CRM詳細分析の設定

CRM詳細分析の設定

「Zoho Analytics」(ゾーホー・アナリティクス)は、データ分析やレポート作成に役立つサービスです。利用すると、さまざまなデータを集約し、レポートやダッシュボードを手軽に作成できます。

Zoho CRMには、Zoho Analyticsとの連携機能が用意されています(Zoho CRM詳細分析機能)。この機能を利用すると、Zoho CRMのデータを使用してZoho Analyticsの機能を利用し、より詳細にデータを分析できます。作成可能なグラフの種類は、以下の通りです。
 
複合グラフ:2種類以上のグラフを組み合わせたグラフです。棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、バブルチャート、散布図など、複数のグラフを1つのグラフにまとめることができます。性質が異なる複数の種類のデータを組み合わせて表示する場合に役立ちます。

ヒートマップ:縦横に区分けした図において、値に応じて領域を色分けして表示するグラフです。データは2つの軸上に表形式で表示され、1つ1つの枠(セル)が各データを表します。たとえば、地域と商品を軸として、売上が多いほど濃い色で表示し、どの地域でどの商品がよく売れているかを見やすく表示できます。大小、多寡、強弱、良し悪しといった尺度や分類を用いてデータを視覚化するのに役立ちます。

バブルチャート:値の大きさをバブルの大きさで表示するグラフです。バブルの色を設定することもできます。散布図をもとにバブルチャートに変換することが可能です。変換すると、散布図上の点が円(バブル)に変換されて表示されます。

散布図:横軸と縦軸の2つの軸を用いて、データが該当する場所に点を表示することで分布を表すグラフです。グラフの領域上に、点がたくさん表示されます。通常、間隔や範囲が不規則な2つの数値軸の比較に使用されます。また、散布図は線グラフに変換することが可能です。

地図グラフ:データの値を特定の地域に関連付けて、世界、大陸、国などの地図上に値を表示するグラフです。地理情報を用いてデータを見やすく表示することが可能です。地図上のデータを操作しながら、より詳細に分析できます。

レーダーチャート(クモの巣グラフ):中心点から伸びる複数の軸上に、各データ系列の値の大きさや比率を表示するグラフです。対象のデータを異なる軸(系列)で比較するのに役立ちます(軸の例:価格、サービス、品質)。バランスが取れているほどグラフの正多角形に近い形になるため、データの相対的な大小、強みや弱みを一目で把握できます。

傾向分析:データから傾向を読み取るために使用します。数値や時間の系列上で、一定範囲におけるデータの傾向を示したり、異常を検出して表示したりすることができます。傾向グラフには、線形、対数、指数、累乗、多項式、自動など、さまざまな種類があります。

Alert
Zoho CRM詳細分析機能が新しくなりました。新しいバージョンの機能は、新しいアカウントで利用できます。既存のアカウントでは、段階的に利用可能になります。
利用条件
前提条件
Zoho CRM詳細分析(Zoho Analytics連携)機能を利用するには、ベーシックプラン以上のZoho Analyticsアカウントが必要です。

Notes
メモ:
  • Zoho CRM詳細分析(Zoho Analytics連携)の対象データは、見込み客、連絡先、取引先、商談、問い合わせ、活動、その他のカスタムタブ、ユーザーの詳細です。
  • Zoho CRM詳細分析の設定(有効化)には、管理者権限が必要です。
  • Zoho CRM詳細分析の設定時に、Zoho CRMアカウントに関連付けることができるZoho Analyticsアカウントは、1つのみです。
  • Zoho CRM詳細分析の無効化には、管理者権限が必要です。
  • Zoho CRM詳細分析を無効にすると、Zoho Analytics内の関連するデータ、レポート、ダッシュボードも削除されます。
  • Zoho CRMのユーザーであっても、Zoho Analyticsアカウントに追加されていても有効化されていないユーザーは、Zoho Analyticsの詳細レポートやダッシュボードを利用できません。

Zoho CRM詳細分析(Zoho Analytics連携)の設定

Zoho CRM詳細分析を有効にしてZoho Analyticsアカウントとの同期を設定する際に、新しいバージョンでは次の内容が適用されます。

  1. 削除されたタブは同期されません。 
  2. 同期を設定しても、アクセス権のないタブや項目は表示されません。
  3. 使用していない項目や削除済みの項目は表示されません。 
  4. カスタム項目も同期可能です。
Zoho CRM詳細分析(Zoho Analytics連携)を設定するには
  1. Zoho CRMの管理者アカウントにサインインします。
  2. [設定][マーケットプレイス]→[Zoho][Zoho CRM詳細分析][設定する]の順に移動します。
  3. [Zoho CRM詳細分析]の画面で、[利用を開始する]をクリックします。
  4. Zoho Analytics の設定画面で、次の手順を実行します。
    • 対象のタブとその項目を選択します。
    • 同期設定で、同期の頻度や時刻を選択します。
    • [保存する]をクリックします。
      Zoho CRMからZoho Analyticsにデータが取り込まれます。完了時に、通知メールが送信されます。

Notes メモ:
  • 連携の設定後にZoho CRMで行われた変更内容は、同期設定に基づくタイミングで、Zoho Analyticsに自動的に同期されます。
  • 連携するZoho Analyticsアカウントがスタンダードプラン以上のプランの場合にのみ、同期設定で[3時間ごと][6時間ごと][12時間ごと]を選択できます。
  • Zoho Analyticsアカウントがベーシックプランの場合は、同期設定で[毎日][手動]のいずれかを選択できます。

Zoho Analyticsアドオンの有効化

(この内容は、Zoho Analyticsのアカウントに有料プランの試用版が適用されている場合のみに該当します)

現在、Zoho Analyticsアカウントに15日間の試用版が適用されている場合、詳細分析アドオンを利用できます。詳細分析アドオンを利用すると、Zoho CRMのデータを使用してレポートやダッシュボードを作成し、より詳細にデータを分析できます。また、試用中の任意の時点でプランをアップグレードすることが可能です。

Zoho Analyticsアカウントのプランをアップグレードするには

  1. [レポート]タブをクリックします。
  2. レポートの一覧画面で、右上にある[Zoho CRM詳細分析]リンクをクリックします。
    Zoho Analyticsの画面が表示されます。
  3. Zoho Analyticsの画面で、右上にある[サブスクリプション管理]をクリックします。Zoho Storeの画面が表示されます。
  4. ベーシックプラン以上のプランを選択して、[アップグレードする]をクリックし、購入手続きを進めます。

レポートの作成

Zoho CRM詳細分析の設定が完了すると、100種類以上のレポートやダッシュボードをすぐに利用できます。さらに、必要に応じてZoho Analyticsで独自のレポートを作成することも可能です。レポートは、ドラッグ&ドロップの操作で簡単に作成できます(関連情報:Zoho CRM詳細分析によるレポートの作成)。

レポートの例

Zoho CRMのデータを使用してZoho Analyticsで作成可能なレポートの例は、次のとおりです。

レポートとダッシュボードの表示

レポートとダッシュボードを表示するには

  1. Zoho CRMにサインインします。
  2. [レポート]タブをクリックします。
  3. レポートの一覧ページで、画面の右上にある[Zoho CRM詳細分析]リンクをクリックします。

    Zoho CRM詳細分析の画面が表示されます(関連情報:Zoho CRM詳細分析)。

レポートやダッシュボードの共有

Zoho CRMデータを使用してZoho Analyticsで作成したレポートやダッシュボードには、初期設定では、Zoho Analytics連携を設定した管理者のみがアクセスできます。管理者は、他のZoho CRMユーザー(他の管理者を含む)にレポートやダッシュボードを共有することが可能です。

Zoho CRMユーザーにZoho Analyticsのレポートやダッシュボードを共有するには

  1. Zoho Analyticsのアカウントにサインインします。
  2. [Zoho CRMのレポート]のワークスペースを開きます。
  3. [Zoho CRMのレポート]ページで、対象のレポートを選択し、[共有する][このレポートを共有する]の順にクリックします。

  4. 必要に応じて、権限とフィルターを適用することが可能です(関連情報:Zoho Analyticsでの共有と共同編集)。

Zoho CRM詳細分析の無効化

Zoho CRMの管理者は、必要に応じて、Zoho CRM詳細分析を無効にすることができます。無効にする場合は、次の点にご注意ください。

  • Zoho Analyticsアカウントで作成されたデータ、レポート、ダッシュボードは、すべて削除されます
  • Zoho Analyticsアカウントは、自動で無料プランにはダウングレードされません。必要に応じて、手動で適切なプランにダウングレードする必要があります。

Zoho CRM詳細分析を無効にするには

  1. Zoho CRMの管理者アカウントにサインインします。
  2. [設定][マーケットプレイス]→[Zoho][Zoho CRM詳細分析][管理]の順に移動します。
  3. [Zoho CRM詳細分析]の画面で、[完全に無効にする]をクリックします。
  4. 表示された画面の内容を確認し、無効化の処理を確定します。