
ZIPファイル内の画像から複数のデータを作成:最大50枚の画像をまとめたZIPファイルを一括でインポートし、画像1枚につき1件のデータを作成します。別々の書類(50人分の名刺など)から、それぞれ1件ずつデータを作成したい場合に使用します。

複数件のデータ:営業担当者が展示会から戻り、40枚の名刺をスキャンしたとします。名刺ごとに見込み客を手入力する代わりに、画像をZIPファイルにまとめて複数データの作成機能を使用します。Ziaが各名刺から情報を抽出し、画像1枚につき1件の見込み客データを作成します。1回のインポートで、集めた名刺を営業活動に活用できるデータに変換できます。
作業時間の短縮:画像ごとに個別の操作をすることなく、複数の画像から情報をまとめた1件のデータや、何十件もの個別データをすばやく作成できます。
入力精度の向上:ZiaのICR機能がデータを自動で抽出して項目に関連付けるため、手入力によるミスを減らすことができます。
情報の充実(1件のデータを作成する場合):複数の書類(身分証明書、パスポート、名刺、請求書など)に分かれた情報をまとめ、必要な情報がそろった1件のZoho CRMデータを作成できます。
大量のデータの一括登録(複数件のデータを作成する場合):大量のスキャン済み書類を一括インポートし、書類ごとに個別のデータを作成できます。1枚ずつ手動で操作する必要はありません。
自動化処理の安定した実行:データの登録時に、必須項目の入力漏れや入力形式の誤りをチェックします。これにより、不備のあるデータが原因でワークフローが正しく実行されなかったり、分析結果が不正確になったりするのを防ぐことができます。
データを正しく抽出するため、文字が鮮明で読みやすい画像を用意してください。
入力画像を保存するための画像アップロード項目は、少なくとも3枚の画像を登録できるように設定します。
ICRルールの作成時に抽出方法を選択します。Ziaによる事前の学習を必要とせず、画像から指定した項目の情報を抽出するには、[ゼロショットプロンプト]を選択します。[テンプレート基準]による抽出は、1枚の画像から1件のデータを作成する場合にのみ使用します。
1件のデータを作成する場合:
対象のタブとレイアウトにICRルールを設定します。こちらの設定は必須です。ICRルールについての詳細は、こちらをご参照ください。
ICRルールがない場合も、項目を手動で関連付けることはできます。ただし、その変更内容はICRルールとして保存されず、次回の作成時には引き継がれません。
1件のデータを作成する場合は、画像のファイル形式がJPEG、PNG、SVGのいずれかであることを確認します。
複数件のデータを作成する場合(一括インポート):
対象のタブとレイアウトにICRルールを設定する必要はありません。ただし、ICRルールには項目の関連付けに関する設定が保存されます。ルールを利用すると、インポートするたびに項目を手動で選択する必要がなくなります。一括インポートを定期的に行う場合は、ICRルールの設定をおすすめします。時間を短縮でき、毎回同じ条件でインポートできます。
複数件のデータを作成する場合は、インポートを始める前に、すべての画像をZIPファイルにまとめて圧縮しておきます。使用できるのは、画像をまとめたZIPファイルまたはZIP形式で圧縮したフォルダーのみです。画像を1枚ずつ直接アップロードすることはできません。
対象のタブ([見込み客]など)に移動します。
[見込み客を作成する]の横にある[▼](ドロップダウン)アイコンをクリックします。
[画像から作成する]をクリックします。
レイアウトの選択欄から、データを作成するレイアウトを選択します(例:「Webサイトからの見込み客」)。
[画像からデータを作成する]の画面で、次の操作を行います:
最大3枚の画像から1件のデータを作成する場合は、[単一データ]を選択します。
ZIPファイル内の画像から複数件のデータを作成する場合は、[複数データ]を選択します。画像1枚につき1件のデータが作成されます。
必要に応じて、画面のサンプル画像のダウンロード欄にあるZIPファイルをクリックし、サンプル画像をダウンロードします。推奨される画像形式やファイルのまとめ方を確認できます。
文字を抽出する画像を最大3枚アップロードします。
[続ける]をクリックします。Ziaがデータの抽出を開始します。抽出が完了すると、画像から抽出した値がZoho CRMの項目に関連付けられます。
抽出された値を確認します。左側の操作ボタンを使って、アップロードした画像を順に表示し(例:「アップロードした画像 1/3」)、次の点を確認します:
氏名、住所、商品情報などの文字が正しく認識されていること。
単価などの重要な数値が正しく抽出されていること。
[一般項目]で、抽出された値(例:川根太郎さんの名「太郎」)が適切なZoho CRMの項目(例:[名])に関連付けられていることを確認します。1つのZoho CRM項目に複数の値が抽出された場合は、一覧から適切な値を選択します。必要に応じて、一覧から別のZoho CRM項目を選択し、関連付け先を変更します。
[サブフォーム]では、商品や繰り返し入力される値の関連付けを確認します。抽出された行数(例:4行)も確認します。画像内の表の各列(例:「商品名/説明」「数量」「単価」「金額」)が、Zoho CRMのサブフォームの対応する項目(例:[1行テキスト1]、[1行テキスト2])に正しく関連付けられていることを確認します。チェックボックスで関連付けを有効または無効にします。
画像のアップロード枚数が3枚未満で、さらに画像を追加する場合は、左側の[追加する]ボタンをクリックします。
抽出結果を確認します。必須項目の値が不足している場合は、次のデータ入力画面で入力します。

項目の関連付けを確認し、必要に応じて調整したら、次のいずれかの操作を行います:
データの作成を続ける場合は、[続ける]をクリックします。なお、操作を途中で中止することもできます。
[キャンセルする]をクリックすると、今回の抽出結果と項目の関連付けが破棄されます。
データの入力画面が表示され、入力規則が適用されます。必要に応じて、項目の値を確認し、追加や変更を行います。

[複数データ]を選択した場合:
一覧からレイアウトを選択します。
[参照する]をクリックしてZIPファイルをアップロードするか、ファイルをドラッグして枠内にドロップします。ZIPファイルが解凍され、ファイル形式が確認されます。
[続ける]をクリックします。
画像のインポート画面に移動します。
[レイアウトを選択]で、一覧からレイアウトを選択します。すでにレイアウトを選択した場合も、こちらで変更できます。
[ファイル内のデータの処理方法を選択してください。]で、インポートするデータの処理方法を設定できます。
次のいずれかの方法を選択します。
新しい見込み客として追加:画像1枚につき、新しい見込み客データを1件作成する場合は、この方法を選択します。重複の確認に使用する項目([メール]、[電話番号]、固有の識別番号など)を選択できます。選択した項目の値が既存の見込み客データと一致する場合、重複を防ぐため、該当の画像から新しいデータは作成されません。
既存の見込み客のみを更新:すでに登録されている見込み客データだけを更新する場合は、この方法を選択します。選択した重複判定用の項目([メール]など)をもとに、既存データとの一致が確認されます。一致する見込み客データが見つかった場合は、画像から抽出した新しい情報で更新されます。一致するデータがない場合、該当の画像は処理されず、新しいデータも作成されません。
両方: 1回のインポートで新しい見込み客データを作成し、既存のデータも補完する場合は、この方法を選択します。選択した項目の値が既存の見込み客データと一致する場合、そのデータが新しい情報で更新、補完されます。一致する見込み客データがない場合、該当の画像から新しい見込み客データが作成されます。

一般項目の抽出対象を選択する欄で、画像から情報を抽出する項目を選択します。
サブフォーム項目の抽出対象を選択する欄でサブフォームを追加します。続いて、サブフォームごとに抽出する項目を選択します。
書類の形式が統一されていない場合や、組織独自の用語が使われている場合は、[Ziaによる詳細抽出の指示文]を有効にします。項目の内容を区別しにくい場合にも役立ちます。項目を選択し、[指示文]に抽出方法を入力します。たとえば、[支払金額]の項目に対して「小計ではなく、請求合計額を抽出する」と指示します。
[次へ]をクリックします。[処理]に戻る場合は、[前へ]をクリックします。

[抽出]画面では、一括インポートを実行する前に、Ziaによるデータ抽出の精度を確認できます。まず一部の画像からデータを試しに抽出し、結果を確認します。必要に応じて項目の関連付けを調整します。確認した設定は、残りの画像の抽出にも適用されます。
[抽出する]をクリックします。
右側に表示された抽出結果を確認し、必要に応じて項目の関連付けを調整します。
[次へ]をクリックします。[タブと項目の選択]に戻る場合は、[項目の選択に戻る]をクリックします。

割り当てルールに従ってデータの担当者を自動的に割り当てるには、[割り当てルール]を有効にします。
抽出結果を個別に確認してからデータを登録したい場合は、[データの手動承認]
を有効にします。サンプル画像の抽出結果だけで判断せず、各データをタブに追加する前に個別に確認できます。承認権限を持つユーザーが確認して承認するまで、データは[承認待ち]の状態で保持されます。
インポートしたデータに対してワークフロールールや承認プロセスなどを実行するには、[自動化とプロセス管理の処理の実行]を有効にします。この設定は、レビュープロセス、ブループリント、コマンドセンターの処理にも適用されます。
[タスクの割り当て]では、新しく作成したデータの担当者に割り当てるタスクを選択できます。
[送信する]をクリックして、インポートを実行します。[抽出]に戻る場合は、[前へ]をクリックします。
インポートが完了すると、実行結果が[インポート履歴]に表示されます。CSVファイルのインポート履歴と同様に、インポートの状況や、処理対象外となったデータとその理由を確認できます。
画像からデータを新しく作成するだけでなく、既存のデータにアップロードした画像を使って情報を補完できます。
情報を補完するデータを開きます。入力画像の保存先に指定した項目、または別の画像項目に画像をアップロードして保存します。
画像をクリックします。
プレビュー画面の右上にある[画像からのデータ補完]をクリックします。
Ziaが画像内の文字を認識します。画像から抽出した値と既存の値を確認し、[続ける]をクリックします。
項目の関連付けが完了すると、データの編集画面に移動します。補完した項目は、確認しやすいように強調表示されます。
[保存する]をクリックして、変更内容を保存します。
メモ:データの補完に使用する項目が、ICRルールで選択されていることをご確認ください。複数の画像から1件のデータを作成:最大3枚の画像をアップロードして、1件のZoho CRMデータを作成できます。
データの自動抽出:ZiaのICR機能は、アップロードした画像から文字を抽出します。登録済みのICRルールとレイアウトに従って、項目の関連付けを提案します。
項目の関連付け設定の自動反映:選択したタブとレイアウトにICRルールがある場合は、ルール内の設定(項目や指示文)が関連付け画面に自動で反映されます。
抽出結果の確認と編集:データを作成する前に、抽出した値をすべて確認できます。必要に応じて、項目の関連付けを変更したり、抽出対象の項目を追加したり、対象から外したりすることも可能です。
必須項目と入力内容の検証:データの作成時には、必須項目や入力規則が適用されます。これにより、入力漏れや形式の不備を防ぐことができます。
ICRルールへの変更内容の反映なし:作成時に行った調整は、元のICRルールには反映されません。調整内容は、現在の抽出処理にのみ適用されます。
画像の上限枚数:1件のデータを作成する際にアップロードできる画像は、最大3枚です。
対応するファイル形式:JPEG、PNG、SVG。
抽出精度に影響する要素:
画像の品質(鮮明さ、解像度)。
書類の向きや画像の切り抜き方。
複雑なレイアウトや要素の重なり。
画面例のように、複数データの一括インポートを行う場合:
ZIPファイルのサイズの上限:1GB
ZIPファイル内の画像1枚あたりのサイズの上限:画像1枚につき20MB
ZIPファイルに含められる画像の上限枚数:50枚
最大50枚の画像を含むZIPファイルをアップロードすると、ZiaのICR機能では次の操作ができます:
一括インポートの前に、サンプル画像を最大5枚表示する。
表示されたサンプルのうち、最大2枚からデータを試しに抽出し、結果を確認する。
インポートで作成したデータには、元の画像を保存する専用項目はありません。代わりに、データの[履歴]から画像へのリンクを開き、ダウンロードできます。
ICRルールの対象項目に関する制限:既存のICRルールが一部の項目(請求書に記載された単価など)に対応していない場合は、値を抽出できないことがあります。抽出するには、ICRルールの設定で指示文や項目の関連付けを見直す必要があります。