権限の作成

Zoho CRMの権限は、ユーザーに対して、各タブや操作に関する権限を設定するのに役立ちます。たとえば、営業担当者とマーケティング担当者では必要な権限が異なり、また、どちらも複数の担当者がいるとします。このような場合、「営業担当者」と「マーケティング担当者」の2つの権限を作成し、それぞれに必要な権限を設定して、対象のユーザーに割り当てることで、各担当者のZoho CRMの利用範囲を簡単に管理できます。

初期設定の権限

初期設定では、2つの権限があります。組織の管理者は、組織タブの権限をカスタマイズできます。初期設定の2つの権限は次のとおりです。

管理者権限：すべての機能を利用できます。
標準権限：一部の機能のみを利用できます。

メモ：

Zoho CRMアカウントにチームユーザーを追加した場合、チームユーザーの権限が適用されます。チームユーザーの権限を設定することにより、チームユーザーに対して必要な権限のみを付与することが可能です。関連情報：チームユーザーの追加

チームタブの権限は、チームタブごとに設定できます。チームタブの権限は、こちらの記事で説明されている権限（組織タブの権限）とは別の機能です。チームタブの権限の詳細については、「チームタブの設定」のヘルプ記事をご参照ください。

利用条件

必要な権限

権限の管理権限を持つユーザーが、権限を作成し、管理できます。

各プランの機能と制限を確認する

権限の作成

［設定］ →［セキュリティ管理］→［権限］の順に移動します。
画面右上にある［新しい権限］ボタンをクリックします。
新しい権限の作成画面で、次の手順を実行します：
- 新しい権限名を入力します。
- 元にする権限を選択します（いずれかの既存の権限を複製し、そちらを元に新しい権限を作成します）。
- 必要に応じて、［権限の説明］欄も入力します。
［作成する］をクリックします。
作成後、権限に対して許可する操作をカスタマイズできます。関連情報：権限の管理