パスワードとフォルダーの共有

パスワードとフォルダーの共有

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Zoho Vaultは、ゼロ知識アーキテクチャの原則に基づいて動作します。ユーザーがパスワードを追加すると、初期設定ではそのユーザーが所有者となります。ユーザーが追加したパスワードは、初期設定では本人にのみ表示されます。他のユーザー(管理者を含む)がアクセスできるようにするには、パスワードを共有する必要があります。

前提条件
初期設定では、Zoho Vaultの第1ユーザー(最初の特権管理者)に対してのみパスワードの共有が有効になっています。その他のユーザーがパスワードやフォルダーを共有したり、自分に共有されているすべてのパスワードを表示したりするには、管理者がそのユーザーのアカウントでパスワードの共有を承認する必要があります。管理者または特権管理者が自分のアカウントにログインすると、保留中のパスワード共有申請はすべて自動的に承認されます。

パスワードの共有

(Standard、Professional、Enterpriseの各エディションで利用できます)
  1. 個別のパスワードを共有するには、[パスワード]タブで対象のパスワードの横にある共有アイコンをクリックします。
  2. 複数のパスワードを一括で共有するには、対象のパスワードを選択し、[その他の操作]から[パスワードを共有する]をクリックします。



  3. ユーザーまたはユーザーグループとパスワードを共有する際の権限として、次のいずれかを選択します。
    1. ワンクリックログインのみ - ユーザーがパスワードを書式なしテキストで表示できないようにします。このアクセス権限を持つユーザーは、Webサイトへの自動ログインのみ行えます。
    2. 表示 - ユーザーはパスワードを書式なしテキストで表示できます。
    3. 変更 - ユーザーはパスワードを表示、編集できます。
    4. 管理 - ユーザーはパスワードを完全に管理できます。この権限を持つユーザーは、パスワードを他のユーザーと共有したり、削除したりできます。


共有パスワードへのアクセス権限の取り消し
次の例を考えてみます。PeterがSteveに、完全なアクセス権限(管理権限)でパスワードを共有します。その後、SteveがJoanにパスワードを共有し、Joanがさらに多くのユーザーに共有します。Peterは、許可されていないユーザーが自分のパスワードにアクセスするのを防ぐため、Steveのすべてのアクセス権限を削除します。しかし、Steveからパスワードを共有されたユーザー(Joanなど)は、引き続きそのパスワードにアクセスできます。このような場合、Zoho Vaultを使用すると、すべてのユーザーによるパスワードへのアクセス権限をすぐに削除できます。

メモ:
ワンクリックログインのみの権限でパスワードを共有した場合、ユーザーはZoho Vaultでパスワードを書式なしテキストとして表示できません。ただし、技術に詳しいユーザーは、ログイン処理中に高度な手法でブラウザーの機能を利用し、パスワードを書式なしテキストとして表示できる可能性があります。これはWebブラウザー固有の制限であり、Zoho Vaultでは制御できません。

アクセス権限の取り消し
  1. [パスワード]タブで対象のパスワードを選択します。
  2. [その他]を選択し、ドロップダウンから[すべての共有を解除する]をクリックして、[OK]をクリックします。


メモ:この設定を使用できるのは、パスワードの所有者のみです。パスワードの所有者以外のユーザーは、そのパスワードへのアクセス権限を失います。また、ユーザーのフォルダーからもパスワードが削除されます。すべての操作は監査ログに記録されます。

フォルダーの共有

(ProfessionalおよびEnterpriseエディションでのみ利用できます)
  1. [フォルダー]タブで対象のフォルダーを選択し、共有アイコンをクリックしてユーザーまたはユーザーグループと共有します。
  2. 対象のユーザーおよびユーザーグループに付与する権限として、次のいずれかを選択します。
    1. ワンクリックログインのみ - ユーザーがパスワードを書式なしテキストで表示できないようにします。このアクセス権限を持つユーザーは、Webサイトへの自動ログインのみ行えます。
    2. 表示 - ユーザーはパスワードを書式なしテキストで表示できます。
    3. 変更 - ユーザーはパスワードを表示、編集できます。
    4. 管理 - ユーザーはパスワードを完全に管理できます。この権限を持つユーザーは、パスワードを他のユーザーと共有したり、削除したりできます。


メモ:サブフォルダーを含むフォルダーを共有した場合、初期設定では親フォルダーのみが共有されます。フォルダーとそのサブフォルダーを共有するには、[フォルダーの共有]画面で[サブフォルダーを含める]を選択します。同様に、親フォルダーを削除しても、サブフォルダーや親フォルダー内のパスワードは削除されません。
通常、パスカードにはユーザー名、パスワード、添付ファイル、ワンタイムパスワード、WebサイトのURL、その他のアカウント固有のデータなどの詳細が含まれます。アカウントのパスカードを表示するには、Zoho Vaultにログインし、関連するリソースの所有権または共有権限を持っている必要があります。パスカードのリンクは、Zoho Vault内の個別のアカウントに関する包括的な概要を共有可能なリンクとして表示します。必要な権限(ワンクリックログイン、表示、変更、管理)のいずれかを持つユーザーのみが、このリンクにアクセスできます。  

アカウントのパスカードをコピーするには、次の手順を実行します。
  1. パスワードのセクションに移動します。
  2. 対象のアカウントの横にある3点リーダーをクリックします。
  3. ドロップダウンメニューから[パスカードのリンクをコピーする]を選択します。
  4. パスカードのリンクがクリップボードにコピーされます。
  5. 新しいブラウザーウィンドウを開き、URLを貼り付けて内容にアクセスします。