1. メールの信頼性を計算するにあたって、Zoho CRMでは以下のメールをもとに計算が行われます。
   
1. Zoho CRM内のメール機能を通じて送信されたメール
   
2. 自動化機能を通じて送信されたメール
   
3. 一括メール送信機能を通じて送信されたメール
   
2. メールに関する情報を受信する組織に関するデータも、メールの信頼性を計算する際に考慮されます。
3. メール分析の機能が無効になっている場合、IMAPやPOP3による連携アカウントから送信したメールは、メールの信頼性を計算する際に考慮されません。これは、該当のメールが、連携先のメールサービスのサーバーを通じて送信され、Zoho CRMのメールサーバーを通過しないためです。
4. メールの信頼性スコアを計算するにあたって、Zoho CRMアカウント内の有効なユーザーの人数や送信メールの件数なども考慮されます。

利用条件

1. メールの信頼性スコアは、Zoho CRMアカウント内の有効なユーザーの合計数や、有効なユーザーによって送信されたメールの件数などの情報も考慮して計算されます。
2. このレポートには、現在の信頼性スコアのみ表示されます。

メールの信頼性を高めるためのヒント

1. メール送信元の認証 - メールを送信するにあたって、DKIM（Domain Keys Identified Mail）やSPF（Sender Policy Framework）などの認証に関する設定を行うことをお勧めします。これらの認証を設定すると、メールが送信元から正しく送信され、内容が改ざんされていないことを証明することができます。メール認証の設定方法については、 こちら をご参照ください。
   
2. メールの本文／テンプレート - CANSPAM などの各国におけるマーケティングメール／メッセージに関する規制／法令に準拠するように、メールの本文／テンプレートを作成する必要があります。
   
3. メールが不達となる頻度 - メールが不達となる頻度が高いと、メールの信頼性が低下します。メールが不達となる原因にはさまざまあります。メールが不達となる頻度が高い場合は、その原因を特定し、対処することをお勧めします。メールが不達となった際の対象方法については、 こちら をご参照ください。
   
4. 配信リスト - 時間が経過するにつれて、配信リストに登録されているメールアドレスが使用されなくなったり、迷惑メールアドレスとして使用されるようになったりすることもあります。古いデータを含む配信リストをもとにメールを送信すると、メールの到達率が低下する場合があります。そのため、配信リストを定期的に更新することをお勧めします。