要点
MCPサーバーを使用すると、Zoho BookingsをAIエージェントやLLMと連携し、簡単なプロンプトで予約の受け付け、変更、管理などのスケジュール業務を自動化できます。
1. 概要
MCPサーバーは、AIシステムが業務アプリケーション内の操作を理解、処理、実行できるようにする標準化されたインターフェースであるModel Context Protocol(MCP)を基盤としています。Zoho BookingsのMCPサーバーを設定すると、AIエージェントが簡単なプロンプトに基づいてユーザーに代わり予約関連の処理を実行できます。MCP連携により、Zoho Bookingsに移動することなく、AIツールから予約関連の処理を直接実行できます。AIの操作画面から予約を作成、管理、更新できるため、より迅速かつスムーズに予約を処理できます。たとえば、予約を手動で管理する代わりに、次のようなプロンプトを使用できます。
連携後、AIがこれらのプロンプトを解釈し、Zoho Bookingsを操作して、要求された処理を実行します。この設定は、特に次の用途に役立ちます。
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繰り返し発生するスケジュール業務の自動化
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会話形式の入力による予約の管理
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予約ワークフローと外部AIツールの連携
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大量の予約を処理するチームの業務効率向上
Zoho Bookings MCPサーバーは、AI機能とスケジュール管理を組み合わせることで、スケジュールのワークフローを効率化し、手作業を削減して、よりスマートな予約体験を実現します。
2. 使用例
コンサルティング会社のジルカーでは、顧客との予定や社内スケジュールの管理にZoho Bookingsを使用しています。業務効率を向上し、手動でのスケジュール調整にかかる時間を短縮するため、Zoho Bookings MCPサーバーを設定し、AIアシスタントであるClaudeやCursorと連携しています。
この設定により、チームは簡単なプロンプトを使用して、これらのAIツールから予約関連の処理を直接実行できます。たとえば、顧客から予定の依頼があった場合、Zoho Bookingsに移動することなく、AIに予約可否の確認、予約、既存の予約の変更を依頼できます。また、プロンプトを使用して予約をキャンセルしたり、予定を他のチームメンバーに割り当て直したり、セッションを完了済みに設定したりすることもできます。
この方法により、ジルカーでは、特に繁忙時間帯のスケジュールをより効率的に管理できます。アプリケーション間を切り替える手間を減らし、繰り返し発生する作業を自動化することで、チームは時間を節約してミスを最小限に抑え、顧客と社内スタッフの双方に、よりスムーズな予約体験を提供できます。
3. Zoho MCPサーバーの設定と連携
Zoho BookingsでAIを活用したスケジュール管理を有効にするため、Zoho MCPサーバーを設定して連携するには、次の手順を実行します。
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Bookingsの右上にある[管理センター]
アイコンをクリックします。次に、[AIと自動化]を[連携]セクションで選択します。

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最初に、[Zoho MCP]カードを選択し、続けて[設定する]をクリックします。

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[MCPサーバーを作成]をクリックし、MCPサーバーの名前を入力します。

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必要なツールを追加するには、[ツールを追加]をクリックします。

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一覧から[Zoho Bookings]を選択します。プロンプトに基づいて処理を実行するために必要なコンテキストとアクセス権限を提供するツールの一覧が表示されます。メモ:検索バーを使用して、特定のツールを検索できます。

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必要なツールを選択した後、[今すぐ追加]をクリックして、APIを使用した処理を実行できるようにします。

選択したすべてのツールが追加され、MCP URLが生成されます。
3.1 MCP URL
サーバーを作成するたびに、一意で安全なMCP URLが生成されます。このURLは、AIクライアントがプロンプトを実行するために使用するエンドポイントとして機能します。
MCP URLをコピーするには、次の手順を実行します。
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サイドバーの[連携]タブに移動し、URLの横にあるコピーアイコンをクリックします。

このURLを使用して、MCPサーバーをClaude、Cursor、Windsurf、VS Code、その他のMCP互換AIクライアントと連携できるようになりました。連携すると、AIエージェントはZoho Bookingsと安全にやり取りし、ユーザーのプロンプトに基づいてスケジュール設定処理を実行できます。
メモ:新しいMCP URLを作成するには、[APIキーの再生成]をクリックします。
MCP URLを取得したら、MCPサーバーを任意のMCPクライアントと連携できます。ここでは、Zoho Bookings MCPをAIクライアントに設定する手順を4つの例で説明します。
Zoho MCPサーバーが作成済みで、MCP URLもコピー済みであることを確認してください。
Claudeと連携するには。
- [プロフィール]をクリックし、[設定]に移動します。

- [コネクター]をクリックし、[カスタムコネクターを追加]を選択して、新規コネクターを作成します。コネクターのタイトル(例:Zylker-Bookings-MCP)を入力し、Zoho MCPの設定時に提供されたMCP URLを貼り付けます。

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[追加]をクリックします。これで、MCPサービスがAIアシスタントに統合されます。
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必要な権限がすべて表示されたOAuth画面に移動します。[承諾]をクリックします。
これで、Zoho Bookings MCPサーバーがClaudeと連携済みとなり、プロンプトを使用して予約処理を実行できます。
Zoho MCPサーバーが作成済みで、MCP URLもコピー済みであることを確認してください。
- Cursorの[ツールと連携]タブは、[設定]セクションにあります。次に、[カスタムMCPを追加]をクリックします。

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mcp_config.jsonファイルが表示されます。次のコードスニペットをファイルに貼り付けます。
MCP URLをmcp-remoteキーの値として指定してください。
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{
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'mcpServers': {
-
'command': 'npx',
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'args': [
-
{
-
'mcp-remote': 'your-MCP-URL'
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}
-
]
-
}
-
}
- [保存]をクリックすると、ローカルホスト上のZoho MCP認証画面に移動します。[許可]をクリックします。

これで、CursorをMCPクライアントとして使用し、Zoho MCPサーバーを呼び出せるようになります。
Zoho MCPサーバーを作成し、MCP URLをコピーしていることを確認します。
- メニューの[設定]に移動します。

- 設定の検索バーで「mcp」を検索し、[プラグインを管理]をクリックします。

- 次に、[未加工の設定を表示]をクリックします。

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「mcp_config.json」ファイルが表示されます。
次のコードスニペットをこのファイルにコピーして貼り付け、mcp-remote JSONキーの値にMCP URLを指定します。
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{
-
'mcpServers': {
-
'github': {
-
'command': 'npx',
-
'args': [
-
{
-
'mcp-remote': 'your-MCP-URL'
-
}
-
]
-
}
-
}
-
}
-
[保存]をクリックすると、ローカルホスト上のZoho MCP認証画面が表示されます。[許可]をクリックします。
これで、WindsurfをMCPクライアントとして使用し、Zoho MCPサーバーを呼び出せるようになります。
Zoho MCPサーバーを作成し、MCP URLをコピー済みであることを確認してください。
Copilotと連携するには、次の手順を実行します。
- VS CodeでCopilotを有効にし、VS Codeの検索バーでMCPサーバーを検索して、[+ MCPサーバーを追加]をクリックします。

- 次に、MCPサーバーを追加する方法として、[HTTP]を[npx]の代わりに選択します。npx経由でも連携できますが、ここではデモ目的に限りHTTP方式を使用します。

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settings.jsonファイルが表示されます。mcpのJSONキーと値のペアを次のコードに置き換えます。
MCP URLをurlキーの値として指定してください。
-
{
-
'mcp': {
-
'servers': {
-
'zoho-mcp': {
-
'type': 'http',
-
'url': 'your-mcp-url'
-
}
-
}
-
}
-
}
-
ローカルホスト上のZoho MCP認証画面が表示されます。[許可]をクリックします。
これで、CopilotをMCPクライアントとしてZoho MCPサーバーを呼び出せるようになります。
情報:その他のAIアシスタントについては、それぞれのドキュメントで設定手順を確認してください。
5. 注意事項
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AIエージェントと連携する前に、MCPサーバーを設定しておく必要があります。
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AIを介して実行される処理には、予約の設定と空き時間のルールが適用されます。
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AIによって実行された処理が正確であることを必ず確認してください。