Zoho Forms の conditional formula 設定を利用すると、回答内容に基づいて特定の計算を自動で実行するフォームを構築できます。あらかじめ定義された条件は簡単に設定でき、ユーザーのニーズに合わせたフォーム作成が可能です。Conditional Formula を使えば、データに基づく計算やカスタマイズされた自動入力支払いを行うことができます。これにより、顧客ごとに計算結果に基づいた独自の支払い額を提示でき、個別対応の手間を省くことができます。

これは、Excelで使用するIfやElse条件と似ています。条件が真の場合は指定の数式計算を実行し、無効の場合は次の条件へ進みます。

複数の条件を設定することもでき、項目ごとに異なる回答内容に応じて個別の計算を実行できます。

より理解を深めるため、以下のようなシナリオを例に挙げます。

1. シャツを5枚より多く購入した場合、合計購入金額から50%の割引を適用する
   

出力を確認して、これらの例のいくつかをどのように設定するかご覧ください。

設定

1. フォームにFormula項目を追加します。追加方法の詳細は詳細 項目をご参照ください。
   
2. ポップアップ画面で、をクリックします。          
   
3. Conditional Formulaのポップアップで、必要なロジックを設定します。
   
4. ドロップダウンからすべてまたはAnyを選択します。
   
5. 条件を追加する場合は、アイコンをクリックします。
   
6. Perform when なし of the conditions is metの項目では、いずれの条件も真とならない場合に実行される式を設定します。これは初期設定式とも呼ばれます。
7. 条件を削除する場合は、アイコンをクリックします。
   
   
   
   

メモ:

1. 無料プラン:各フォームにつき最大10件のルールを追加できます。各ルールには最大10件の条件を設定できます。
2. 有料プラン:各フォームにつき最大30件のルールを追加でき、各ルールには最大15件の条件を設定できます。

例

シナリオ 1: クーポン番号 DISCOUNT20 を適用し、購入時の料金の合計から20%を割引します。

シナリオ 3: 従業員の年間売上範囲に基づいて税金を決定します。

対応オペレーター

条件付き数式による計算の詳細は、よくある質問（FAQ）をご参照ください。