Zoho SalesIQ連携の設定

Zoho SalesIQ連携の設定

「Zoho SalesIQ」(ゾーホー・セールスアイキュー)は、Webサイト訪問者とのチャットや、Webサイトへのアクセス情報の追跡に役立つツールです。
Zoho CRMとZoho SalesIQを連携すると、Webページにチャット欄を設置し、Webサイトの訪問者とやりとりできます。あわせて、どのようなページをどのくらい閲覧したか、アクセス情報を確認することも可能です。また、見込みの高い訪問者の情報をZoho CRMに登録することも可能です。訪問者情報とともにWebサイトへのアクセス情報やチャットの履歴を登録することで、フォローアップ活動に役立てることができます。  
Zoho SalesIQ連携を有効にすると、以下の情報や機能を利用できます。
  1. [訪問]タブ(Webサイトへの訪問に関する情報が表示される専用のタブが追加されます)
  2. 訪問情報に関する項目や関連リスト([見込み客]/[連絡先]タブに専用の項目や関連リストが自動で追加されます)
  3. Webサイトへの訪問に関する通知

利用例

海外/国内旅行を取り扱う旅行代理店があるとします。見込み客の主要な登録経路はWebサイトであり、多くの訪問者がWebサイトにアクセスしてツアーの内容を検索しています。しかし、訪問件数は多いものの、問い合わせフォームの送信やツアーの予約を行う訪問者は全体の約10%しかいません。残りの90%の訪問者は、Webサイトの閲覧後に他の操作を行わずに移動してしまいます。しかし、そのうちの10~20%の訪問者については、予約前にチャットで問い合わせたいと考えていることが判明しました。この見込み客を取り込むことができれば、売上の増加につなげることができます。

課題

  1. 訪問件数が多いのにもかかわらずコンバージョン率が低い
    Webサイトへの訪問件数は多いもにもかかわらず、問い合わせフォームの送信やツアーの予約を行う訪問者は全体の約10%しかいません。
  2. 見込み客への対応が行えない
    やりとりを行う前にWebサイトから移動してしまうため、訪問者へのフォローアップ対応が行えません。
  3. リアルタイムでの対応が必要
    10~20%の訪問者については、ツアーの予約前にチャットで問い合わせを行う意向があります。これらの訪問者を顧客に変換するには、リアルタイムでの対応が必要です。
  4. 訪問者の情報を確認できない
    訪問者が閲覧したページ、訪問者の関心、以前のやりとり履歴などの情報を確認できません。
このような場合に、Zoho SalesIQが役立ちます。Zoho CRMとZoho SalesIQを連携することで、Webサイト訪問者への対応を効率よく行い、コンバージョン率の向上につなげることができます。

課題への対応

  1. リアルタイムでの訪問者の追跡
    Zoho SalesIQと連携することで、Webサイトの訪問者に関する詳細情報を取得できます。訪問したページ、ページでの滞在時間、ページの訪問回数など、さまざまな情報を確認することが可能です。訪問者の行動や目的を把握し、対応の優先度を設定するのに役立ちます。
  2. Zoho CRMへの見込み客/連絡先の自動登録
    訪問者がWebサイトを閲覧した際や訪問者がチャットを開始した際に、訪問者の情報を自動で取得し、Zoho CRMに新しい見込み客/連絡先として登録できます。
  3. チャットボットによる対応の自動化
    Zoho SalesIQのチャットボットを利用することで、担当者がオフラインな場合でも訪問者に対応できます。チャットボットを通じて訪問者の情報を取得し、Zoho CRMに自動で登録することも可能です。
  4. 見込み客の精査とスコアリング
    Zoho SalesIQでは、訪問者の行動に応じて訪問者にスコアを割り当てることができます。スコアの情報は、Zoho CRMに同期されます。対応の優先度を決定するのに役立ちます。
Zoho SalesIQを初めて利用するユーザーが、連携機能(訪問者追跡)を設定するには
  1. [設定][チャネル][チャット]の順に移動します。
  2. [利用を開始する]をクリックします。
  3. Zoho SalesIQアカウントの作成画面で、[アカウント名][アカウントURL]を入力します。
    アカウント名が英数字の場合、[アカウントURL]はアカウント名に基づいて自動で設定されます。
  4. [作成する]をクリックします。
  5. Zoho SalesIQユーザーの選択画面で、Zoho CRMユーザーのうち、Zoho SalesIQアカウントにも追加するユーザーを選択します。
  6. 見込み客情報の登録に関する設定画面で、次の手順を実行します。
    1. Webサイト訪問者の情報の登録先:[見込み客]または[連絡先]のいずれかを選択します。Webページへの新規訪問者は、この選択に基づいて、見込み客または連絡先としてZoho CRMに追加されます。
    2. 登録されたデータの担当者:Zoho CRMに登録された訪問者のデータを割り当てる担当者を、以下から選択します。
      1. [チャットへの対応者]:Zoho SalesIQで訪問者とのチャットに対応したユーザーを割り当てます。該当のユーザーのメールアドレスが、[対応者]項目に自動的に入力されます。
        ただし、訪問者からのチャットに回答せず未対応になったり、訪問者がチャットを開始せずに訪問者情報が不明のままになったりしていた場合は、[対応者]項目は自動入力されず未入力のままになりますのでご注意ください。
      2. [ユーザー] :Zoho CRMのユーザーを選択します。なお、選択できるユーザーは1人のみです。選択したユーザーのメールアドレスが、[対応者]項目に自動的に入力されます。
メモ:
見込み客情報の登録に関する設定は、Zoho SalesIQ連携の利用開始時に設定するか、または、利用開始後に[設定][見込み客情報の登録の管理]の順にクリックして設定することも可能です。

Zoho SalesIQをすでに利用中のユーザーが、連携機能(訪問者追跡)を設定するには
  1. [設定][チャネル][チャット]の順に移動します。
  2. [利用を開始する]をクリックします。
  3. Zoho SalesIQの既存アカウントの関連付け画面で、対象のアカウント(ポータル)を選択します。なお、選択内容に応じて、URLは自動で入力されます。
  4. [アカウントを関連付ける]をクリックします。

複数のアカウント(ポータル)の関連付け  

Zoho SalesIQ連携を設定後、Zoho SalesIQの既存アカウント(ポータル)をさらに関連付ける場合は、[訪問者の追跡]の設定画面の[アカウントの選択]欄から設定できます。

アカウントをさらに関連付けるには
  1. [設定][チャネル][チャット]の順に移動します。
  2. [訪問者の追跡]の設定画面で、[アカウントの選択]欄から[アカウントをさらに関連付ける]を選択します。
  3. Zoho SalesIQの既存のアカウントの関連付け画面で、対象のアカウントを選択し、[アカウントを関連付ける]をクリックします。

Zoho SalesIQ連携に関するその他の設定  

連携設定の完了後、必要に応じて、以下の詳細設定や操作が可能です。
  1. 見込み客情報の登録に関する設定
  2. 訪問者の割り当てルール:Webサイトの訪問者を特定の担当者に割り当てるための自動化ルールを設定できます。
  3. 自動処理:Webサイトの訪問者の詳細やWebページ上での行動に応じて、自動処理の実行を設定できます。たとえば、以下のような設定が可能です。
    1. Webサイトへの新規訪問者とのチャットを自動的に開始する
    2. 料金ページにアクセスした訪問者にチャット画面で料金案内を表示する 
    3. 訪問者が資料請求ボタンをクリックしたときにチャットで打ち合わせの希望を確認する
    4. 既存の顧客に割引クーポンのバナーを表示する
  4. Zoho SalesIQの担当者の管理:Zoho SalesIQアカウントのユーザーの追加や削除が可能です。
  5. Zoho SalesIQアカウントの無効化:Zoho SalesIQアカウントとの連携による訪問者の追跡機能を無効にすることができます。複数のZoho SalesIQアカウントを関連付けている場合、選択したアカウントとの連携のみ無効にすることが可能です。 
Zoho SalesIQ連携の無効化
関連付けているZoho SalesIQアカウントが1つのみの場合は、アカウントを無効にすることで、訪問者の追跡機能自体が無効になります。複数のZoho SalesIQアカウントを関連付けている場合、[訪問者の追跡]設定画面の下部にある[無効にする]リンクをクリックすることで、すべてのアカウントとの連携と訪問者の追跡機能を一括で無効にすることが可能です。


Zoho SalesIQ連携を無効にすると、関連する以下の情報や機能を利用できなくなりますのでご注意ください。
  • 訪問情報に関する項目や関連リスト([見込み客]/[連絡先]タブに自動で追加されたもの)
  • [訪問]タブ内の訪問データ

メール経由の訪問者の追跡  

見込み客/連絡先に対して送信するメールに、Zoho SalesIQの追跡用リンクを挿入できます。これにより、追跡用リンクをクリックしてWebサイトを訪問した見込み客/連絡先の行動を追跡できます。Zoho CRM内の既存の見込み客/連絡先データに関連付けて、訪問情報を管理できます。 

Zoho SalesIQの追跡用リンクは、メールテンプレートへのリンク挿入時に[Zoho SalesIQ用の識別情報を含める]設定を有効にすることでも設置可能です。 

Notes
メモ:

Zoho SalesIQのユーザーが作成可能なポータル(組織のWebサイトの管理画面)は1件だけですが、他のユーザーが作成した複数のポータルに所属することは可能です。また、Zoho CRMに関連付けが可能なZoho SalesIQのポータル数の上限は、5件です。

Webサイトへのコードの設置

Zoho SalesIQ連携を有効にすると、[訪問者の追跡]の設定画面の[アカウントの選択]欄に、連携済みのZoho SalesIQアカウントの一覧が表示されます。対象のアカウントを選択すると、該当のアカウントに関する訪問者の追跡設定の一覧が表示されます。

コードを表示するには

  1. 有効な設定の[コードを表示する]リンクをクリックすると、コードを表示できます(コードを表示できるのは、ステータスが有効な訪問者の追跡設定のみです)。訪問者の追跡を有効にするWebサイトにコードを設置して公開します。

  2. コードの表示画面では、[チャットを有効にする]のチェックボックスが標準で有効になっています。この設定を有効にしてコードを設置すると、Webページにチャット画面が表示されます。 チャット画面を表示せず、訪問者の追跡機能のみを有効にする場合は、[チャットを有効にする]のチェックボックスを無効にしてから、コードをコピーします。また、[Webサイト担当者に送信する] リンクをクリックすると、コードをWebサイトの担当者にメールで送信して、Webサイトへの設置を依頼できます。

[訪問]タブの使用

Zoho SalesIQ連携を有効にすると、[訪問]タブにZoho SalesIQを通じて取得した訪問データが表示されます。なお、データの一覧の左上にあるドロップダウンで、対象のZoho SalesIQアカウントを切り替えることができます。Zoho SalesIQ連携を有効にした後、WebサイトにZoho SalesIQのコードをまだ設置していない場合は、[訪問]タブに訪問データは表示されません。代わりに、[Webサイト担当者に送信する]リンクが表示されます。


コードの設置が完了し訪問者の追跡が開始すると、上記のリンクは表示されなくなり、Webサイトから収集された訪問データが表示されます。訪問データには、訪問者のIPアドレス、訪問したページ、参照元、ページの滞在時間などの詳細が含まれます。なお、収集されたデータの値は変更できません。

他のタブと同様に、[訪問]タブは特定のユーザー権限に対して非表示にすることも可能です。管理者は、タブの非表示や、タブ内のデータに対する操作の権限(表示作成削除)を設定できます関連情報:権限の管理)。

[訪問]タブのデータ

Webサイトの訪問者がチャット画面に名前とメールアドレスを入力して担当者とやりとりすると、訪問者に関する情報が[訪問]タブのデータとして登録されます。具体的には、訪問したページ、滞在時間、参照元(リファラー)、使用したブラウザー、オペレーションシステム(OS)、IPアドレスなど、訪問者の属性やWebサイトにおける行動の概要についてのさまざまな情報が登録されます。これらの情報は、Zoho SalesIQの訪問者追跡機能を使用して、自動的に取得されます。


[行動]の関連リストには、訪問したページ、行動の種類(訪問、移動、チャットなど)、滞在時間など、ページごとの訪問者の行動が一覧で表示されます。また、チャット内容(履歴)は、PDF形式でデータに添付されます。チャット対応後にフォローアップのため、補足情報をメモに記録することも可能です。

標準項目

[訪問]タブで使用可能な標準項目は、次の表のとおりです。標準項目の値は自動的に入力され、編集できません。

項目名
説明
IPアドレス
訪問者のIPアドレス
訪問者
ページを訪問した見込み客/連絡先の名前(Zoho SalesIQの連携設定に基づいて、新しい訪問者は見込み客または連絡先のいずれかとして追加されます)
訪問したページ
訪問したWebページ
滞在時間(分)
訪問者が1回の訪問でWebページに滞在した時間(分数で表示されます)
参照元(リファラー)
訪問者が直前に訪問したページのURL
ユーザーの詳細
訪問者が使用したWebブラウザー、オペレーティングシステム(OS)などの詳細
対応者
訪問者とのチャットに対応したユーザーの名前
訪問したページのURL
訪問者が訪問したWebページのURL
ブラウザー
訪問者が使用したWebブラウザー
訪問の種類
訪問者が、顧客(Customer)、商談中(Potential)、連絡先(Contact)、見込み客(Leads)、不明(Unknown)の各種類に分類されます。
売上
訪問者が顧客の場合、その売上実績(金額)
訪問日時
訪問した日付と時刻
検索キーワード
検索エンジン経由で訪問した場合、訪問者が検索したキーワード
検索エンジン
訪問者がキーワード検索に使用した検索エンジンの名前
オペレーティングシステム(OS)
訪問者が使用したデバイス(PCやモバイル)のオペレーティングシステム(OS)
ポータル名
訪問者の追跡に使用されたZoho SalesIQのポータルの名前

カスタム項目を通じて取得した情報の同期

Zoho SalesIQでは、標準項目の他にカスタム項目(独自の項目)を追加して、必要な情報を追加的に記録することができます。カスタム項目に追加した情報は、Zoho CRMに同期することが可能です。同期するにあたっては、Zoho CRM側に、対応するカスタム項目をあらかじめ作成しておく必要があります。また、作成するカスタム項目の表示名は、Zoho SalesIQでの項目名と同じものにする必要があります。同じ名前のカスタム項目に対してのみ、Zoho SalesIQから取得した項目の値が自動的に入力されます。なお、標準項目と同様に、[訪問]タブに作成したカスタム項目は編集できません。

Zoho SalesIQで項目名を確認するには

  1. Zoho SalesIQの管理者アカウントにサインインします。
  2. [訪問者]タブをクリックします。
  3. 訪問者の一覧で、いずれかの訪問者をクリックします。
    画面の右側に、取得した訪問者の詳細情報が表示されます。こちらで必要な項目名を確認することで、Zoho CRMの[訪問]タブに同じ名前のカスタム項目を作成できます。


データの一覧表示

[訪問]タブでは、訪問データを一覧形式で表示できます。また、すぐに利用できる一覧があらかじめ用意されています。具体的には、以下の6種類です。

  • すべての訪問
  • 今日の訪問
  • 上位の訪問
  • 今日の上位の訪問
  • 見込み客の訪問
  • 連絡先の訪問

データのかんばん表示

[訪問]タブでは、一覧形式の他に、かんばん形式で訪問データを表示できます。 かんばん表示では、訪問者の種類に基づく3つの列にデータが分類されます。また、各データはカード形式で表示されます。各カードには、訪問者の名前や訪問日時や滞在時間、訪問ページ数などの概要が表示されます。かんばん表示の3つの列(分類)は、次のとおりです。
  • [顧客]:1件以上の商談を受注した連絡先に関する訪問データを表示します。
  • [未完了の商談]:1件以上の商談が進行中の連絡先に関する訪問データを表示します。
  • [見込み客/連絡先]:見込み客に関連する訪問データと、上記2つの列に該当しない連絡先に関連する訪問データを表示します。

また、画面左上にあるドロップダウンから、対象のアカウント(ポータル)を選択して、該当のアカウントの訪問データのみを抽出して表示することも可能です。


かんばん表示では、各訪問データをクリックすることで、それぞれの訪問者に関する詳細も簡単に確認することもできます。訪問者に関して、訪問の詳細やチャットの内容と合わせて、Zoho CRM内の他の情報も同一画面上で確認できます(やりとりしたメール、関連付けられている商談、記録したメモなど)。以下は、確認できる情報の概要とその画面の例です。

訪問したページ、チャットの履歴、訪問の履歴


情報、会話、履歴


関連リスト

[訪問]タブ内の各データには、メモを追加したり、添付ファイルをアップロードして関連付けたりすることが可能です。なお、チャットの内容(履歴)は、PDF形式の添付ファイルとして、訪問データに自動的に関連付けられます。また、[行動]という関連リストには、訪問者が最初に訪問したページ、移動/遷移したページ、実行した操作の履歴が表示されます。[行動]関連リストの詳細は、次のとおりです。

  • [行動の種類]:最初の訪問(Accessed)、移動/遷移(Navigation)、チャット(Chat)の3つの分類
  • [行動]: 訪問したWebページのタイトル/URL、または行動の内容
  • [滞在時間]:該当のWebページでの滞在や行動の実行に費やした時間(分)
  • [行動日時]:該当のWebページに訪問した日時、操作を実行した日時

[見込み客]/[連絡先]タブの新しい項目の表示

Zoho SalesIQ連携を有効にすると、新しい項目が[見込み客]/[連絡先]タブに追加されます。[見込み客]/[連絡先]タブに追加される項目は、次のとおりです。

  • [訪問日数]:見込み客/連絡先がWebサイトを訪問した日数
  • [チャット数] :見込み客/連絡先とのチャットの回数
  • [平均滞在時間(分)]:見込み客/連絡先のWebサイトのすべての訪問の滞在時間の合計を、訪問日数で割った平均時間(分数で表示されます)
  • [最後の訪問日時]:見込み客/連絡先が最後にWebサイトを訪問した日時(日付と時刻)
  • [最初の訪問日時]:見込み客/連絡先が初めてWebサイトを訪問した日時(日付と時刻)
  • [最初の訪問URL]:見込み客/連絡先がWebサイトを最初に訪問したWebページのURL
  • [参照元(リファラー)]:訪問者がWebサイトに訪問する直前に訪問した外部のWebページのURL
  • [訪問スコア]:Zoho SalesIQにおける訪問者の[スコア]の値


[見込み客]/[連絡先]タブの関連リストの表示

Zoho SalesIQ連携を有効にすると、見込み客/連絡先タブに関連リスト [訪問 – Zoho SalesIQ]が追加されます。この関連リストには、訪問ごとのページの名前やURL、訪問したページ数、滞在時間(分)、参照元(リファラー)、訪問日時、IPアドレスなどの詳細が表示されます。一覧の右上にあるドロップダウンからポータルを選択すると、該当のポータルの訪問データのみを抽出して表示できます。

訪問に関するフォローアップ対応の自動化

訪問データが作成された際のワークフロールールを設定することで、訪問者に対するフォローアップ対応を自動化できます。たとえば、訪問データが作成されるとすぐに関連する見込み客にメールを自動送信するように設定できます。




Notes
メモ:
  • [訪問]タブのワークフロールールを設定する際、実行条件には [データの作成]のみが選択可能です。[訪問] タブのワークフロールールでは、実行条件として[データの編集][項目の更新]などは使用できません。
  • なお、ワークフロールールを使用して、訪問データ作成時の自動処理を設定する場合、処理の実行対象は訪問データ自体ではなく、訪問データに関連付けられている見込み客/連絡先ですのでご注意ください。

    たとえば、訪問データ作成時のメール通知を設定した場合、訪問データに関連付けられている見込み客/連絡先に通知メールが送信されます。同様に、ワークフロールールを使用して、訪問データの作成時にタスクの割り当ての処理を実行するように設定した場合、作成された訪問データに関連付けられている見込み客/連絡先のデータの担当者に、タスクが割り当てられます。

訪問者の追跡に関する通知の確認

Zoho SalesIQ連携の設定で[訪問者の通知]設定を有効にすると、Webサイトに訪問者がいる場合にZoho CRMの画面上に通知を表示できます。通知を設定するには、Zoho SalesIQで[設定][連携][Zoho CRM][Zoho CRM内でのWebサイト訪問者の追跡]の順に移動し、必要な設定を行います。


訪問者の追跡用コードをWebサイトに追加すると、初期設定ではすべての訪問者が追跡され、Zoho CRMの画面上でWebサイトの訪問に関する通知が表示されるようになります。ただし、訪問数が多い場合、すべての通知をすぐに確認してフォローアップ対応を行うのは困難です。このような場合には、[担当者の割り当てルール]が役立ちます。

[担当者の割り当てルール]を使用すると、対応する必要がある訪問者に担当者を割り当てる処理を自動化できます。Webサイトを訪問した訪問者が条件を満たす場合にのみ担当者が割り当てられ、担当者にその旨が通知されます。

割り当てルールを追加するには

  1. Zoho CRMで、[設定][チャネル][チャット]の順に移動します。  
  2. [訪問者の追跡]の設定画面で、一覧の右上にある[設定]リンクをクリックして、メニューから[訪問者の割り当てルール]を選択します。
    Zoho SalesIQの[訪問者の割り当て]の設定画面が表示されます。右上にある[追加する]をクリックして、新しいルールを追加できます。

  3. 対象のブランドを選択した後、訪問者の条件の[ルール] 設定で、次の手順を実行します。
    • 対象とする訪問者の条件を指定します。
    • 担当者に訪問者を割り当てる方法を選択します。

  4. 必要に応じて、 [残りの訪問者をすべての担当者に割り当てる]チェックボックスを選択します。
  5. ルールをさらに追加するには、右上の[追加する] を再度クリックします。

Webサイトに滞在中(オンライン)の訪問者の確認

Zoho CRMの画面上の通知欄から、Webサイトに滞在中(オンライン)の訪問者の情報をすぐに確認できます。通知欄では、フィルターを使用することで、特定のポータルの訪問データのみを抽出して確認することも可能です。

Webサイトの訪問に関する通知には、以下の種類があります。

  • 顧客に関する通知(受注済みの商談に関連付けられている連絡先に関する通知)
  • 見込み客/連絡先に関する通知
  • 商談に関する通知(進行中の商談に関連付けられている連絡先に関する通知)


  • 新しい訪問者に関する通知(名前やメールアドレスなどが識別前の訪問者に関する通知)

  • 通知の一覧

自動化処理としては、担当者の割り当てルールだけでなく、条件に応じて自動でチャットを起動する処理を設定することも可能です。たとえば、Webサイトの訪問者が特定の操作を実行した場合に自動でチャットを起動することで、確度の高い訪問者とのみスムーズにやりとりを開始できます。

Webサイトに滞在中(オンライン)の見込み客/連絡先の識別

[見込み客]/[連絡先]タブでは、見込み客/連絡先の名前や画像の隣に緑色の点が表示されることによって、見込み客/連絡先が現在Webサイトに滞在中(オンライン)であることを把握できます。この緑色の点は、[見込み客]/[連絡先]タブのデータの一覧ページと詳細ページの両方で表示されます。また、[取引先]/[商談]/[活動]タブのデータの詳細ページにも表示されます。

[見込み客]/[連絡先]タブのデータの一覧ページ

データの一覧ページでは、Webサイトに滞在中(オンライン)の見込み客/連絡先データを選択し、一括で処理を適用できます。これには、一覧に表示されているデータの中から、Webサイトに滞在中(オンライン)の見込み客/連絡先のデータを1件選択し、一覧の上部に表示された[このページでオンラインの見込み客/連絡先をすべて選択する]リンクをクリックします。

見込み客/連絡先データの詳細ページ(概要表示)

取引先データの詳細ページ

商談データの詳細ページ

活動データの詳細ページ

自動処理の実行条件を追加するには

  1. Zoho CRMで、[設定][チャネル][チャット]の順に移動します。 
  2. [訪問者の追跡]画面で、一覧の右上にある
    [設定]をクリックして、メニューから[自動処理]を選択します。
    Zoho SalesIQの自動処理の実行条件を設定する画面が開きます。
  3. 画面の右上にある[追加する] をクリックして、対象のブランドを選択し、[ルール] の設定画面で、次の手順を実行します。
    • 自動処理を実行する訪問者の条件を指定し、実行タイミングを選択します。
    • [自動処理の種類]の設定画面で、条件を満たす場合に実行する処理として、[チャットへの招待を送信する] を選択します。


  4. ルールをさらに追加するには、[追加する] を再度クリックします。

訪問者に通話を発信するには

Webサイトに滞在中(オンライン)の訪問者のデータに電話番号が登録されている場合は、Zoho CRMから直接電話をかけることができます。発信には、電話システムやSkypeとの連携を使用します。電話番号が登録されている場合、オンラインの見込み客/連絡先に関する通知画面に[通話]アイコンが表示されます。

Google 広告に関する情報の表示

Zoho SalesIQ連携に加え、Google 広告連携も有効にした場合、[訪問]タブにGoogle 広告の情報も表示できます。新しい訪問者がGoogle 広告のキャンペーンをクリックしてWebサイトにアクセスし、フォームに入力した場合、Zoho CRMでは次の処理が実行されます。

  1. [見込み客]タブに見込み客データが作成されます。見込み客の詳細ページには、Google 広告の情報と訪問者の追跡情報が表示されます。
  2. さらに、[訪問]タブのかんばん表示で、[見込み客/連絡先]列に訪問データが表示されます。訪問の詳細画面の[マーケティング情報]セクションにも、Google 広告の情報が追加されます。

なお、これらの情報は、Google 広告連携の設定を通じてWebサイト内のすべてのページのURLに自動的に付加される識別番号(GCLID)を使用して取得されます

訪問の詳細ページにGoogle 広告の情報を表示するには

  1. [訪問]タブをクリックします。
  2. 一覧から、対象の訪問データをクリックします。
  3. 訪問データの詳細ページで、[マーケティング情報]セクションまで下にスクロールします。
    関連する

    Google 広告の情報が表示されます。


Webフォームでの訪問者の追跡の有効化

Zoho CRMのWebフォームで訪問者の追跡設定を有効にすることで、それぞれのWebフォームへの訪問を追跡できます。

  • Webフォームで訪問者の追跡設定が有効になっている場合は、Zoho SalesIQのポータルとコードの両方を選択することが可能です。Zoho CRMと連携されているポータルのいずれかを選択可能です。
  • Zoho CRMとポータルが連携されていない場合は、Zoho SalesIQのアカウントに設定済みのポータルから選択できます。特定のポータルを選択すると、該当のポータルを通じた訪問者の追跡が有効になります。
  • Zoho SalesIQに有効なポータルがない場合は、新しいポータルの作成メニューが表示されます。