メールマーケティングは、受信者に情報を届ける非常に効果的な方法です。ただし、メールが実際に受信トレイに届くことが前提です。Zoho Campaignsで最初のキャンペーンを作成する前に、いくつかの重要な設定を行う必要があります。設定を省くと、迷惑メールと判定されたり、不達率が高くなったり、反応に関するデータが不正確になったりする原因になります。このガイドでは、安心して配信できるよう、必要な設定を順番に説明します。
手順1:連絡先の追加と配信リスト・セグメントへの分類
連絡先とは、メールを配信する相手です。Zoho Campaignsでは、連絡先を追加し、配信リスト(連絡先のグループ)やセグメント(過去の行動、国、興味・関心などの条件で絞り込んだグループ)に分類できます。
設定しない場合:キャンペーンを配信するには、連絡先を含む配信リストまたはセグメントを1つ以上選択する必要があります。この設定をしないとメールを配信できません。
詳細はこちら 手順2:配信元ドメインの認証
ドメイン認証では、GmailやOutlookなどのメールサービスに対し、自社ドメインからメールを配信する正当な権限があることを示します。ドメインとは、Webサイトのアドレスに使われる名前です。たとえば、配信元メールアドレスが
marketing@zylker.comなら、ドメインはzylker.comです。ドメイン認証は、施設の入口で身分証を提示するようなものです。メールを配信すると、GmailやOutlookなどのサービスが警備員のように送信元を確認します。そのドメイン(例:zylker.com)からメールを配信する権限が本当にあるかを確認しています。
手順3:ドメインのウォームアップ
ドメインのウォームアップとは、配信するメールの数を時間をかけて徐々に増やすことです。これにより、メールサービスから正当な配信元として信頼されやすくなります。
設定しない場合:一度に大量のメールを配信すると、迷惑メールフィルターに検出されやすくなります。悪化すると、ドメインが配信拒否リストに登録される可能性があります。ドメインのウォームアップについての詳細は、関連するヘルプ記事をご参照ください。
手順4:メールの配信頻度の上限設定
一定期間内に、1人の連絡先へ配信できるメール数の上限を設けられます。たとえば、1か月に3通まで、1週間に1通までなどと指定できます。一度設定すれば、Zoho Campaignsがすべてのキャンペーンに対して上限を自動で適用します。
設定しない場合:複数のキャンペーンを同時に実施している場合などに、短期間で連絡先へ大量のメールが届く可能性があります。迷惑メールとしての苦情や配信停止が増え、配信元の信頼性が下がるおそれがあります。
手順5:メールへの反応の記録を有効にする
キャンペーンの配信後、メールへの反応を記録すると成果を確認できます。Zoho Campaignsでは、次の3種類の反応を記録できます。
- 開封の記録:連絡先がメールを開封した日時などを記録します。
- クリックの記録:連絡先がメール内のリンクをクリックしたときに記録します。
- テキスト形式のメールのクリックの記録:リンクを記録用のURLに置き換え、テキスト形式のメールでのクリックを記録します。
手順6:ボットフィルターを有効にする
セキュリティツールや迷惑メールフィルター、メールのプレビューサービスが、受信者より前にメールを開封したり、リンクを自動でクリックしたりする場合があります。ボットフィルターを有効にすると、こうしたボットの操作を検出してキャンペーンレポートから除外します。実際の受信者の反応を正しく把握できるため、キャンペーンの改善に役立ちます。
設定しない場合:ボットフィルターが無効だと、ボットによる開封やクリックがレポートに含まれる可能性があります。その結果、成果が実際より良く見え、誤った分析につながるおそれがあります。
次の手順
以上の設定が完了したら、Zoho Campaignsで最初のメールキャンペーンを作成できます。次の手順に進みます。
- メールキャンペーンの作成
- テストメールの送信
- キャンペーンの配信または配信予約
- メールキャンペーンレポートの分析