + [F5]を押すと、VoiceOverアプリが表示されます。
iOSでVoiceOverを有効にするには:
- [設定]を開きます。
- [アクセシビリティ]に移動します。
- [VoiceOver]をタップして、有効に切り替えます。
Windows用のスクリーンリーダーを利用にするには、NVDA(NonVisual Desktop Access)リーダーをダウンロードして、インストールする必要があります。
Linux用のスクリーンリーダーを利用するには、Orcaアプリをダウンロードして、インストールする必要があります。
Android用のスクリーンリーダーを利用するには、Talkbackアプリをダウンロードしてインストールする必要があります。
よくある質問
- ウェブ・コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン(WCAG)とは?
ウェブ・コンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン(WCAG)は、障がい者を含む、すべての人がWebコンテンツを利用しやすくするようにするための指針をまとめたものです。各アンケートでこのガイドラインを遵守することで、スクリーンリーダーとの互換性を確保したり、キーボードのみによる操作が行いやすい状態にしたりできます。すべての人が快適に回答できる環境を整えることが可能です。 - 認知機能に障がいのある人にとって回答しやすいアンケートを作成するには?
- 簡潔で分かりやすい言葉を使用し、専門用語は避けます。
- 1つの質問の長さを短くし、理解しやすい順番で提示します。
- 必要に応じて、例や説明を使用します。
- 文字を大きく表示できるようにし、必要に応じて画像や動画などを使用します。
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