ICRを利用した画像からのデータ作成

ICRを利用した画像からのデータ作成

注意
利用条件:
  • 利用可能なプラン:米国(US)、インド(IN)、ヨーロッパ連合(EU)、中国(CN)のデータセンターに登録されているすべての有料プランのアカウントで利用可能です。
  • リリース状況:この機能は、米国(US)、インド(IN)、ヨーロッパ連合(EU)、中国(CN)のデータセンターに登録されているアカウントで利用可能です。
ICR(Intelligent Character Recognition、インテリジェント文字認識)は、名刺や申込書などの画像からZoho CRMのデータを作成する機能です。Ziaが画像内の氏名や組織名などの情報を読み取り、対応するデータ項目に反映するため、手入力の手間を減らせます。作成方法には、複数の画像の情報を1件のデータにまとめる方法と、画像1枚につき1件ずつデータを作成する方法の2種類があります。

複数の画像から1件のデータを作成:関連する画像(名刺、会議の参加者証、イベントの申込書など)を最大3枚まで組み合わせ、情報をまとめた1件のZoho CRMデータを作成します。1人の連絡先や1件の商談に関する情報が、複数の書類に分かれている場合に使用します。


ZIPファイル内の画像から複数のデータを作成:最大50枚の画像をまとめたZIPファイルを一括でインポートし、画像1枚につき1件のデータを作成します。別々の書類(50人分の名刺など)から、それぞれ1件ずつデータを作成したい場合に使用します。



注意事項
ICRでは、テンプレート基準(事前に情報のひな形を学習させる方法)とゼロショットプロンプト(事前の学習なしで必要な情報を抽出する方法)の2種類の抽出方法を使用できます。1枚の画像から1件のデータを作成する場合は、どちらの方法も使用できます。複数の画像から1件のデータを作成する場合や、ZIPファイルから複数のデータを作成する場合は、ゼロショットプロンプトのみ使用できます。

複数の書類に分かれている1人分の情報をまとめる場合も、多くの書類から個別のデータを作成する場合も、手入力を減らし、入力ミスを防いで、データをすばやく作成できます。

活用例

1件のデータ:営業担当者が、同じ顧客について名刺、会議の参加者証、イベントの申込書を受け取ったとします。複数の画像から1件のデータを作成する機能を使用すると、3枚の画像をまとめてアップロードできます。Ziaがそれぞれの画像から必要な情報を抽出し、ICRルールに従ってZoho CRMの項目に関連付けます。3件に分けずに、情報をまとめた1件のデータを作成できます。

複数件のデータ:営業担当者が展示会から戻り、40枚の名刺をスキャンしたとします。名刺ごとに見込み客を手入力する代わりに、画像をZIPファイルにまとめて複数データの作成機能を使用します。Ziaが各名刺から情報を抽出し、画像1枚につき1件の見込み客データを作成します。1回のインポートで、集めた名刺を営業活動に活用できるデータに変換できます。

この機能のメリット

  • 作業時間の短縮:画像ごとに個別の操作をすることなく、複数の画像から情報をまとめた1件のデータや、何十件もの個別データをすばやく作成できます。

  • 入力精度の向上:ZiaのICR機能がデータを自動で抽出して項目に関連付けるため、手入力によるミスを減らすことができます。

  • 情報の充実(1件のデータを作成する場合):複数の書類(身分証明書、パスポート、名刺、請求書など)に分かれた情報をまとめ、必要な情報がそろった1件のZoho CRMデータを作成できます。

  • 大量のデータの一括登録(複数件のデータを作成する場合):大量のスキャン済み書類を一括インポートし、書類ごとに個別のデータを作成できます。1枚ずつ手動で操作する必要はありません。

  • 自動化処理の安定した実行:データの登録時に、必須項目の入力漏れや入力形式の誤りをチェックします。これにより、不備のあるデータが原因でワークフローが正しく実行されなかったり、分析結果が不正確になったりするのを防ぐことができます。 

はじめに

  • データを正しく抽出するため、文字が鮮明で読みやすい画像を用意してください。

  • 入力画像を保存するための画像アップロード項目は、少なくとも3枚の画像を登録できるように設定します。

  • ICRルールの作成時に抽出方法を選択します。Ziaによる事前の学習を必要とせず、画像から指定した項目の情報を抽出するには、[ゼロショットプロンプト]を選択します。[テンプレート基準]による抽出は、1枚の画像から1件のデータを作成する場合にのみ使用します。

  • 1件のデータを作成する場合: 

    • 対象のタブとレイアウトにICRルールを設定します。こちらの設定は必須です。ICRルールについての詳細は、こちらをご参照ください。 
      ICRルールの設定画面

    • ICRルールがない場合も、項目を手動で関連付けることはできます。ただし、その変更内容はICRルールとして保存されず、次回の作成時には引き継がれません。

    • 1件のデータを作成する場合は、画像のファイル形式がJPEG、PNG、SVGのいずれかであることを確認します。

  • 複数件のデータを作成する場合(一括インポート): 

    • 対象のタブとレイアウトにICRルールを設定する必要はありません。ただし、ICRルールには項目の関連付けに関する設定が保存されます。ルールを利用すると、インポートするたびに項目を手動で選択する必要がなくなります。一括インポートを定期的に行う場合は、ICRルールの設定をおすすめします。時間を短縮でき、毎回同じ条件でインポートできます。

    • 複数件のデータを作成する場合は、インポートを始める前に、すべての画像をZIPファイルにまとめて圧縮しておきます。使用できるのは、画像をまとめたZIPファイルまたはZIP形式で圧縮したフォルダーのみです。画像を1枚ずつ直接アップロードすることはできません。

画像からのデータ作成

  1. 対象のタブ([見込み客]など)に移動します。

  2. [見込み客を作成する]の横にある[▼](ドロップダウン)アイコンをクリックします。

  3. [画像から作成する]をクリックします。

  4. レイアウトの選択欄から、データを作成するレイアウトを選択します(例:「Webサイトからの見込み客」)。

  1. [画像からデータを作成する]の画面で、次の操作を行います:

    • 最大3枚の画像から1件のデータを作成する場合は、[単一データ]を選択します。

    • ZIPファイル内の画像から複数件のデータを作成する場合は、[複数データ]を選択します。画像1枚につき1件のデータが作成されます。

    • 必要に応じて、画面のサンプル画像のダウンロード欄にあるZIPファイルをクリックし、サンプル画像をダウンロードします。推奨される画像形式やファイルのまとめ方を確認できます。

1枚または複数の画像から1件のデータを作成する方法

[単一データ]を選択した場合
  1. 文字を抽出する画像を最大3枚アップロードします。

  2. [続ける]をクリックします。Ziaがデータの抽出を開始します。抽出が完了すると、画像から抽出した値がZoho CRMの項目に関連付けられます。

  3. 抽出された値を確認します。左側の操作ボタンを使って、アップロードした画像を順に表示し(例:「アップロードした画像 1/3」)、次の点を確認します:

    • 氏名、住所、商品情報などの文字が正しく認識されていること。

    • 単価などの重要な数値が正しく抽出されていること。
      画像の文字の抽出結果を確認する画面

  4. [一般項目]で、抽出された値(例:川根太郎さんの名「太郎」)が適切なZoho CRMの項目(例:[名])に関連付けられていることを確認します。1つのZoho CRM項目に複数の値が抽出された場合は、一覧から適切な値を選択します。必要に応じて、一覧から別のZoho CRM項目を選択し、関連付け先を変更します。
    抽出した値と一般項目の関連付けを確認する画面

  5. [サブフォーム]では、商品や繰り返し入力される値の関連付けを確認します。抽出された行数(例:4行)も確認します。画像内の表の各列(例:「商品名/説明」「数量」「単価」「金額」)が、Zoho CRMのサブフォームの対応する項目(例:[1行テキスト1]、[1行テキスト2])に正しく関連付けられていることを確認します。チェックボックスで関連付けを有効または無効にします。

  6. 画像のアップロード枚数が3枚未満で、さらに画像を追加する場合は、左側の[追加する]ボタンをクリックします。

    画像の追加ボタン
  7. 抽出結果を確認します。必須項目の値が不足している場合は、次のデータ入力画面で入力します。

メモ
メモ: 
  • 画像から抽出した値をZoho CRMの項目に関連付ける画面では、必須項目は選択肢に表示されません。[続ける]をクリックすると、データの入力画面に移動します。データの入力画面で必須項目や入力内容を確認する必要があります。必須項目に入力漏れがある場合や、入力した値が入力規則に合っていない場合は、修正するまでデータを作成できません。
  • 単価などの数値項目の値を正しく抽出できない場合は、ICRルールの指示文を調整すると、抽出精度を改善できます。ルールに登録済みの指示文は、この画面に自動で反映されます。
  1. 項目の関連付けを確認し、必要に応じて調整したら、次のいずれかの操作を行います:

    • データの作成を続ける場合は、[続ける]をクリックします。なお、操作を途中で中止することもできます。

    • [キャンセルする]をクリックすると、今回の抽出結果と項目の関連付けが破棄されます。

  1. データの入力画面が表示され、入力規則が適用されます。必要に応じて、項目の値を確認し、追加や変更を行います。

    データの入力画面

ZIPファイル内の画像から複数件のデータを作成する方法

メモ
メモ:画像を一括インポートする場合、画像1枚につき1件のデータが作成されます。複数の画像の情報を1件のデータにまとめることはできません。たとえば、50枚の画像をアップロードすると、最大50件のデータを作成できます。ただし、重複や必須項目の不足などにより、一部のデータが作成されない場合があります。複数の画像(名刺、会議の参加者証、イベントの申込書など)を1件のデータにまとめる場合は、代わりに複数の画像から1件のデータを作成する機能を使用します。

[複数データ]を選択した場合:

  1. 一覧からレイアウトを選択します。

  2. [参照する]をクリックしてZIPファイルをアップロードするか、ファイルをドラッグして枠内にドロップします。ZIPファイルが解凍され、ファイル形式が確認されます。

  3. [続ける]をクリックします。

    ZIPファイルのアップロード画面

画像のインポート画面に移動します。

処理

  1. [レイアウトを選択]で、一覧からレイアウトを選択します。すでにレイアウトを選択した場合も、こちらで変更できます。

  2. [ファイル内のデータの処理方法を選択してください。]で、インポートするデータの処理方法を設定できます。
    次のいずれかの方法を選択します。

  • 新しい見込み客として追加:画像1枚につき、新しい見込み客データを1件作成する場合は、この方法を選択します。重複の確認に使用する項目([メール]、[電話番号]、固有の識別番号など)を選択できます。選択した項目の値が既存の見込み客データと一致する場合、重複を防ぐため、該当の画像から新しいデータは作成されません。
    インポートするデータの処理方法を選択する画面

  • 既存の見込み客のみを更新:すでに登録されている見込み客データだけを更新する場合は、この方法を選択します。選択した重複判定用の項目([メール]など)をもとに、既存データとの一致が確認されます。一致する見込み客データが見つかった場合は、画像から抽出した新しい情報で更新されます。一致するデータがない場合、該当の画像は処理されず、新しいデータも作成されません。

  • 両方: 1回のインポートで新しい見込み客データを作成し、既存のデータも補完する場合は、この方法を選択します。選択した項目の値が既存の見込み客データと一致する場合、そのデータが新しい情報で更新、補完されます。一致する見込み客データがない場合、該当の画像から新しい見込み客データが作成されます。


メモ
メモ:タブとレイアウトを選択すると、その組み合わせに対応するICRルールがあるかどうかZiaによって確認されます。

タブと項目の選択

  1. 一般項目の抽出対象を選択する欄で、画像から情報を抽出する項目を選択します。
    抽出する一般項目の選択画面

  2. サブフォーム項目の抽出対象を選択する欄でサブフォームを追加します。続いて、サブフォームごとに抽出する項目を選択します。

  3. 書類の形式が統一されていない場合や、組織独自の用語が使われている場合は、[Ziaによる詳細抽出の指示文]を有効にします。項目の内容を区別しにくい場合にも役立ちます。項目を選択し、[指示文]に抽出方法を入力します。たとえば、[支払金額]の項目に対して「小計ではなく、請求合計額を抽出する」と指示します。

  4. [次へ]をクリックします。[処理]に戻る場合は、[前へ]をクリックします。

メモ
メモ:選択したタブとレイアウトに対応するICRルールがアカウントに登録されている場合は、ルールで指定した項目と必須項目が自動で選択されます。

抽出

[抽出]画面では、一括インポートを実行する前に、Ziaによるデータ抽出の精度を確認できます。まず一部の画像からデータを試しに抽出し、結果を確認します。必要に応じて項目の関連付けを調整します。確認した設定は、残りの画像の抽出にも適用されます。

アップロードしたZIPファイルから最大2枚の画像を選び、抽出結果が正しいか確認します。前の手順で選択した抽出対象の項目を変更する場合は、こちらで選択し直してから次へ進みます。処理が完了すると、ZIPファイル内の画像からデータが作成されます。ただし、重複や必須項目の不足などにより、作成されないデータもあります。

左側にはサンプル画像、中央には選択した画像から作成するデータのプレビューが表示されます。右側には[抽出する]ボタンがあります。抽出が完了すると、抽出した情報と対応する項目の関連付けが右側に表示されます。
  1. [抽出する]をクリックします。
    画像からのデータ抽出を試す画面

  2. 右側に表示された抽出結果を確認し、必要に応じて項目の関連付けを調整します。
    抽出結果と項目の関連付けを確認する画面

  3. [次へ]をクリックします。[タブと項目の選択]に戻る場合は、[項目の選択に戻る]をクリックします。

メモ
メモ: 
  • Ziaはアップロードした画像から最大5枚を無作為に選び、抽出結果を試すためのサンプルとして表示します。表示された画像のうち1枚または2枚を選び、試しにデータを抽出できます。アップロードした画像が5枚未満の場合は、すべてがサンプルとして表示されます。その場合も、抽出対象には最大2枚を選択できます。このとき、項目の関連付けには、ユーザーが選択した内容が使用されます。
  • Ziaは画像から検出した文字をすべて抽出するため、レイアウト内の項目に該当しない情報が含まれる場合があります。抽出後に結果を確認し、不要な値の選択を解除します。正確で必要な情報だけを残します。
  • 対象のタブでゼロショットプロンプトを使用している場合、画像内の値とレイアウトで使用する値が一致しないことがあります。たとえば、画像には「神奈川」と記載されているのに、レイアウトの選択肢には「神奈川県」と登録されている場合です。この場合、Ziaによって不一致が通知され、その場で修正できます。選択リストから正しい値を選択できます。管理者であるか、対象のデータのレイアウトを編集する権限がある場合は、その項目に新しい選択肢を追加することも可能です。

割り当て

  1. 割り当てルールに従ってデータの担当者を自動的に割り当てるには、[割り当てルール]を有効にします。

  2. 抽出結果を個別に確認してからデータを登録したい場合は、[データの手動承認]

    を有効にします。サンプル画像の抽出結果だけで判断せず、各データをタブに追加する前に個別に確認できます。承認権限を持つユーザーが確認して承認するまで、データは[承認待ち]の状態で保持されます。

    割り当てと手動承認の設定画面

  3. インポートしたデータに対してワークフロールールや承認プロセスなどを実行するには、[自動化とプロセス管理の処理の実行]を有効にします。この設定は、レビュープロセス、ブループリント、コマンドセンターの処理にも適用されます。

  4. [タスクの割り当て]では、新しく作成したデータの担当者に割り当てるタスクを選択できます。

  5. [送信する]をクリックして、インポートを実行します。[抽出]に戻る場合は、[前へ]をクリックします。 

インポートが完了すると、実行結果が[インポート履歴]に表示されます。CSVファイルのインポート履歴と同様に、インポートの状況や、処理対象外となったデータとその理由を確認できます。

インポート履歴と処理対象外のデータの確認

インポートの結果やZiaが処理しなかったデータを確認するには、[インポート履歴]を使用します。
  1. [設定]→[データ管理]→[インポート]→[インポート履歴]の順に移動します。
  2. インポート履歴には、実行日ごとにインポートの結果が時系列で表示されます。実行時刻、対象のタブ、処理の成否を確認できます。
  3. 確認するインポートの横にある[インポートしたタブを表示する]をクリックします。
  4. 集計表を確認します。タブごとに、Ziaが追加、更新、処理対象外としたデータの件数が表示されます。
たとえば[見込み客]タブに17枚の画像をインポートした場合、追加15件、更新0件、処理対象外2件と表示されることがあります。
インポート履歴の集計画面

Ziaがデータを作成できない場合、そのデータは処理対象外となります。主な原因は次のとおりです:
  • 画像内に必須項目の値がないか、Ziaがその値を抽出できない。そのデータは作成されず、処理対象外となります。
  • [新しい見込み客として追加]を選択していて、重複の確認に使用する項目の値が既存データと一致する。
CSVファイルのインポート履歴と同様に、処理対象外となったデータと、それぞれの理由を[インポート履歴]で確認できます。

既存データの補完/更新

画像からデータを新しく作成するだけでなく、既存のデータにアップロードした画像を使って情報を補完できます。

 

既存データの補完/更新を行うには

  1. 情報を補完するデータを開きます。入力画像の保存先に指定した項目、または別の画像項目に画像をアップロードして保存します。

  2. 画像をクリックします。

  3. プレビュー画面の右上にある[画像からのデータ補完]をクリックします。

  4. Ziaが画像内の文字を認識します。画像から抽出した値と既存の値を確認し、[続ける]をクリックします。

  5. 項目の関連付けが完了すると、データの編集画面に移動します。補完した項目は、確認しやすいように強調表示されます。

  6. [保存する]をクリックして、変更内容を保存します。



メモメモ:データの補完に使用する項目が、ICRルールで選択されていることをご確認ください。

主な内容

  • 複数の画像から1件のデータを作成:最大3枚の画像をアップロードして、1件のZoho CRMデータを作成できます。

  • データの自動抽出:ZiaのICR機能は、アップロードした画像から文字を抽出します。登録済みのICRルールとレイアウトに従って、項目の関連付けを提案します。

  • 項目の関連付け設定の自動反映:選択したタブとレイアウトにICRルールがある場合は、ルール内の設定(項目や指示文)が関連付け画面に自動で反映されます。

  • 抽出結果の確認と編集:データを作成する前に、抽出した値をすべて確認できます。必要に応じて、項目の関連付けを変更したり、抽出対象の項目を追加したり、対象から外したりすることも可能です。

  • 必須項目と入力内容の検証:データの作成時には、必須項目や入力規則が適用されます。これにより、入力漏れや形式の不備を防ぐことができます。

  • ICRルールへの変更内容の反映なし:作成時に行った調整は、元のICRルールには反映されません。調整内容は、現在の抽出処理にのみ適用されます。

制限事項

1件のデータの作成

  • 画像の上限枚数:1件のデータを作成する際にアップロードできる画像は、最大3枚です。

  • 対応するファイル形式:JPEG、PNG、SVG。

  • 抽出精度に影響する要素:

    • 画像の品質(鮮明さ、解像度)。

    • 書類の向きや画像の切り抜き方。

    • 複雑なレイアウトや要素の重なり。

複数件のデータのインポート(ZIP形式)

  • 画面例のように、複数データの一括インポートを行う場合:

    • ZIPファイルのサイズの上限:1GB

    • ZIPファイル内の画像1枚あたりのサイズの上限:画像1枚につき20MB

    • ZIPファイルに含められる画像の上限枚数:50枚

  • 最大50枚の画像を含むZIPファイルをアップロードすると、ZiaのICR機能では次の操作ができます:

  • 一括インポートの前に、サンプル画像を最大5枚表示する。

  • 表示されたサンプルのうち、最大2枚からデータを試しに抽出し、結果を確認する。

  • インポートで作成したデータには、元の画像を保存する専用項目はありません。代わりに、データの[履歴]から画像へのリンクを開き、ダウンロードできます。

  • ICRルールの対象項目に関する制限:既存のICRルールが一部の項目(請求書に記載された単価など)に対応していない場合は、値を抽出できないことがあります。抽出するには、ICRルールの設定で指示文や項目の関連付けを見直す必要があります。

共通の制限事項

  • 抽出の種類:[テンプレート基準]による抽出は、1枚の画像から1件のデータを作成する場合にのみ使用できます。それ以外の場合は、[ゼロショットプロンプト]によって抽出します。
  • 抽出対象の項目:一般項目は、最大15件まで抽出対象として選択できます。サブフォームの項目は、1つのサブフォームまたは3つの表から、合計最大20項目を選択できます。抽出できる行数は、合計20行までです。
  • レイアウトによる違い:項目の関連付けは、選択したレイアウトごとに保存されます。レイアウトを変更すると、必須項目や使用できる項目が変わる場合があります。
  • 手動での確認が必要な場合:複雑な書類や形式が統一されていない書類では、手動で結果を確認し、修正する必要がある場合があります。
  • 言語と文字の制限:日本語などのラテン文字以外の文字、特殊文字、手書き文字については、ICRの設定や対応状況によって抽出精度が異なる場合があります。