詳細分析コネクターには、100種類以上の標準レポートやダッシュボードが用意されています。インポートしたZoho Invoiceのデータをすばやく分析するのに役立ちます。
概要
1.Zoho Analyticsとは?
Zoho Analyticsは、クラウド型のレポート作成/データ分析ツールです。業務データを分析したり、詳細なレポートやダッシュボードを作成したりするのに役立ちます。ITに関する詳しい知識がなくても、表やグラフを用いた効果的なレポートやダッシュボードの作成が可能です。
主な機能と特長:
- Zoho Analyticsはオンライン上で利用できるレポート作成/データ分析サービスです。
- 直感的なドラッグ&ドロップ操作で簡単にレポートを作成できます。表計算シートを操作するような感覚でデータを入力/管理することが可能です。
- 多角的かつ視覚的に分かりやすくデータを分析できます。
- ダッシュボード 、 グラフ 、 ピボットテーブル 、 要約レポート 、 表形式レポート など、さまざまな種類のレポートを作成できます。また、ダッシュボードに特定のデータの集計結果を表示する項目( KPIウィジェット )を追加することも可能です。
- ローカルドライブに保存されているファイルからデータをインポートできます。 CSV 、 Excel 、 JSON 、 HTML 、 XML 、 統計ファイル 、MS Accessファイルなどのさまざまな形式のファイルに対応しています。また、 Web上のURL や クラウドストレージ からデータをインポートすることも可能です。ローカルデータベースやクラウドデータベースからもデータをインポートできます。 定期的にデータをインポートするためのスケジュール処理 も設定可能です。
- さまざまなZoho製品 と連携できます。 Zoho CRM 、 Zoho Desk 、 Zoho Projects 、 Zoho People 、 Zoho Books 、 Zoho Subscriptions 、 Zoho Inventory 、 Zoho Campaigns などに対応しています。
- Xero 、 Quickbooks 、 Stripe 、 Shopify などの さまざまなビジネスアプリケーション と連携できます。
- Zapier や Zoho Flow と連携して、500種類以上のアプリケーションからデータをインポートできます。
- Zoho Analytics API を使用して、自社で利用している他のアプリケーションとZoho Analyticsを連携できます。
- さまざまなデータソース(ファイルやデータベースなどのデータの取得元)から取得したデータを組み合わせてレポートを作成できます。
- 数式機能を使用して、データを加工したり、独自の指標を算出したりできます。
- データベースを操作する言語であるSQL(Structured Query Language)の構文(クエリー)にも対応しています。
- データ通知 を設定することで、指標データにおいて重要な変化が発生した際に通知を受け取ることができます。
- 他のユーザーに データを共有し、リアルタイムで共同作業を進めることができます。共有時に権限を設定することも可能です。
- 共有したレポートやダッシュボードでコメントを追加できます。効率よく共同作業を進めるのに役立ちます。
- さまざまな人がアクセスできるように、インターネット上にレポートを公開できます。また、Webサイト、Webアプリケーション、ブログなどに レポートやダッシュボードを埋め込む ことも可能です。
- レポートを メールで送信 したり、 エクスポート /印刷したりできます。さまざまなファイル形式に対応しています。
- アカウントへのログインにおいて、HTTPS(SSL接続)による安全な接続を使用できます。アカウント内のデータは、セキュリティ対策が施されたデータセンターで厳重に管理されます(詳細については、 セキュリティ と プライバシー に関するページをご参照ください)。
- ロゴをカスタマイズ できます。
- iOS、Android用のモバイルアプリを使用できます。モバイルからでもレポートや指標データを確認することが可能です。
2.Zoho AnalyticsのZoho Invoice詳細分析とは?
Zoho Invoice用の詳細分析コネクターを使用すると、Zoho Invoiceのデータを効率よく分析できます。
また、詳細分析コネクターを使用することで、 上記 のZoho Analyticsの機能をすべて利用できるようになります。詳細分析コネクターの主な機能は以下のとおりです:
- Zoho Invoiceデータを詳細に分析できます。また、要件に合わせてレポートやダッシュボードを作成することが可能です。
- 他のデータソースやビジネスアプリケーションから取得したデータとZoho Invoiceのデータを組み合わせて 独自のレポートやダッシュボードを作成 できます。
- 他のユーザーに レポートやダッシュボードを共有 できます。
- データ通知を設定 することで、指標データにおいて重要な変化が発生した際に通知を受け取ることができます。
- レポートを 定期的にメール送信 するように設定できます。
- PDF、HTML、Excel、CSV、画像ファイルなどのさまざまな形式のファイルで レポートをエクスポート できます。
- Webサイトやブログなどに レポートを埋め込む ことができます。
3.詳細分析コネクターを使用できるユーザーは?
詳細分析コネクターを使用できるのは、Zoho Analytics(ベーシックプラン以上)の有料プランを使用中のユーザーです。また、Zoho CRM Plus/Zoho Oneユーザーも詳細分析コネクターを使用できます。
詳細分析コネクターを設定するには、Zoho Invoiceの管理者権限が必要です。
料金と試用版
1.詳細分析コネクターの料金は?
詳細分析コネクターを使用するには、Zoho Analyticsの有料プランを購入する必要があります。有料プランは、 月払い でも購入可能です。プランの詳細については、 こちら をご参照ください。
2.詳細分析コネクターの試用版はありますか?
はい。詳細分析コネクターの試用版が提供されています。設定後15日間無料で試用できます。[
3.Zoho Analyticsの「ユーザー」とは?
Zoho Analyticsでは、アカウント内でデータ、レポート、ダッシュボード、ワークスペースを非公開で共有する相手は「ユーザー」として扱われます。ユーザーは、Zoho Analyticsアカウントに登録した際に使用したメールアドレスをもとに識別されます。
たとえば、Zoho Analyticsのスタンダードプラン(ユーザー数:5人)に登録しているとします。また、管理者に加えて、アカウントには他に4人のメールアドレスが登録されており、アカウント内でデータ/レポートを非公開で共有しているとします。この場合、Zoho Analyticsのユーザー数は、管理者を含めて5人です。
4.「行数」はどのように計算されますか?
Zoho Analyticsにおける行またはデータは、データベースや表計算シート内での行やデータと同じ意味で用いられます。テーブルは行(データ)と列(項目)で構成されています。テーブル内の各行には、関連するデータが一定の形式で保存されます。
たとえば、「経費」のテーブルでは、各行に1件の経費に関するデータが保存されています。行数は、Zoho Analyticsアカウントのワークスペースのテーブルに保存されているすべての行(データ)を合計して計算されます。
設定
1.詳細分析コネクターを設定するには?
Zoho Analyticsから設定する場合
Zoho Analyticsの画面から詳細分析コネクターを設定する方法については、以下のスライドをご参照ください。
Zoho Invoiceから設定する場合
Zoho Invoiceの画面から詳細分析コネクターを設定する方法については、以下のスライドをご参照ください。
2.Zoho InvoiceのデータがZoho Analyticsに最初に表示されるまでどのくらいかかりますか?
設定後、初回のデータが取得されるまで時間がかかる場合があります。データの取得にかかる時間は、Zoho AnalyticsにインポートするZoho Invoiceのデータの量によって異なります。インポートが完了すると、メール通知が送信されます。初回のデータが取得される前にワークスペース(テーブル)にアクセスしてもデータは表示されませんのでご注意ください。
3.詳細分析コネクターを通じてZoho Analyticsのワークスペースにデータを同期するにあたって、取得できるZoho Invoiceのデータは?
詳細分析コネクターを通じてZoho Analyticsのワークスペースにデータを同期するにあたって、同期できるZoho Invoiceのデータは以下のとおりです:
- Customers(顧客)
- Customer Contact Person(顧客の連絡先)
- Credit Notes(クレジットノート)
- Credit Note Items(クレジットノートの商品)
- Credit Notes Refund(クレジットノートの返金)
- Customer Payments(顧客の支払い)
- Delivery Challan(納品書)
- Delivery Challan Item(納品書の商品)
- Estimates(見積書)
- Estimate Items(見積書の商品)
- Expenses(経費)
- Expense Item(経費の項目)
- Invoices(請求書)
- Invoice Items(請求書の商品)
- Items(商品)
- Payment Refunds(支払いの返金)
- Projects(プロジェクト)
- Project Users(プロジェクトユーザー)
- Recurring Expenses(繰り返しの経費)
- Recurring Invoice(繰り返しの請求書)
- Recurring Invoice Items(繰り返しの請求書の商品)
- Sales Persons(営業担当者)
- Taxes(税金)
- Timesheets(工数表)
- Tasks(タスク)
- Users(ユーザー)
4.設定/同期を完了できない旨のメールが届きました。どうしたらよいですか?
さまざまな理由により、Zoho Invoiceのデータのインポートや同期ができない場合があります。インポートや同期に失敗すると、上記の旨のメールが送信されます。このような場合、以下の手順をお試しください。それでも問題が解決しない場合は、Zoho Analyticsのサポート窓口にお問い合わせください。担当者が確認後、対応いたします。
その1: 初回のデータの取り込みに失敗し、 設定を完了できない 旨のメールを受け取った場合は、以下の手順をお試しください:
- 詳細分析コネクターを設定したワークスペースを開きます。
- 画面左側のメニューから [データソース] をクリックし、データソースの一覧から [Zoho Invoice] を選択します。
- Zoho Invoice の画面で、 [もう一度試す] をクリックします。
- 問題が解決しない場合は、 support@zohoanalytics.com にご連絡ください。担当者が確認後、対応します。
その2: 初回のデータのインポートの完了後、Zoho InvoiceとZoho Analyticsの間のデータ同期中に問題が生じて 同期を完了できない 旨のメールを受け取った場合は、内部エラーによる一時的な問題の可能性があります。5回連続してエラーが発生すると、インポートのスケジュールが停止します。
5.Zoho InvoiceのデータをZoho Analyticsに同期できる頻度は?
Zoho Analyticsの ベーシックプラン を利用中の場合、実行可能なデータの同期回数は1日に1回です。 スタンダードプラン 以上の場合、次のいずれかの頻度を選択できます:
- 3時間
- 6時間
- 12時間
- 毎日
6.Zoho InvoiceとZoho Analytics間の同期設定を編集できますか?
はい。Zoho InvoiceとZoho Analytics間の同期設定を編集できます。同期設定を編集できるのは、詳細分析コネクターを設定した管理者のみです。同期設定を編集するには、以下の手順を実施します:
- Zoho Analyticsで対象のワークスペースを開きます。
- 画面左側のメニューから [データソース] をクリックします。
- データソースの一覧から [Zoho Invoice] を選択し、 [設定を編集する] をクリックします。
- 設定の編集 画面が表示されます。必要に応じて設定を変更します。
- [保存する] をクリックします。同期設定が変更され、設定した頻度でデータが同期されます。
7.Zoho InvoiceとZoho Analytics間の同期をすぐに実行することはできますか?
はい。Zoho InvoiceとZoho Analytics間の同期をすぐに実行できます。
データをすぐに同期するには、以下の手順を実施します:
- Zoho Analyticsで対象のワークスペースを開き、画面左側のメニューから [データソース] をクリックします。
- データソースの一覧から[Zoho Invoice]を選択し、 [今すぐ同期] をクリックします。Zoho InvoiceとZoho Analytics間でデータがすぐに同期されます。
メモ: この操作は、1日に5回まで実行できます。
8.Zoho Analytics内の他のワークスペースや他の詳細分析コネクターのワークスペースで、Zoho Invoiceのデータをインポートできますか?
はい。Zoho Analytics内の他のワークスペースや他の詳細分析コネクターのワークスペースで、Zoho Invoiceのデータをインポートできます。データを組み合わせてレポートを作成したり、データを分析したりすることが可能です。既存のワークスペースにZoho Invoiceのデータをインポートするには、ワークスペースに新しいテーブルを作成します。
詳細については、 こちら をご参照ください。
9.Zoho AnalyticsからZoho Invoiceのデータを追加/編集できますか?
10.Zoho AnalyticsからZoho Invoiceのテーブルに新しい列を追加できますか?
いいえ。新しい列を追加することはできません。ただし、テーブルに 数式列 や 集計数式 (例:集計項目)を追加し、これらをもとにレポートを作成できます。詳細については、 こちら をご参照ください。
11.Zoho Invoiceのワークスペースに新しいテーブルを追加できますか?
はい。新しいテーブルを追加できます。既存のZoho Invoiceのワークスペースに新しいテーブルを追加するには、ワークスペースの画面左側のメニューから [作成する]→[新しいテーブル/データをインポートする] の順にクリックします。
これにより、他のデータソースからZoho Invoiceのワークスペースにデータをインポートできます。また、Zoho Invoiceのワークスペースにデータを手動で追加することも可能です。これらのデータをもとに、Zoho Invoiceのデータと組み合わせてレポートを作成したり、データを分析したりできます。
参考情報:
- ファイルからのデータのインポート
- Web上のURLからのデータのインポート
- クラウドストレージからのデータのインポート
- ローカルデータベースからのデータのインポート
- クラウドデータベースからのデータのインポート
- 主要なビジネスアプリケーションからのデータのインポート
- Zoho Analytics APIを使用したデータのインポート
12.詳細分析コネクターを別の管理者アカウントに移行できますか?
はい。アカウント内の詳細分析コネクターを組織内の他の管理者アカウントに移行できます。
アカウント管理者は、組織管理者のアカウントに詳細分析コネクターを移行できます。組織管理者が他の管理者のアカウントに詳細分析コネクターを移行する場合は、組織から詳細分析コネクターの登録を解除する必要があります。
13.Zoho AnalyticsでZoho Invoiceアカウントを再認証するには?
Zoho Invoiceアカウントを再認証するには、以下の手順を実施します:
- Zoho Analyticsで対象のワークスペースを開き、画面左側のメニューから [データソース] をクリックします。
- データソースの一覧から[Zoho Invoice]を選択し、[再認証する]をクリックします。

Zoho Invoiceアカウントが認証されます。
14.連携を解除するには?
データソース の設定画面から詳細分析コネクターを削除することで、連携を解除できます。連携を解除するには、以下の手順を実施します:
- Zoho Analyticsで対象のワークスペースを開き、画面左側のメニューから [データソース] をクリックします。
- データソースの一覧から[Zoho Invoice]にマウスのカーソルを合わせます。 [設定] アイコンが表示されます。
- [設定] アイコンをクリックします。
-
メニューから [データソースを削除する] を選択します。
ワークスペース内でのZoho Invoiceとの同期設定が削除されます。ただし、ワークスペース内の既存のデータは保持されます。
レポート機能
1.詳細分析コネクターでレポートを作成するにあたって、取得できるZoho Invoiceのデータは?
Zoho AnalyticsのワークスペースとZoho Invoice間では、 こちらの質問と回答 に記載されているデータが同期されます。これらのデータを使用してレポートを作成できます。
2.詳細分析コネクターを使用してレポートを作成するには?
3.Zoho Invoiceの複数のテーブルの列を使用してレポートを作成できますか?
はい。複数のテーブルの列を使用してレポートを作成できます。初期設定では、Zoho Invoice内のすべてのデータ(テーブル)は関連付けられています。レポートの作成画面で対象の列をドラッグ&ドロップするだけで、レポートを作成することが可能です。
4.Zoho Analyticsで作成できるレポートの種類は?
Zoho Analyticsではさまざまな種類のレポートを作成できます。作成できる主なレポートは、以下のとおりです:
-
グラフ
- 円グラフ
- バブルチャート
- 軸なしバブルチャート
- 棒グラフ
- 積み上げ棒グラフ
- 折れ線グラフ
- 平滑線グラフ
- 散布図
- 複合グラフ
- 地図グラフ
- 面グラフ
- 積み上げ面グラフ
- レーダーチャート
- ファネルチャート
- ドーナツグラフ
- 半円グラフ
- 円グラフ
- ピボットテーブル(マトリクスレポート)
- 要約レポート
- 表形式レポート
-
KPIウィジェット
- 単一数値
- ゲージグラフ(半円)
- ブレットグラフ
- 単一数値
- ダッシュボード(複数のレポートを配置するページ)
5.Zoho Analyticsの数式とは?
数式とは、指標データを算出したりデータを加工したりするための機能です。レポートを作成したり、データを分析したりする際に役立ちます。Zoho Analyticにはさまざまな種類の数式が用意されています。用途に合わせて数式を使用し、レポートを作成することが可能です。
数式に関する詳細については、 こちら をご参照ください。
6.詳細分析コネクターの設定時にワークスペースに追加される標準の数式は?
以下の各表は、設定時にワークスペースに追加される標準の数式の一覧です。標準の数式を表示するには、対象のテーブルを開いて画面上部から [追加する]→[数式を編集する] の順にクリックします。
[Expenses] (経費)のテーブルで作成される標準の数式は、以下の表のとおりです:
| 数式名 |
数式の種類 |
数式 |
説明 |
| Status |
数式列 |
If ("Is Billable"=1,'Billable','Non-Billable') |
経費の現在のステータスを出力します。 |
| Billable Expenses |
集計数式 |
Countif ("Expenses"."Is Billable" = '1') |
経費が請求対象かどうかを出力します。 |
| Non-Billable Expenses |
集計数式 |
Countif ("Expenses"."Is Billable" = '0') |
経費が請求対象外かどうかを出力します。 |
