ZMAで連絡先がスキップされたり、ジャーニーに追加されなかったりする原因はさまざまです。以下では、問題に適切に対処できるよう、原因を分類して説明します。
メール配信に関する問題
メールポリシーの上限超過
メールポリシーで連絡先が受信できるメール数が制限されていて(例:連絡先1件につき1通または2通)、その上限に達した場合、連絡先はメール配信の自動処理でスキップされます。そのため、それ以降のメールは配信されません。連絡先が上限の範囲内でメールを受信できるよう、メールポリシーの設定を確認してください。
コンプライアンスチームによる内容の未承認
メールがZMAのコンプライアンスチームから承認されなかった場合、連絡先はスキップされます。配信上の問題を防ぐため、メールの本文がコンプライアンスガイドラインに準拠し、承認されていることを確認してからジャーニーを開始してください。
連絡先がマーケティング対象外に設定されている状態で、ジャーニーからマーケティングメールを配信しようとすると、その連絡先はスキップされ、メール配信の要素には追加されません。そのため、メールは受信されません。メールを正常に配信するには、連絡先をジャーニーに追加する前に、連絡先の登録設定をマーケティング対象に更新してください。
トピックの不一致
連絡先に割り当てられているトピックが、ジャーニー内のメールキャンペーンで選択したトピックと異なる場合、その連絡先はスキップされます。メールは、キャンペーンに割り当てられた特定のトピックに同意している連絡先にのみ配信されます。スキップを防ぐため、連絡先のトピック設定がキャンペーンの設定と一致していることを確認してください。
メールアドレスのない電話経由の見込み客
連絡先にメールアドレスがなく、電話番号しか登録されていない場合、その連絡先はメール配信の要素でスキップされます。ジャーニーを開始する前に、連絡先に有効なメールアドレスが登録されていることを確認してください。
CRMでの同意の未取得
連絡先の同意ステータスがZoho CRMで更新されていない、または未入力の場合、その連絡先はスキップされ、メール配信の要素には追加されません。メールは、有効な同意データがある連絡先にのみ配信されます。同意が適切に取得され、更新されていることを確認してください。
トピックの配信停止
連絡先がジャーニー内のメールキャンペーンに関連付けられたトピックの配信を停止している場合、その連絡先はスキップされます。メールは、選択したトピックに登録している連絡先にのみ配信されます。ジャーニーを開始する前に、連絡先のトピック設定がキャンペーンと一致していることを確認してください。
トピックへの未登録
連絡先がどのトピックにも登録していない場合、その連絡先はスキップされます。
メールクレジットの上限到達
メールクレジットの上限に達した場合、連絡先はスキップされ、メール配信の要素には追加されません。メールキャンペーンの配信を続けるには、十分なメールクレジットを用意するか、プランをアップグレードしてください。
SMS配信に関する問題
送信元アドレス(電話番号)が設定されていない、または正しい形式になっていない場合、連絡先はスキップされ、SMS配信の要素には追加されません。ジャーニーを開始する前に、送信元の電話番号が正しく設定され、必須の形式を満たしていることを確認してください。
連絡先がSMS配信を停止している場合、その連絡先はスキップされ、SMS配信の要素には追加されません。そのため、連絡先にSMSは配信されません。登録中の連絡先のみがジャーニーに含まれていることを確認してください。
サポート対象外の国
Zoho Marketing Automationの独自ゲートウェイでは、米国、カナダ、インド、サウジアラビア(近日対応予定)の連絡先にのみSMSを配信できます。連絡先の国がSMS配信に対応していない場合、その連絡先はスキップされ、SMS配信の要素には追加されません。その他の国に配信するには、その地域に対応する外部のSMSゲートウェイと連携する必要があります。メッセージを正常に配信できるよう、ジャーニーを設定する前に対応する国のリストを確認してください。
無効な電話番号
連絡先の電話番号が無効である、または必須の形式になっていない場合、その連絡先はスキップされ、SMS配信の要素には追加されません。スキップを防ぐため、電話番号が正しい形式になっており、
E.164形式に準拠していることを確認してください。
カスタム項目の削除
SMSテンプレートに削除済みのカスタム項目が含まれている、または連絡先のカスタム項目が空の場合、その連絡先はスキップされ、SMS配信の要素には追加されません。SMSメッセージを配信する前に、必須のカスタム項目がすべて存在し、入力されていることを確認してください。
重複する電話番号
複数の連絡先に同じ電話番号が登録されている場合、SMS配信の要素に追加されるのは1件のみで、その他の連絡先はスキップされます。SMSの配信先となる連絡先は、システムによってランダムに1件選択されます。正しい配信先にメッセージを配信できるよう、ジャーニーを開始する前に、各連絡先に一意の電話番号が登録されていることを確認してください。
SMSクレジットの上限到達または期限切れ
SMSクレジットを使い切った場合、またはプランが期限切れの場合、連絡先はスキップされ、SMS配信の要素には追加されません。ジャーニーを開始する前に、十分なSMSクレジットがあるか、利用プランが有効であることを確認してください。
ゲートウェイの認証エラー
SMSゲートウェイで認証エラーが発生した場合、連絡先はSMS配信の要素でスキップされます。SMSを正常に配信できるよう、SMSゲートウェイの設定を確認してください。
WhatsAppメッセージの配信に関する問題
電話番号の未登録
連絡先にモバイル番号が登録されていない、または登録された番号がWhatsAppに関連付けられていない場合、その連絡先はスキップされ、WhatsAppメッセージの配信の要素には追加されません。連絡先のモバイル番号の項目に有効な番号が保存され、その番号がWhatsAppに登録されていることを確認してください。
無効な電話番号
連絡先のモバイル番号が正しい形式になっていない場合、その連絡先はスキップされ、WhatsAppメッセージの配信の要素には追加されません。スキップを防ぐため、正しい国コードを含め、番号が必須の形式に従っていることを確認してください。
WhatsAppクレジットの不足
利用可能なWhatsAppクレジットが不足している場合、連絡先はWhatsAppメッセージの配信の要素でスキップされます。Metaのメッセージ料金が適用され、WhatsAppメッセージの配信には十分なクレジットが必要です。ジャーニーを開始する前に、アカウントに十分なクレジットがあることを確認してください。
見込み客のステージに関する問題
無効な見込み客のステージへの割り当て
見込み客を無効なステージに割り当てようとすると、その連絡先は見込み客のステージの更新要素でスキップされます。ジャーニーを開始する前に、割り当て先の見込み客のステージが有効であることを確認してください。
削除済みの見込み客のステージへの割り当て
連絡先の移動先として削除済みの見込み客のステージが設定されている場合、その連絡先は見込み客のステージの更新要素でスキップされます。ジャーニーを設定する前に、見込み客のステージが存在し、有効であることを確認してください。
登録情報の管理に関する問題
権限の不足
連絡先の登録設定をマーケティング対象に変更するなど、処理の実行に必要な権限がユーザーにない場合、連絡先はスキップされます。登録情報の管理やその他のCRMでの処理には、特定の権限が必要です。ジャーニーを設定する前に、ジャーニーに含まれる処理の実行に必要な権限があることを確認してください。
登録設定の変更上限超過
Zoho Marketing Automationでは、連絡先の登録設定を1か月以内に変更できる回数(例:マーケティング対象外からマーケティング対象への変更、またはその逆)に上限があります。この上限に達すると、連絡先はスキップされます。変更可能な回数は利用プランによって異なります。登録情報を継続して更新できるよう、ジャーニーを設定する前に、利用プランの変更回数の上限を確認してください。
Zoho Marketing Automationの利用プランで許可されているマーケティング対象の連絡先数が上限に達した場合、追加の連絡先はスキップされ、登録情報の管理要素には追加されません。マーケティング対象の連絡先を引き続き追加するには、プランをアップグレードするか、上限の範囲内に収まるよう既存の連絡先を管理してください。
ジャーニーの管理に関する問題
移動先のジャーニーですでに連絡先が有効になっている場合、その連絡先は別のジャーニーへの移動要素でスキップされます。連絡先を移動する前に、移動先のジャーニーで再登録が許可されていることを確認してください。
Zoho CRMで必須の項目が連絡先に入力されていない場合、その連絡先はジャーニーのデータを登録する要素でスキップされます。Zoho CRMの必須項目は、項目名のボックスの左側に赤い線で示されます。これらの項目は、Zoho CRM→[設定]→[タブと項目]→(タブを選択する)で確認できます。
Zoho CRMから連絡先を削除した後、ZMAから同じ連絡先をZoho CRMへ再度登録しようとすると、その連絡先はデータを登録する要素でスキップされます。
Zoho CRMのカスタムタブにデータを登録するようデータを登録する要素を設定した後、そのカスタムタブを削除すると、連絡先はスキップされます。データの登録を開始する前に、カスタムタブがZoho CRMに存在することを確認してください。
文字数の上限を超える項目値を含む連絡先をZoho CRMへ登録しようとすると、その連絡先はスキップされ、データを登録する要素には追加されません。データの登録を開始する前に、すべての項目値がZoho CRMの文字数制限を満たしていることを確認してください。
Zoho CRMの見込み客タブに連絡先を登録するようデータを登録する要素が設定されていても、その見込み客がすでに連絡先に変換されている場合、連絡先はスキップされます。
Zoho CRMの項目に、Zoho Marketing Automationとは異なる種類のデータが関連付けられている場合、連絡先はスキップされます。連絡先がスキップされないよう、両サービス間で項目の種類が一致していることを確認してください。
不明な問題、予期しない設定上の問題、またはアカウント固有の制限により、連絡先がスキップされることがあります。問題が解決しない場合は、Zoho Marketing Automationサポートにお問い合わせください。