Tip #48: Zoho CRMのレコードを一括で編集して作業を効率化する

Tip #48: Zoho CRMのレコードを一括で編集して作業を効率化する



こんにちは。
今回は、Zoho CRMの複数のレコードを一括で編集する機能を紹介します。
(無料プランから利用可能です)

複数のデータを編集するために、何度も同じ操作を繰り返していませんか?
Zoho CRMの一括機能を使えば、当者の変更やデータの更新、削除などをまとめて行えます。

いくつか例を見ていきましょう。



タブの右上にある三点リーダーをクリックすると、一括更新機能を使用できます。

担当者の一括変更 
例えば、ある営業メンバーが異動や退職となった場合、これまでその人が担当していた商談や連絡先レコードを心配する必要はありません。
「担当者の一括変更」を使用すると、それらのレコードをまとめて別の担当者に割り当てることができます。
また、データに関連付けられた未完了のタスクや予定、通話などの活動データも、新しく担当となるユーザーに割り当てることも可能です。

一括削除 
毎月数百もの見込み客データのインポートや登録を行っていると、次第にジャンクリードが溜まってしまうこともあるかもしれません。
毎週または毎月蓄積される不要な見込み客のデータには、見込み客のステータス項目に「削除対象」という値を追加し、一定数溜まったらそのステータスのレコードを抽出して一括削除を行うといいでしょう。これでタブを整理でき、重要な見込み客とのやりとりに集中ができます。

一括変換(「見込み客」タブのみの一括機能です)
商談段階に発展した見込み客データを取引先・連絡先にまとめて変換する場合に便利な機能です。見込み客の会社情報は取引先タブ、見込み客個人の情報は連絡先タブに分かれて登録されます。
例えば、展示会で獲得した見込み客のレコードを取引先・連絡先へ一括変換するとします。その場合は、フィルターで「"見込み客のデータ元" が "展示会" と等しい」と条件を設定し、該当のレコードを抽出した後、「一括変換」機能を利用します。

この他にも、項目の一括更新も行えます。使い方の詳細についてはこちらをご覧ください。

本日の内容がお役に立てば嬉しいです。