スパム返信を減らす方法は？

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フォームの回答に無効な入力が含まれていてお困りですか？信頼性の高いデータコレクションのために、クリーンで正確なデータを取得する方法をご紹介します。この記事では、スパムを排除し、価値あるデータを収集するためのヒントと解決策をお届けします。

スパム回答とは？

スパム回答とは、悪意のある情報や無関係・誤解を招く内容を含む、人間の詐欺師やスパムボットによる不要な入力のことです。

なぜスパム回答を気にする必要があるのですか？

次のようなシナリオを考えてみましょう:

リチャードは自身のWebサイトにオンラインフォームを設置し、見込み客や顧客と接続していました。多くの反響やWebトラフィックの増加に喜んでいましたが、詳細を確認すると、ほとんどの入力が無効または偽物であることに気付きました。本物の見込み客と偽物を区別するのに時間がかかり、状況を改善する方法を探していました。

この問題は連絡先フォームだけに限りません。たとえば、登録フォームでも、参加者数を水増しするために複数回送信されスパムが発生することがあります。スパムはあらゆるフォームで発生しうるため、フォーム管理者はデータコレクション作業が妨害される前に、積極的に対策ツールを活用するべきです。Zoho Forms では、信頼できるフォーム回答を得るために、以下のスパム対策機能を提供しています:

ダブルオプトイン

フォームを一般公開したりWebサイトに埋め込んだ場合、不要な回答が届く可能性があります。スパマーはよく偽または無効なメールアドレスを使用して回答を送信します。ダブルオプトインは、フォーム送信前に回答者のメールアドレスを検証し、認証を行う仕組みです。

フォームに入力されたメールアドレス宛にメールが送信されます。
回答者はメール内のリンクをクリックし、オプトイン確認ページで「確定」を選択することで、フォームの回答を正常に送信できます。
この追加手順により、偽物のメールアドレスを使った場合や、ほとんどのボットやスパマーによるスパム回答を防ぐことができます。

OTP認証

OTP認証は、ユーザー本人であることを確認し、受け取った回答が有効であることを保証します。スパム回答を減らす最も簡単かつ効果的な方法の一つです。OTP認証を完了した後にのみ、ユーザーはフォームへアクセスできます。ワンタイムパスワードは、SMS、メール、またはWhatsApp経由で送信する方法から選択できます。

画像認証（CAPTCHA）

画像認証（CAPTCHA）は、人間と自動化されたボットを区別するためのセキュリティ対策です。フォームの最後にテキストベースの画像認証（CAPTCHA）や「私はロボットではありません」チェックボックスを設置することで、スパム回答を減らします。これらは人間にとっては簡単ですが、ボットには比較的困難です。

Zoho Forms では、以下の3種類の画像認証（CAPTCHA）を提供しています。

追加機能：

特定ドメインの制限

不要な回答は、特定のドメインからのフォーム回答を制限することでもコントロールできます。メール項目のプロパティでドメインバリデーションの「特定ドメインの制限」を選択して設定します。これにより、指定したドメインのアドレスからのフォーム送信を制限できます。

1名につき1回の送信に制限

スパム回答は必ずしもボットによって作成されるわけではなく、個人が複数回送信することで誤った情報につながる場合もあります。Zoho Forms でプライベートに共有されたフォームの場合、「設定」内のフォーム利用条件で「1名につき1回の送信に制限」を有効にすることで、同じ回答者から複数回の送信を防止できます。

どのスパム対策機能を使用すればよいですか？

以下の提案をご覧ください。

フォーム種類	目的	値	スパムリスク	機能の提案
連絡先フォーム	基本情報やフィードバックを収集	低い	中程度	画像認証（CAPTCHA）または1回のみ送信制限（非公開共有の場合）
ニュースレター登録フォーム	継続的なコンテンツ更新のためにメールアドレスを収集	中	高い	ダブルオプトインまたは画像認証（CAPTCHA）
登録フォーム	参加のための詳細を収集	中〜高	中程度	ダブルOPT-IN または画像認証（CAPTCHA）またはOTP認証