概要
カスタム関数を使用すると、共有、移動、コピー、項目の更新、アクセス制限といった標準のワークフローアクションを超えた高度な自動化を WorkDrive のワークフローに追加できます。
カスタム関数を使用すると、次のことができます:
- Deluge スクリプトを実行して、複雑なファイル管理ロジックを自動化する
- WorkDrive を他の Zoho 製品やサードパーティアプリケーションと連携する
- WorkDrive コネクションを使用して REST API 経由でデータを送受信する
- 高度な複数ステップのワークフローアクションを自動的に実行する
ファイルやフォルダーがワークフロー条件を満たすと、WorkDrive は関連付けられたカスタム関数を実行し、スクリプトで定義された処理を自動で行います。
カスタム関数はDeluge スクリプト言語で作成されます。これにより、開発者はデータ処理、WorkDrive コンテンツの更新、外部サービスとの連携を柔軟に実装できます。
カスタム関数を作成する
WorkDrive のカスタム関数は Deluge で記述され、管理コンソール > カスタム関数 セクションに保存されます。これらの関数は、チーム内の任意のワークフルールに関連付けることができます。
メモ: カスタム関数を作成および管理できるのはチーム管理者のみです。
カスタム関数を作成する手順:
- 管理コンソール > カスタム関数 に移動します。
- + 新しい関数 をクリックします。

- 関数の作成 フォームで、次の項目を入力します。
- 関数名(コード内で使用)
例: calculate_storage_cost
メモ: 関数名は英字またはアンダースコアで始める必要があり、使用できるのは英字、数字、アンダースコアのみです。50 文字以内で指定してください。
- 表示名(一覧に表示)
例: Calculate Storage Cost
- 説明(任意)
関数の処理内容を簡潔に記載します。
- 作成 をクリックして、Deluge スクリプトエディターを開きます。
- エディターで関数ロジックを記述します(下記「カスタム関数をプログラムする」を参照)。
- 保存 をクリックして変更内容を保存します。
メモ: カスタム関数を自動実行するには、後で必ずワークフルールに関連付ける必要があります。
カスタム関数をプログラムする
カスタム関数は Deluge(Data Enriched Language for the Universal Grid Environment) によって動作します。Deluge を使用して、ワークフローデータの読み取り、計算処理、WorkDrive API の呼び出し、コネクションを介したサードパーティサービスとの連携などを行うことができます。
Deluge スクリプトエディターの利用
WorkDrive のカスタム関数エディターには、次の機能があります:
- スクリプトを記述するペイン
- 動的パラメーター用の参照フィールド候補
- 自動構文検証
- 引数(string 型および int 型)のサポート
- テスト実行時のコンソールログ
カスタム関数をテストする
カスタム関数をワークフローに関連付ける前に、関数エディターから直接テストできます。
カスタム関数をテストする手順:
- 管理コンソール > カスタム関数 から対象の関数を開きます。
- 保存してテスト をクリックします。

- 関数に引数が定義されている場合は、テスト値を入力するダイアログが表示されます。
- 確認 をクリックして関数を実行します。
- コンソールペインで結果を確認します。
- 実行ステータス(成功 / 失敗)
- 処理時間
- ログおよびデバッグ出力
これにより、ロジックの検証、API エラーの検出、関数の動作確認を行うことができます。
カスタム関数をワークフルールに関連付ける
作成したカスタム関数は、ワークフルールに関連付ける必要があります。レコードがワークフルールの条件に一致してルールがトリガーされると、関連付けられたカスタム関数も自動的に実行されます。
カスタム関数をワークフルールに関連付ける手順
- 管理コンソール > ワークフロー に移動します。
- 新しいワークフローを作成するか、既存のワークフローを編集します。
- その他のアクション で、カスタム関数を実行 を選択します。

- 一覧から対象の関数を選択します。
- 関数に引数がある場合:
各引数を固定値にマッピングするか、「#」セレクターを使用してワークフローの動的値を割り当てます。サポートされるワークフローの動的値については、こちらを参照してください

- 保存 をクリックします。
カスタム関数を管理する
作成したすべてのカスタム関数は、「カスタム関数」ホームページに一覧表示されます。
- 管理コンソール > カスタム関数 にアクセスして、カスタム関数の画面を開きます。
- 関数名の横にある その他の操作 アイコン(…)をクリックして、利用可能な管理オプションを表示します。
- 利用可能なオプション:
- 関数を編集: 関数、スクリプト、メタデータを変更します
- 削除: ワークフローに関連付けられていない関数を削除します
メモ:
- カスタム関数がワークフローに関連付けられている場合、その関数を削除することはできません。
- 削除する前に、すべてのワークフローから当該関数を削除する必要があります。
制限事項