Zoho DeskでのAsterisk、Elastix、Avaya Aura® AES電話システムのインストール
Asterisk、Elastix、Avaya Aura® AESといったPBXシステムをZoho Deskに連携させるには、それぞれに対応したアダプターをダウンロードし、設定を行う必要があります。このドキュメントでは、次の情報について説明します：
- システム要件
- インストール作業を開始する前の前提条件
- Asterisk、Elastix、Avaya Aura® AESのインストール手順
システム要件
- Linux OS。OS、PBXシステムともに同じローカルネットワークで動作している必要があります。
- Zoho PhoneBridge（電話連携）アダプターをインストールするシステムにJDK 1.8.xがインストールされている必要があります。
AsteriskとElastix PBXはLinux環境であるため、PBX自体に電話連携アダプターをインストールして、PBXのIPアドレスを127.0.0.1としてアダプターに設定できます。
前提条件
インストール作業の完了に必要な条件は、次のとおりです：
- 管理者権限
- PBXシステムのためのZoho PhoneBridge（電話連携）アダプター
- 認証キー
- PBXの詳細
Zoho PhoneBridge（電話連携）機能を使用するには、Zoho PhoneBridgeアダプターをダウンロードする必要があります。
アダプターをダウンロードするには：
- 上部バーの
（設定）アイコンをクリックし、［経路］欄にある［電話］をクリックします。
- ［電話連携］ページで、インストールするPBXシステムを選択します。
- ［PBXシステム］ページで、［有効にする］をクリックします。
PBXシステムの［設定］タブに移動します。 - ［設定］タブで、［PhoneBridgeアダプターのダウンロード］をクリックします。
インストール手順は、PBXシステムの種類ごとに異なります。自分が所有する各PBXシステム用に個別のアダプターをダウンロードする必要があります。
PBXの詳細
このセクションでは、 Asterix（teleadapters/asterisk/conf/asterisk.properties）
とElastix（teleadapters/elastix/conf/elastix.properties） のPBXシステムのためのPBXプロパティファイルについて説明します：
- asterisk.manager.server：PBXシステムのIPアドレス
- asterisk.manager.username：Asterixマネージャーのユーザー名
- asterisk.manager.password：Asterixマネージャーのパスワード
Avaya Aura® AES （teleadapters/avaya/conf/avaya.properties）PBXシステム：
- avaya.server：PBXシステムのIPアドレス
- avaya.manager.username：Avaya Aura® AESマネージャーのユーザー名
- avaya.manager.password：Avaya Aura® AESマネージャーのパスワード
Asterisk 用Zoho PhoneBridge（電話連携）のインストール
Asterisk用Zoho PhoneBridge（電話連携）をインストールするには：
- Asterisk用のZoho PhoneBridge（電話連携）アダプターをダウンロードします。
- .zipファイルを解凍し、PBXアダプターを実行するマシンに保存します。
このシステムは、PBXシステムと簡単に通信できる必要があります。 - "Zoho/ztiadapter/conf/zti.properties"ファイルを編集し、Zoho Deskのポータル名と認証キー を設定します。
- "Zoho/ztiadapter/teleadapters/asterisk/conf/asterisk.properties" ファイルを編集し、 PBX の詳細を設定します。
- zoho/ztiadapter/binのディレクトリに移動し、nohup sh run.sh &を実行します。
Asterisk用Zoho PhoneBridge（電話連携）サービスが起動します。
Elastix 用Zoho PhoneBridge（電話連携）のインストール
Elastix PBXシステム用Zoho PhoneBridge（電話連携）をインストールするには：
- Elastix用のZoho電話連携アダプターをダウンロードします。
- .zipファイルを解凍し、PBXアダプターを実行するマシンに保存します。
このシステムは、PBXシステムと簡単に通信できる必要があります。 - "Zoho/ztiadapter/conf/zti.properties"ファイルを編集し、Zoho Deskのポータル名と認証キーを設定します。
- "Zoho/ztiadapter/teleadapters/elastix/conf/elastix.properties"ファイルを編集し、PBXの詳細を設定します。
- zoho/ztiadapter/binのディレクトリに移動し、nohup sh run.sh &を実行します。
Elastix用Zoho PhoneBridge（電話連携）が起動します。
Avaya Aura® AES用のZoho PhoneBridge（電話連携）のインストール
Avaya Aura® AES PBXシステム用のZoho PhoneBridge（電話連携）をインストールするには：
- Avaya Aura® AES用のZoho PhoneBridge（電話連携）アダプターをダウンロードします。
- .zipファイルを解凍して、Avaya Aura® AESアダプターを実行するマシン内で保存します。
このシステムは、Avaya Aura® AES PBXシステムと簡単に通信できる必要があります。 - "Zoho/ztiadapter/conf/zti.properties"ファイルを編集して、Zoho Deskのポータル名と認証キーを設定します。
- "Zoho/ztiadapter/teleadapters/avaya/conf/avaya.properties"ファイルを編集して、PBXの詳細を設定します。
- AvayaのWebサイト（こちら）からjtapi-sdk.zipファイルをダウンロードします。
メモ： Avaya DevConnectにログインして、ファイルをダウンロードする必要があります。 - このZipファイルを解凍し、"Zoho/ztiadapter/teleadapters/avaya/lib/" フォルダーにjtapi-sdk/lib/ecsjtapia.jar ファイルをコピーします。
- zoho/ztiadapter/bin ディレクトリー内で、nohup sh run.sh & コマンドを実行します。
Avaya Aura® AES用のZoho PhoneBridge（電話連携）サービスが起動します。
リソース
必要なアダプターは、以下のリンクからダウンロードして、Zoho DeskにPBXシステムを連携できます。
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